かんばら宏一郎と前向きひろば
 

かんばら宏一郎
若い力で、新しい政治を実現します!


連 絡 先
前向きひろば
- Positive Square -
代表 : 神原 宏一郎

〒560-0021
豊中市本町3-1-20
エルビル2階

E-mailは こちら ⇒ E-mail
日記
かんばらと前向きひろばの日常の一部をお伝えしていきます
  2009/5/31  受けてみました議員力検定!!

今日は、大阪市内で開かれた『議員力検定』を受検してきました。

以前にもこの日記で記載しましたが、議員力検定は、何人かの大学教授が共同代表となって設立した議員力検定協会が実施する試験です。私たちが毎日の生活を送っているこの社会のルールは、政治の場で決められています。そして民主主義社会における政治の基本となっているのが議会政治です。

議員力検定は、民主主義の基本である議会政治をはじめ、広く政治の仕組みを「検定」を通じて学んでいこうというものです。この検定で学ぶことにより、政治に参画していくきっかけや、さらには議会という仕組みを市民として、あるいは議員として使いこなしていく力を養っていくというのがこの検定の目的です。

「誰かに任せるのではなく、私たちひとりひとりが地域や国のありかたを考え、市民と議員相互の「力」を高めあい、共有していくことが、いま大切ではないか」と訴える協会の考えは私も共感します。

ということで、どういった検定かも分かりませんでしたが、とりあえず何事も「百聞は一見に如かず」ということで挑戦してきました。正直言って、難しい問題もありました。後日、結果等についても記載したいと思います。

明日の朝は豊中駅前でつながり通信6月号を配る予定です。

  2009/5/30  ヒメボタルみ〜つけた。

今日は、中央公民館に行き、豊中市民さつき展を見学しました。豊中さつき会の方々の育てられたさつきの数々を見させて頂きました。今月中旬に開かれていたバラ展同様、大変見事な作品が多数展示されていました。

その後、事務所に戻って事務作業をしていました。

夕方からは、野畑図書館に行き、『みんなで守り育てよう とよなかのヒメボタル〜ヒメボタル学習会と現地観察会』に参加しました。直前の豪雨で少し心配しましたが、無事に決行されて良かったです。

最初に約1時間半ほど、ヒメボタルの生息についての話を伺った後、実際にヒメボタルの生息地に案内され、観察させて頂きました。

勉強会では、ゲンジボタルやヘイケボタルとヒメボタルの違いについて伺ったりと知らないことをたくさん教えていただきました。現地観察会では、これまで豊中にヒメボタルが生息しているという話は伺っていたのですが、実際に見るのは初めてだったので、生のヒメボタルを見ることが出来て、とても貴重な経験をさせて頂きました。

ここで今日学んだホタルについて少しだけ書いておこうと思います。

世界中で蛍は2000種いると言われていて、日本には46種の蛍がいるそうです。

ゲンジホタルやヘイケボタルは比較的聞きなじみがあるかも知れませんが、ヒメボタルはあまり知られていないと思います。ゲンジボタルやヘイケボタルとヒメボタルとの大きな違いは、ゲンジボタルやヘイケボタルが水辺に生息する一方で、ヒメボタルは陸生だということです。ちなみに、ヒメボタルはメスが後ろ羽が退化して飛べないために、住む場所を変えることはありません。

2,30年前には豊中のあちらこちらにヒメボタルはいたそうですが、開発によって今では春日町3丁目だけになってしまったそうです。

  2009/5/29  豊中市にもあります。プレミアム商品券!!

今日は午前中、他市の議員と情報交換をしたり、事務所で資料作成をしたりしていました。

午後からは、市役所に行き、市民の方から頂いた質問について問い合わせたり、自分自身が調査していることについて、確認したりしていました。

事務所に戻ると市民の方が来られていて、お茶をしながら話をさせて頂きました。

さて、豊中市は、先週末より『定額給付金消費拡大キャンペーン』を実施しています。実施期間は、2009年5月23日(土)〜7月20日(月祝)です。主な目的は、定額給付金を市内の消費拡大につなげ、市内商業、地域経済振興につなげることで、豊中市と商工会議所が協力して行います。

キャンペーン期間中、市内8か所に設置するスタンプを3つ集めて、応募すると抽選で賞品が当たる『とよなかスタンプラリー』が実施されています。さらに、市内各地の商業団体等による販売促進イベントも予定されています。いくつかの商店街では、金券・プレミアム商品券の販売も行われています。

このキャンペーンの概要については、新聞の折り込みチラシを市内約16万世帯に配布したり、広報とよなか5月号やケーブルテレビ、豊中市や商工会議所のホームページで、周知が図られています。お得なイベントが多数盛り込まれていますので、ぜひご活用ください!!

  2009/5/28  前納報奨金制度の廃止について

今日は朝から事務所で、文書作成や資料の読み込み、つながり通信作りをしていました。また、市民の方から頂いた質問を調べたり、担当課の職員の方々に問い合わせをしたりしていました。

午後からは吹田市役所に行き、関西若手議員の会の役員会に参加しました。今年は、関西若手議員の会の政策部会副部会長として活動しています。今年度の部会活動をどのように進めていくかなどを話し合いました。

さて、今日は市民の方から寄せられた質問から情報提供をしたいと思います。質問の内容は「先日、固定資産税を払いに行きましたが、何年か前までは一括で払えば微々たる金額ですが優遇措置があり、安くなったと記憶しています。なぜ廃止されたのでしょうか?市や府は払える人から多く税金を取り、取れない(とりようのない)人はそのままほったらかしのような気がします。税の公平さを保つために、もっと厳格にしていただきたいと思います。」というものでした。

実際に市・府民税及び固定資産税などを第1期分の納期に全期分を前納した場合に交付されていた前納報奨金は平成18年度から廃止になっています。理由としては、市の財政状況が厳しくなってきた中での行財政改革の一つだそうです。(報奨金廃止により約1億3千万円の歳出減となったそうです。)

また、他の自治体も軒並み、報奨金制度を廃止にし出したことや、廃止した自治体の市税・固定資産税の徴収率にあまり影響がなかったことが理由だそうです。(豊中市の場合、報奨金のあった平成17年度の市税、固定資産税の徴収率はそれぞれ91.5%、91.0%で、報奨金制度が廃止された平成18年度の市税、固定資産税の徴収率は、92.7%、91.9%と、徴収率に影響はなかったそうです。)

その他にも、「前納できる方と言うのは、比較的お金に余裕のある方であるということ。」、「サラリーマンの方などで給与から天引き(特別徴収)をされている方は、前納が出来ず、報奨金が受けられないなど、誰もが受けられる制度ではない」などの理由もあったようです。

ちなみに、今年度より国民健康保険料の前納報奨金制度(第1期の納期限内に年額を一括納付した場合、2期〜10期の保険料の1%の報奨金を交付する制度)も廃止となりました。後期高齢者医療制度や介護保険に報奨金がないことなど、世代間の公平性を図るためとのことでした。

ここからは、私見ですが、報奨金制度があることは、納税者、保険料納付者にとっては非常に有り難く、嬉しい制度だったと思います。しかし、財政状況についても一定は考慮する必要があるとは思います。実際に、合計で毎年約1億3千万円もの報奨金が支給されていたのです。約1億3千万円もの税収を確保することは大変なことです。

報奨金制度を活用しておられた方の中には、廃止に対して、疑問や不満を持たれる方は当然おられると思いますが、実際には気持ちは別として、多くの方が廃止になってもきっちりと支払いをされておられます。私もこれまで、報奨金制度があるという理由で、なるべく前納で一括支払いをしてきましたが、報奨金制度が廃止になったからとはいえ、税金や保険料を払う気がなくなるということはありません。ただ、報奨金制度がないのであれば、前納一括支払いは避けるかも知れませんが・・・。

その一方で、税や保険料を払えるのに払わない方に対しての徴収体制に対しては、より一層厳格にしていく必要があると私も思います。非常に厳しい経済・社会状況の中、払えるのに払わないのか、払う気があるけど払えないのかといった個々人の事情を綿密に把握する必要があるとは思いますが、是非とも、税や保険料などの公平性の確保と言う観点から、しっかりと取り組んで頂きたいと考えています。

調べると、市税の未収額ですが、2007年度決算で約12億7500万円。内訳は金額の大きいものから、市民税:約7億7000万円、固定資産税:約3億8000万円、都市計画税:約1億200万円。

あくまで、これは、当年度分だけの話で、過年度分や滞納繰越分を含めると、とんでもない額になります。当年度分は約12億7500万円ですが、過年度分や滞納繰越分を含めると約44億8300万円にものぼります。そのうち、市税が約23億800万円、固定資産税が約16億5500万円。市税の徴収率は現在、93.0%となっております。

ちなみに、国民健康保険料については、2007年度決算で約22億円の未収となっており、滞納繰越分と合わせると、約48億6000万円にのぼります。国民健康保険料の収納率は当年度分のみで、約85%です。

その他にも、市営住宅の家賃、上下水道料金、保育所の保育料、小学校の給食費、市民病院の診察代・治療代などなど、様々な料金の滞納や不払いは発生しています。

きっちりと税などを払っておられる方からすると、払わない方に対して、不満や不公平感を抱かれる気持ちは十分理解できます。ただ、行政としては、税や保険料などを滞納されている方々の状況を綿密に調査した上で、対応する必要があると思います。

  2009/5/27  まだ続く、市のイベント中止のお知らせ

今日は一日、事務所で資料整理やつながり通信作り、文書作成や、市民の方からの質問を担当課に問い合わせるといったことをしていました。

事務所に市民の方が来られて意見交換、情報交換をしたりもしました。

夜は、千里文化センター「コラボ」に行き、ごみ問題学習会に参加しました。豊中市の(仮称)新リサイクルセンターについて、参加された他の自治体の議員などから、ご意見や情報、提案を頂きました。いくつか宿題も与えていただきましたので、これから資料を読み直したり、担当課の職員の方々に質問したいと考えています。

さて、私も楽しみにしていた原田南1丁目地先で6月5日から7日に開催を予定されていた『蛍の夕べ』が新型インフルエンザ感染の拡大を防止する目的で、本年度は中止となりました。非常に残念です。

  2009/5/26  夏季ボーナスカット!!

今日も朝から、事務所に行き、資料整理や文書作成などをしました。昼前に議会控え室に行き、いくつかの部署の職員の方々に質問をして回りました。

午後からは、豊中市議会5月定例会に参加しました。

まずは大阪府都市競艇組合議会議員の選挙、豊中市伊丹市クリーンランド議会議員の選挙、豊中市箕面市養護老人ホーム組合議会議員の選挙がそれぞれ行われ、議長による指名推薦で各議員が選出されました。その後、農業委員会の委員が議長による指名推薦で選出されました。

一旦、休憩となり、その間に、各常任委員会や特別委員会の委員長、副委員長の選出などが行われました。

再開後に、監査委員選任の同意を求めることについてや人権擁護委員推薦の諮問について、平成21年度豊中市一般会計補正予算案、平成21年度豊中市国民健康保険事業特別会計補正予算案、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の設定についてが議題として挙げられ、各議員から質疑や討論がありましたが、全議案ともに全会一致で可決されました。

その中で、『一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例』について記載しておきます。この条例によって、今年の6月期末・勤勉手当(夏季ボーナス)の支給月数が0.2月分(再任用職員は、0.1月分)引き下げられます。通常、夏季ボーナスは、月給の2.15か月分(期末手当:1.4か月、勤勉手当:0.75か月)となっています。それが、今年の夏季ボーナスは、1.95か月分(期末手当:1.25か月、勤勉手当:0.7か月)となるのです。

夏季ボーナスカットによる影響額は、特別職・一般職(再任用職員、任期付職員を含む)合わせて、3億3千万円。職員一人当たりに換算すると、8万3千円のカットになります。

この条例と関連して、市長・副市長、教育長、議員などの特別職のボーナスもカットとなりました。ちなみに、議員も現行の2.125か月分から0.2ヶ月分カットの1.925か月分となり、一議員あたり16万3200円の減額となります。議長・副議長も合わせ全議員の削減総額は591万3600円となります。

さて、私自身、今日は質疑や討論をしなかったのですが、質疑をしようか迷っていた議案があります。『人権擁護委員推薦の諮問について』です。この諮問は、市長が人権擁護委員の候補者を法務大臣に推薦する際に、その候補者について議会の意見を求めるというものです。

実際、人権擁護委員法第6条第3項によると、「市町村長は、法務大臣に対し、当該市町村の議会の議員の選挙権を有する住民で、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある社会事業家、教育者、報道新聞の業務に携わる者等及び弁護士会その他婦人、労働者、青年等の団体であって直接間接に人権の擁護を目的とし、又はこれを支持する団体の構成員の中から、その市町村の議会の意見を聞いて、人権擁護委員の候補者を推薦しなければならない。」となっています。

とはいえ、市長が候補者として挙げてこられた全ての方を各議員が存じ上げているわけでもありません。そのため、市長からは、各候補者の学歴や経歴の概略が提出されているのですが、それでも、お会いしたこともお話したことも無い方をどう判断すればよいのか疑問です。どういったケースで、どのような意見が議員から出されるというのでしょうか?ちなみに、これまでに1度もこの件について議員から意見が出されたことは無いそうです。

市長が候補者として挙げてこられた方々を学歴や経歴で判断することは困難であると同時に、それでも議会において候補者の方々を適任と認めるわけですから、この候補者の方々に何らかの不祥事や問題が起こった場合、一定の責任が議会、言い換えると各議員に負わされるということになると思います。

当然と言えば当然なのですが、制度として問題があると思いますし、議会に対して意見を求めるのであれば、もう少し意見の出しやすい判断資料を提出してもらいたいものです。

夜は元インターン生と食事をしました。近況報告や思い出話などなど、普段はなかなか話せない話ができて楽しかったです。

  2009/5/25  市の職員を外郭団体へ派遣することについて

今日は朝から事務所に行き、つながり通信6月号を作成したり、週末の間に依頼されていた作業を行ったりしました。その後、議会控え室に行き、調べごとをしたり、職員の方に質問をしたりしていました。

午後からは、事務所に戻り、再び事務作業をしていました。

さて、つながり通信6月号でも記載予定ですが、外郭団体への市職員の派遣について、私は、何のために派遣しているのか全く理解が出来ません。豊中市は公営的法人(主に財団法人)など合計約10団体へ市職員(約35人)派遣しています。

市職員の派遣については、派遣先団体の目的、業務の性質など総合的に判断して、特に人的援助が必要な場合に派遣することとなっています。しかし、団体職員よりも給与の高い市職員を派遣する必要性の感じない業務もあります。

私は、本当にその業務が市職員を派遣してまで、やるべきものなのかを厳格に精査すべきだと思いますし、民間活力が十分に活かされていない事業、団体職員で十分対応できる事業が存在していると思っています。

  2009/5/24  子どもたちと稲作体験

今日は朝から事務所のスタッフやシングルマザーの親子、元インターン生や知人、友人たちとともに能勢の農家のもとへ行き、稲作(田植え)体験をしました。



生まれて初めての田植え体験と言うこともあって、また一緒に参加した子どもたちも田植え初体験ということで、田んぼに入るとまずは、泥だらけになるまで走り回り、泥をつけあったりしました。その後、ついた泥を洗い流すことも兼ねて、近くを流れる川に入り、川遊びをしました。



その後、ようやく田植え体験を始めました。思ったよりも簡単には出来るものではありましたが、次第に肩や腰が痛くなり始めるなど、やっぱり手作業だけで行うことは非常に大変なことだと痛感しました。



全部で、約35アール(3反半)ある田んぼのわずかの部分を手作業で田植えを行いましたが、当然のごとく大半は田植え機を使って田植えをしました。



各自で持参したお弁当を参加者みんなで食べた後、近くの畑で実っていたいちごを頂きましたが、めちゃくちゃおいしかったです。

無農薬での稲作を行っていますので、今後、稲刈りまでに何度も草抜きを行う必要がありますが、機会があれば、参加したいと思っています。田植えよりも草抜きの方が大変との話でしたが・・・。

  2009/5/23  忘れてませんか!?定額給付金

新型インフルエンザの影響で市内で予定されていた催し物が軒並み延期や中止となったため、今日は自宅や事務所で、資料を読んだり、つながり通信6月号を作成したりしていました。

さて、定額給付金の給付状況について、定額給付金実施本部から情報提供がありましたので、お知らせします。豊中市では、4月6日に定額給付金の申込書(17万8280通)を対象世帯に発送し、4月8日から申込書の受付を開始し、4月28日より口座振込を順次行っています。

現在のところ、申し込み総数が15万1697件(全体の85.1%)に対し、給付済み総数が9万4746件(申込み数に対して62.5%)となっています。

ただ、申込をされた世帯のうち、未給付世帯が約5万7千世帯おられます。さらにさらに、未だに申込をされていない世帯も約2万6500世帯おられます。申込期限は10月8日(消印有効)となっていますので、ご注意ください。

尚、現金給付は6月17日より開始予定となっています。

  2009/5/22  市内施設の臨時休業解除のお知らせ

今日は朝から市役所に行き、市の職員の方々が受けられている健康診断を職員の方々に混じって受けさせて頂きました。なかなか時間をとってまで、わざわざ健康チェックを行うことがないので、この健康診断は一年に一度、自分の体をチェックする非常に良い機会だと思っています。

午後からは、5月定例会の本会議に参加しました。今年度の副議長が選挙の末、選出されました。選挙のやり方、選出方法は議長選挙と同様にいくつか疑問点がありますが・・・。

一昨日の議長選挙について、私見として、選出の仕方やあり方について述べさせて頂きましたが、どうしても好意的に見ること、考えることはできません。「本会議場で正式に選挙をして決めているので、何ら問題ない」とのことなのですが、市民からするとあまりにも分かりにくく、結局は市民とは遠く離れたところ(実際には各会派の幹事長会)で隠密的調整によって候補者が内定されているのです。本会会議場で各議員の投票による選挙とは言っても、完全に出来レースです!!

とは言え、このままでは何も変わりませんので、今年の議会改革検討委員会に、議長選挙・副議長選挙における立候補制の導入を要望したいと思います。ちなみに、写真は、形式的に行われている議長・副議長選挙の模様です。選挙をする前から誰が選ばれるか、議員も議会事務局職員も恐らく他の職員の方々も、み〜んな分かっているのにな〜・・・。




議会散会後、5月定例会最終日に提案予定の議案について担当課の職員の方々から説明を受けました。

その後は、各会派の幹事長による話し合いにより、今年度の監査委員や各常任委員会委員、特別委員会委員など、様々な委員会や議会、審議会の委員の選定が行われていましたので、議会控え室で待ちぼうけをくらっていました。最終的に、今年度は、文教常任委員会委員、空港問題調査特別委員会委員になりました。

夜は、くらしかんに行き、市民力フェスタ実行委員会の会議に参加しました。

さて、5月24日(日)以降の豊中市の新型インフルエンザ発生に関する対処方針が発表されました。5月24日(日)以降は、市全域で一律に規制するのではなく、施設単位などでの規制に切り替えるなど、下記のとおり対処することとなりました。

(基本方針)
@私立の保育所、幼稚園、小学校、中学校、放課後こどもクラブの臨時休業を原則として解除し、5月24日(日)から再開します。私立についても同様の要請を行います。

A市立のデイサービス・デイケアなど高齢者通所介護施設、障害者通所施設の休所を原則解除し、5月24日(日)から再開します。

B市主催行事の休止を原則解除し、5月24日(日)から実施します。

詳しくはこちらをご覧ください。

また、保育所、幼稚園、市立小・中学校等の再開と市主催行事の実施についてはこちらをご覧ください。

  2009/5/21  国に申入書を提出しました。

今日も朝から事務所に行き、文書作成をしたり、資料を読んだりしていました。

午後からは市民の方と意見交換をしたり、つながり通信6月号の作成をしたりしました。

さて、豊中市では国民健康保険料を長期間滞納し、医療機関などの窓口で医療費の全額負担を求められる「資格証明書」を発行している、いわゆる『無保険世帯』全344世帯412人に対して、『短期保険証』を交付することとしました。無保険の方が新型インフルエンザの受診を控えることを防ぐ目的で、今日から郵送されます。

ちなみに、厚生労働省は現状の資格証明書でも発熱外来の受診の場合は、通常の保険証と同様に扱うように通達しており、原則3割の窓口負担となるそうです。

さらに、新型インフルエンザ関連の話ですが、昨日、定期的に北摂地域の府・市町村議員で集って勉強会などを開いているメンバーで、国に対して申入書を提出しました。

内容としては、新型インフルエンザの影響で休業を余儀なくされている方々への所得補償などを求めるもので、2点の要望をしています。

@学校園の休校・休園、高齢者通所介護施設や障がい者通所施設の休所等により、当該学校園・施設の職員で休業あるいは自宅待機となった方や、当該学校園・施設の利用者で育児や介護等のため仕事を休まざるを得ない方に対して、何らかの形での所得補償を行うこと。実施にあたっての実際の運用は、自治体の裁量に委ねること。

A新型インフルエンザの感染予防法・症状・治療法・感染拡大の状況などについて、最新の情報を国民・市民に対して適切に提供すること。

申入書の全文はこちらです

  2009/5/20  議長選挙は出来レース!!

今日も朝から事務所に行き、事務作業をしたり、事務所スタッフの子どもの相手をしたりしていました。ずっと、面倒を見るわけにもいかず、元インターンの学生に来てもらい相手をしてもらいました。

午後からは、5月定例会の本会議に参加しました。今年度の議長が選挙の末、選出されました。議長選挙や副議長選挙の際に毎回疑問に思うことなのですが、選挙をするにもかかわらず、選挙の際に立候補者の名前が明らかにされないのです。もちろん、舞台裏の話をすると、議長選挙、副議長選挙の立候補者はあらかじめ、各会派の幹事長が集って非公開で会議をする幹事長会で隠密的調整を行い、内定されていて、各議員にはどの議員が立候補をしているか伝えられているのです。

そのため、毎年のように選挙が行われても、共産党の議員と隠密的調整によって内定された共産党以外の会派から選出された議員での選挙となり、当然のごとく事前に内定されていた議員が当選します。

市民にとってはとても分かりにくい選出方法だと思いますし、投票する一議員としても候補者が議長や副議長になってどういったことに取り組みたいのか、議会をどのようにしていきたいのかといった思いを伺うことが出来なければ、選びようがありません。もっと明快な議長選挙、副議長選挙をしてもらいたいものです。

議長が選出されると、副議長が辞職され、副議長の選挙が議題とされたのですが、各会派による事前の交渉によって副議長を内定する必要があるので、今日の議会は終了となりました。すぐに、選挙に移ればよいと思うのですが・・・。

その後、いくつかの案件について、市役所内の各部局を確認して回りました。

夕方からは事務所に戻って、元インターン生とともにつながり通信6月号の作成をしました。

  2009/5/19  国民健康保険料の特別徴収の誤りについて

今日も朝から事務所に行き、資料を読んだり、文書作成などの事務作業をした後、議会控え室に行き、市民から寄せられた質問や相談について、担当課の職員の方々に質問をしました。

午後からも、いくつかの質問を職員の方々に伺ったりした後、事務所に戻り、つながり通信6月号の作成をしました。

さて、4月12日の日記に記載しました「2009年度国民健康保険料の特別徴収の誤りについて」の続報がありましたので、情報提供しておきます。豊中市では、該当する世帯に対して、電話や自宅訪問により謝罪をするとともに、発生の原因や保険料の還付などについて説明を行い、保険料の返金をしました。なお、6月分の特別徴収については、当初の報告では取り消しが出来ないとされていましたが、その後、社会保険庁との調整により特別徴収を取り消すことができました。

対象件数(4月特別徴収分):209件
対応件数:@還付などにより処理済み204件A不在などにより未処理5件

今後、このような誤りが発生する事のないよう、再発防止策を講じるとともに、一層の注意を払って頂きたいと思います。

さて、新型インフルエンザの影響で保育所、幼稚園、小学校などが休園・休校となり、保護者の休業問題がかなり深刻になる恐れがあります。そこで、定期的に集って会議をしている北摂の議員が集って、何か国や府に対して要請が出来ないかを話し合うことになりました。医療体制充実のための財政支援や休業する学校・福祉施設などへの国の補償制度の創設や、休業を余儀なくされた個々人への補償などについても是非とも要請したいと考えています。

  2009/5/18 豊中市が正職員を募集します!!

今日は朝から事務所に行き、事務作業をしたり、市内のインフルエンザに関する情報収集をしたりしていました。今日の朝の段階でのインフルエンザによる市内各施設への影響については、
保育所60園(公立19、私立30、家庭11):人数4,588人
幼稚園43園(公立7、私立36):7,428人
小学校42校(公立41、私立1):22,250人
中学校(公立19、私立3):10,751人
放課後こどもクラブ41か所:2,476人
障がい者施設6か所:210人
デイサービスセンター10か所:370人
老人福祉センター4か所:870人
デイケア1か所:30人
総数229か所:48,973人だそうです。

昨日も記載しましたが、幼稚園・保育所・小学校の休園・休校や、介護施設などの休所によって、働きながら子育て・介護をする家庭にとっては大変な事態となっているはずです。各自治体とも休校・休園によって仕事を休まざるを得なくなるという問題については、全く対応ができていないのが現状のようです。

さらに、豊中市の患者は本日午後の報告で6名増え、合計8名になったそうです。

午後からは事務所に戻り、元インターン生とともにつながり通信6月号の内容について話し合ったり、デザイン作成を手伝ってもらったりしていました。

さて、豊中市は緊急雇用対策として正規職員12人を追加募集すると発表しました。年齢や資格の要件も通常より緩めた形での募集ということで、かなりの数の応募を想定しているようです。

今日詳しく担当課の職員の方に話を伺いました。

採用予定数は、既卒者(中途採用者)対象で、今年の11月1日からの採用予定です。
募集職種としては、

@事務職(3名):年齢上限50歳
民間企業等で5年以上の勤務経験があり、かつ、同一企業等に3年以上継続して勤務した経験のある人

A事務職(5名):年齢上限34歳
学歴・職歴は不問

B技術職<土木>(3名):年齢上限34歳
学歴・職歴は不問

C技術職<建築>(1名9:年齢上限34歳 学歴・職歴は不問

試験科目は、第1次試験(一般教養)、第2次試験以降(集団面接、集団討議、個人面接、小論文など)で、1次試験は6月28日を予定しており、9月中旬には最終合格者が決定する予定です。

募集案内・申込書は、6月1日から豊中市役所人事課(第一庁舎4階)、庄内出張所、新千里出張所、各市民サービスコーナーで配布され、市ホームページからもダウンロード可能です。申込み期間は6月1日(月)〜6月10日(水)です。

詳しくは、募集案内でご確認いただくか、豊中市役所人事課(06−6858−2019/06−6858−2030)にお問合せ下さい。広報とよなか6月号にも掲載予定です。

  2009/5/17 ご存知ですか、憲法改正国民投票法。

今日は当初、能勢の田んぼで稲作(田植え)体験をする予定でしたが、苗の発育が不十分とのことで、来週に延期になってしまいました。とはいえ、市内の保育所や学校施設が相次いで休園・休校となり、市主催行事が中止される中、稲作体験も来週実施できるか微妙です。

新型インフルエンザの影響で、保育所、幼稚園、小学校などが休園・休校となっていますが、働いている保護者の方々に対する措置などはどのようにされるのか、とても心配です。職場を休むことが出来る方は良いでしょうが、会社など職場の理解のないケースや、医師などの社会機能の維持に必要な仕事に就く保護者の方々に対しては、行政として緊急対策を講じる必要があるかもしれません。

さて、みなさんは『憲法改正国民投票法』って知っていますか。憲法の改正は、国会で衆参各議員の総議員の3分の2以上の賛成をへた後、国民投票によって過半数の賛成を必要と憲法第96条に定められています。その国民投票の具体的な内容を定めた法律がこの憲法改正国民投票法です。

この法律が2010年5月18日、ちょうど一年後に施行されるということで、この法律を説明したパンフレットを総務省は500万部作成し、全国の自治体に届けられました。豊中市にも1万4千部届けられました。

そのパンフレットによると、国民投票の投票権は、年齢満18歳以上の日本国民が有することとなっています。ただし、憲法改正国民投票法が施行されるまでに、年齢満18歳以上満20歳未満の人が国政選挙に参加できるように、公職選挙法の選挙権年齢や民法の成年年齢などを検討し、必要な法制上の措置をとらなければならないとされています。もし、年齢満18歳以上満20歳未満の人が国政選挙に参加できるようになるまでは、現行の年齢満20歳以上の人が投票権を有することになるとのことですが、近々、満18歳以上の人に投票権が与えられることになるのかもしれません。

詳細が分かれば、後日あらためて、情報提供したいと思います。

  2009/5/16 要チェック!!新型インフルエンザ情報!!

今日は朝から洗濯をしたり、掃除をしたりと家事を中心に行いました。

予定していたことがキャンセルとなったため、読書をしたり、運動不足解消のためにランニングに行ったりしました。

さて、本日21時過ぎ、豊中市から各市議会議員宛に新型インフルエンザに関するファックスが送信されてきました。

内容は、「5月16日、豊中市在住の女子高校生が、新型インフルエンザに感染の疑いで、市立豊中病院に入院した」とのこと。5月15日、神戸市内で、初めて新型インフルエンザの感染例が確認されたのに続くもので、患者に海外渡航歴は確認されていません。

豊中市では、直ちに、市長を本部長とする危機管理(新型インフルエンザ)対策本部会議を招集し、5月17日から5月23日までの間、次の対策を実施していくことを決定しました。

1.市立の保育所、幼稚園、小・中学校は休園・休校します。また、市内にある私立・府立についても同様の要請をします。
2.市立のデイサービス・デイケアなど高齢者通所介護施設、障害者通所施設についても、休所します。
3.市主催行事は、中止します。
4.本市の業務については、通常通り実施します。

「市民・事業者の皆様は、引き続き、国や府、市が発信する情報に注意していただくとともに、次のことに留意し、冷静に対応してくださるようお願いします。」とのことです。

1.新型インフルエンザが発生している国から帰国された人や、そうした人と接触した人で、38度以上の発熱やせきなどの症状が出た人は、直ちに豊中保健所(発熱相談センター:TEL06−6849−2051)に電話で相談してください。必要と思われる人には、市が設置した発熱外来での受診をしていただきます。なお、本市においても中部保健センター(TEL:06−6858−2290)で相談を受付けています。
2.外出に当たっては、なるべく人混みを避けるとともに、手洗い・うがいなど十分な予防対策を行ってください。

詳細は市のホームページでご確認下さい。

  2009/5/15 個人質問をさせて欲しい!!

今朝は、柴原駅前でつながり通信を配りました。最近では、阪大の学生や関係者の方々が通信を受け取って下さることが多くなった気がします。

午前中は、事務所で本を読んだり、資料をまとめたりと事務作業をしていました。

午後からは、議会に行きました。今日から5月定例会が開会しました。本会議開会前に、今年度、部長級に昇格したり、部長級間で移動のあった計17人の職員の方々の挨拶がありました。

午後1時から、本会議が開会され、まずは会期の決定について採決がありました。5月定例会の会期を5月15日から5月26日までの12日間とすることに対して、「個人質問の日程がない」、「委員会の日程がない」ことを理由に反対をしましたが、共産党と会派に属さない無所属議員(3人)を除く議員の賛成多数によって、5月定例会の会期は、正式に個人質問も委員会も開かれない12日間の会期で決定されました。議会運営委員会で決まったとはいえ、個人質問をするべきと考える議員は、その意思表示をするべきだと個人的には思いましたが・・・。

その後、3つの専決処分の案件について議決を行いました。3案件とも、全会一致で可決されました。

次に、空港問題調査特別委員会と行財政改革・地方分権調査特別委員会の各委員長から、昨年度の活動状況についての報告がありました。

最後に、議長の辞職を全会一致で了承し、今年度の議長選挙が始まりました。と言っても、各会派の幹事長が非公開の幹事長会を何度か繰り返して、議長を内定しますので、無所属議員には選出過程について全く情報が入ってきません。市民にとっても議長の選出過程は全く不透明だと言えます。議長は、次回の定例会開会日である20日に決定する予定です。

夕方に事務所に戻ってからは、市民の方と意見交換をしたり、市民の方から頂いた提案について担当課の職員の方に質問をしたり、元インターン生と話をしたりしていました。

さて、以前この日記で記載しましたグーグル社の『ストリート・ビュー(道路沿いの風景をインターネット上で見られるサービス)』に対して、利用者から「住宅の表札の名前や車のナンバーが判別できる」、「干された洗濯物が映っている」などプライバシーの侵害との批判が出ていました。

そこで、グーグル社は数か月以内に現行よりも40センチ低い位置から再撮影を行い、順次映像を切り替えるとともに、車のナンバープレートや表札のぼかし処理を入れるなどの対応をするそうです。ネットや専用電話(0570−01−0041 平日午前9時〜正午、午後1時〜午後6時)を通じて画像の公開停止も申請できるそうです。

  2009/5/14 認定こども園って必要!?

今朝は、庄内駅前でつながり通信を配りました。

午前中は、事務所で事務作業をしたり、つながり通信6月号の内容について考えたりしていました。

午後からは、高校時代に仲の良かった友人が事務所に訪ねてきたので、いろんな話をしました。

さて、みなさんは、『認定こども園』をご存知でしょうか?幼稚園の幼児教育と保育所の保育の連携、いわゆる「幼保一元化」を強化、推進する文部科学省と厚生労働省が2006年10月から導入した新たな制度です。

この認定こども園には、「幼保連携型」「幼稚園型」「保育園型」「地方裁量型」の4タイプあり、大阪府内では今年4月1日現在で5施設あります。「幼稚園と保育所を合体させたもののような感じ」と言われるのですが、具体的に認定こども園と、既存の幼稚園、保育所の違いは何なのでしょうか。

個人的な見解としては、国や地方自治体は財政状況が厳しくなっていて、なおかつ、少子化が進むということで、幼稚園と保育所を統合して認定こども園にすることで、施設建て替えの際の建設費用の削減や、維持管理費用の削減が見込めることぐらいしか、メリットが考えられません。

実は、豊中市で今年4月1日から認定こども園が1か所開設されています。南桜塚2丁目にある「あけぼの認定こども園」です。一度、実際に見学に行き、利用者(保護者やこどもたち)、現場の先生(保育士)、経営者、自治体それぞれにとってどういったメリット、デメリットが生じているのかを確認したいと思っています。

ちなみに「あけぼの認定こども園」は、もともと幼稚園と保育所が隣同士で併設していたため、以前から幼保混合で保育を行ってきた経験の蓄積があります。スタッフも、原則として全て保育士・幼稚園教諭の両方の資格を持っているそうです。運営主体も同一の学校法人のため、幼稚園スタッフも保育所スタッフも、もとからの同僚同士。スタッフも子どもたちも保護者にとっても、これまでの幼稚園や保育所とあまり違いを感じないかも知れません。そうであれば、尚のこと、何のために国が認定こども園を推進しているのかを調べる必要があると思います。

明日の朝は柴原駅前でつながり通信を配る予定です。

  2009/5/13 ごみ処理施設にはお金がかかる!?

今朝は、少路駅前でつながり通信を配りました。通信を配っていると、「神原君、覚えてる?」と声をかけてこられた女性が・・・。なんと、私が東豊中保育所に通っていたときの担任の先生でした。今も他の保育園で保育士として働かれているとのことでした。議員をしているこういった何十年ぶりの再会など様々な出会いがあります。

朝は事務所に行き、資料を読み込んだり、文書作成をしたりした後、議会控え室に行き、豊中市伊丹市クリーンランドの職員に(仮称)リサイクルセンターについて話を聞きました。

(仮称)リサイクルセンターに関する事業費は、建設費用(約80億円)と維持管理・運営費(約120億円:20年間の契約)の合計約200億円と、非常に高額です。そのため、契約内容や、事業内容について、しっかりと調べ、勉強しておく必要があります。

午後からは、定額給付金や子育て応援特別手当を受け取れずにいるDV被害者に対して、豊中市が独自に給付金をすることについて担当職員から話を伺いました。現在、前向きに検討しているということですが、是非とも5月議会に補正予算を組んで、議案として提出してもらいたいと思っています。

その後、事務所に戻り、市民の方々と意見交換、情報交換をしたり、文書作成をしたりしていました。

夜は、蛍池公民館に行き、北摂市民ネットの勉強会に参加しました。

明日の朝は庄内駅前でつながり通信を配る予定です。

  2009/5/12 雇用再生・雇用創出に必要なこととは!?

今朝は、桃山台駅前でつながり通信を配りました。「いつも楽しみにしているよ」、「ほんま、よくやるな〜」、「妻にもらってきてって頼まれてんねん」など多数声をかけて頂きました。

事務所に行き、事務作業を少ししてから、議会控室に行き、5月定例会に提案されている議案について、担当課の職員の方から説明を受けました。主に国の平成20年度の補正予算に盛り込まれていた『ふるさと雇用再生基金事業』と『緊急雇用創出基金事業』についての説明を受けました。

『ふるさと雇用再生基金事業』は地域の雇用再生のために、地域求職者等を雇い入れることによって、地域の継続的な雇用機会の創出を図ることを目的としており、豊中市には約1億3800万円(平成21年度からの3か年事業)が大阪府を経由して、国から交付されます。豊中市が予算化をして、事業実施業者に委託して事業を行いますが、雇用期間は原則1年以上となっています。現在、豊中市及び豊中市伊丹市クリーンランドで実施予定の事業としては計4事業で、合計14人の新規雇用を予定されています。

『緊急雇用創出基金事業』は、今日の厳しい雇用失業情勢に対応するため、失業者に対して、次の雇用までの短期(原則6か月未満)の雇用・就業機会を創出・提供し、生活の安定を図ることを目的としており、豊中市には約1億4500万円(平成21年度からの3か年事業)が大阪府を経由して、国から交付されます。現在、豊中市及び豊中市伊丹市クリーンランドで実施予定の事業としては計6事業で、合計31人の新規雇用を予定しています。

応募資格や雇用形態など詳細はこれから確定されていくようですが、それぞれの事業の目的である、「地域の継続的な雇用機会の創出」や「次の雇用までの雇用・就業機会を創出・提供し、生活の安定を図る」といったことが達成されるか非常に疑問があります。

『ふるさと雇用再生基金事業』は原則1年以上の雇用となっていますが、3年だけの予算措置となり、予算措置がなくなった後でも継続的に就業し続けられるかは分りません。『緊急雇用創出基金事業』は半年未満の雇用となっていて、就業中に次の就業先を探すことなど容易ではないと思います。契約期間が終わると、たちまち失業者になるわけで、生活の安定など得られるとは到底思えません。やらないよりましだとは思いますが、国は聞こえの良い目的や名目を打ち出すだけではなく、それらを実現、達成できる事業、制度にしてもらいたいものです。

午後からも市民から頂いていた質問について、担当課の職員の方々に質問をしたり、他の議員と意見交換をしたりしていました。

夕方からは事務所に戻り、市民相談を受けたり、文書作成をしたり、資料を読んだりしていました。

明日の朝は少路駅前でつながり通信を配る予定です。

  2009/5/11 あなたはどちらのタイプ!?

今朝は、豊中駅前でつながり通信を配りました。7時過ぎぐらいから、某政党の街頭演説、チラシ配りの準備が始まり、見る見るうちにメンバーが十数人になりました。「やっぱり、政党、しかも国会議員の街頭演説やチラシ配りとなると規模も違うのか」と思いながら、私は一人で通信配りを黙々とさせて頂きました。それでも、わざわざ私のもとに通信を受け取りに来て下さる方や声をかけて下さる方が数多くおられ、とても有り難かったです。

午前中は、つながり通信5月号の増刷をしたり、この夏休みに受け入れ予定の議員インターンシップについての打合せをNPO法人のスタッフの方としたりしていました。

午後からは、千里文化センター「コラボ」に行き、北摂アクションネットに参加しました。北摂の議員が集まって情報交換、意見交換を行いました。特に、5月議会に各議会に提出されている議案についての情報交換を行いました。さらに、認定こども園についてや大阪府と大阪市の水道事業統合について、行政委員の報酬について、医療の自治体間連携についてなどなど盛り沢山の内容となりました。

さて、今日は面白い記事を見つけましたのでご紹介します。みなさんはダグラス・M・マグレガーの『X理論、Y理論』をご存知でしょうか?マグレガー氏は個人と組織の統合について研究し、独自理論を構築した心理学者・経営学者です。

X理論、Y理論とは、簡単に言ってしまうと、マグレガー氏が提唱した組織管理論のことです。マクレガー氏は、人間には2種類のタイプがあり、本来怠け者で、仕事をしたくないタイプ(X理論型)と自発的に行動し向上の努力をするタイプ(Y理論型)に分類づけしました。

もう少し詳しく述べると、X理論は「単純に言うと性悪説。人間は本来怠け者でできるだけ仕事をしたくないと思っている。そのため、統制や命令、処罰で脅されないと企業目標の達成に十分な力を出さない。さらに、人間は命令されるほうが好きで、責任を回避したがり、安全を望む」という理論。

一方、Y理論は「性善説。人間は生来仕事が嫌いではなく、条件次第で仕事は満足感の源にも懲罰にもなる。従って統制や命令、処罰だけが企業目標の達成に力を発揮する手段ではなく、やりがいのある仕事を与えれば人は自ら働く。さらに、人間は条件次第で責任を引き受けたり、自ら責任を取ろうとする」という理論。

記事の中では、「不況で業績が悪化すると統制的な手法で組織を締めつけ、業績を上げようと試みる経営者が多くなる。一時的には業績が上がるかもしれない。ただ、長い目でみると多くの場合、従業員の士気を低下させ、組織を疲弊させるだけの結果に終わる。」としています。マグレガー氏も、Y理論で経営を行っている経営者のほうが高い成果をあげていると主張していますが、私もY理論に近い考え方を持っています。財政が厳しい自治体の組織改革にも参考になるかも知れません。

明日の朝は桃山台駅前でつながり通信を配る予定です。

  2009/5/10 見事なバラの作品

今日は午前中、市役所で開かれた憲法記念日市長表彰式に参加しました。この表彰式は、豊中市でさまざまな領域で活動され、豊中市の発展に貢献されておられる方々に対して豊中市を代表して市長が表彰します。今年も体育振興、商工業関係、農業関係、民生・児童委員、保護司、老人クラブ、公民館活動、青少年活動、環境美化活動、地域医療、防災活動、消費者活動など、多種多様な分野で豊中市政の発展に貢献された方(31人)や団体(5団体)が表彰されました。

午後からは、中央公民館に行き、『春のバラ展』を見学しました。豊中市民バラの会会員の方々の作品が多数展示されており、どれも見事なものでした。母の日に一つ買って帰ろうかと思うぐらいでした。

明日の朝は豊中駅前でつながり通信を配る予定です。

  2009/5/9 久しぶりのハイキング

今日は、3か月ぶりに上野歩こう会に参加しました。阪急宝塚駅、JR三田駅を経て、神戸電鉄二郎駅まで行きました。

二郎農園でイチゴ狩りをしましたが、イチゴ狩りは何十年ぶりかと言うぐらいでだったので、とても楽しめましたし、大好きなイチゴを思う存分食べることが出来て最高でした。



その後は、神戸セミナーハウスに行きお弁当を食べたり、百丈岩を登ったりと約10kmのハイキングを楽しんで帰ってきました。久しぶりの参加となりましたが、多くの参加者といろんな話をすることもできて、良いリフレッシュとなりました。




  2009/5/8 議員の職務ってな〜に!?

今朝は千里中央駅前でつながり通信を配りました。今日も朝起きると雨が降っていてどうなることかと思いましたが、徐々に雨も上がり、いつもと同様に通信配りを行うことが出来ました。

午前中は、議会運営委員会を傍聴しました。審議内容は少なかったのですが、特に気になったのが、@5月定例会に提出されている議案の委員会付託をするかどうかと、A5月定例会で個人質問を行うかどうかについてです。

@議案の委員会付託をするかどうかについては、5月定例会に提出されている議案(補正予算案が2件)を委員会に付託して審議することなく、本会議場での即採決にすることとなりました。提出された議案には、国会で可決された平成20年度2次補正予算に関わるふるさと雇用再生基金事業や緊急雇用創出基金事業が含まれており、事業の内容や目的、見込まれる効果などについて明らかにする必要があると思いますので、委員会に付託して、しっかりと審議すべきだと個人的には思いました。しかし、具体的な理由も明らかにされないまま委員会付託を省略して本会議場での即採決とすることに決定されてしまいました。

A5月定例会で個人質問を行うかどうかについては、個人質問を行うべきと主張する会派と行わなくてもよい主張する会派が出て、多数決の結果、個人質問を行わないこととされてしまいました。やはり、個人的には、5月定例会でも個人質問を行うべきだと思いますし、今回の決定に納得がいきません。個人質問を行わなくてもよいと主張される会派の方々の意見は、全く意味の分からないものばかりで、正直言って、単に職務放棄、職務怠慢ではないのかと思ってしまいました。

午後からは、5月定例会に提出されている議案について、財務部の職員の方から説明を受けました。詳しい事業内容については、来週あらためて担当部局の職員の方から説明を受ける予定です。

さらに市立豊中病院の運営状況、経営状況についてや、今後の運営健全化計画についての説明を市立豊中病院の職員の方々から受けました。

夕方に事務所に戻ってからは、市民の方と意見交換をしたり、事務作業をしたりしていました。

  2009/5/7 障がい者とインターネット

今朝は蛍池駅前でつながり通信を配りました。今日は大雨になったり、突然やんだり、また降りだしたりといった中での通信配りでしたが、多くの方に通信を受けとって頂きました。

ゴールデンウィーク明け初日かつ雨にもかかわらず、通信配りを行ったのが良かったのかは分かりませんが、「前から応援していて、一度会いたかった」、「バイト先の友人から、応援してるよって言っといてと頼まれました」、「親が貰ってきた通信を読んだことがあって、会えてうれしいです」などテンションの上がる言葉をいくつもかけて頂きました。中学生や高校生からも「議員さん頑張って下さい」と手を振ってもらい、とても嬉しかったです。

午前中は、障害者福祉センターひまわりに木村議員と知人とともに行き、パソコンのアクセスビリティーについて体験、勉強しました。市のホームページの障がい者(特に、視覚障がい者)対応についてを学ぶために、ホームページの内容を音声で読み上げてくれるソフトを取り入れたパソコンを実際に使わせて頂き、どういうページをどんな風に読み上げてくれるのかを体験させて頂きました。同時に、どのようなホームページの構造になっていると読み上げソフトの読み上げがスムーズにいくのか、どういったホームページだと不便なのかなどを学ぶことができました。実際に目をつぶってパソコンの操作をしてみましたが、音声読み上げソフトが入っていても、なかなか上手くパソコンを使いこなすことは出来ませんでした。



総務省のデータ(2003年)によると視覚障がい者のインターネット利用率は69.7%と非常に高く、そのうちの8割以上の方がホームページの閲覧、検索、電子メールを利用目的として挙げられています。一方で、インターネット利用の際に困ることとして「障がいに配慮したホームページが少ない」、「欲しい情報を見つけることが困難」を挙げられる方の割合が高くなっています。参考までに、聴覚障がい者のインターネット利用率も81.1%と非常に高いのです。この現状を踏まえて、少しでも障がい者の方々にとって少しでも利用しやすいインターネット環境を創りあげていく必要があると思います。

午後からは、事務所に市民の方が入れ替わりで来られ、意見交換や情報交換をしたり、事務作業をしたりしていました。連休が明けることを待ってましたとばかりに、多くの市民の方が事務所に足を運んで下さったことは大変有り難いことです。

明日の朝は千里中央駅前でつながり通信を配る予定です。

  2009/5/6 今日はなぜ、休日!?

今日はゴールデンウィーク最終日。とはいえ、今日は何の日?!なぜ、休日なのか、ふと疑問になってしまいました。

今日は、振替休日だそうです。5月3日の憲法記念日が日曜日だったため、その振り替えなのです。

ちなみに5月5日は「こどもの日」。

5月4日は「国民の休日」、ではありません。2006年までは、5月4日は憲法記念日とこどもの日の祝日に挟まれた日と言う理由で、国民の休日となっていましたが、2007年からは「みどりの日」になりました。

ちなみに、これまで4月29日がみどりの日だったのですが、5月4日がみどりの日に改められたのと同時に、4月29日は「昭和の日」と改められています。

祝日には、それぞれに休日にしている意味や名前の由来があるのでしょうが、どれだけの方が、その意味や名前を認識しておられるのか大いに疑問です。

明日の朝は蛍池駅前でつながり通信を配る予定です。

  2009/5/5 受けてみようかな、議員力検定

今日は朝から、読みたかった本を読んだりや見たかったDVDをまとめて鑑賞するなど、のんびりした時間を過ごしました。

さて、みなさんは『議員力検定』をご存知でしょうか?

議員力検定は、何人かの大学教授が共同代表となって設立した議員力検定協会が実施する試験です。私たちが毎日の生活を送っているこの社会のルールは、政治の場で決められています。そして民主主義社会における政治の基本となっているのが議会政治です。議員力検定は、民主主義の基本である議会政治をはじめ、広く政治の仕組みを「検定」を通じて学んでいこうというものです。この検定で学ぶことにより、政治に参画していくきっかけや、さらには議会という仕組みを市民として、あるいは議員として使いこなしていく力を養っていくというのがこの検定の目的です。

「誰かに任せるのではなく、私たちひとりひとりが地域や国のありかたを考え、市民と議員相互の「力」を高めあい、共有していくことが、いま大切ではないか」と訴える協会の考えは私も共感します。どういった検定なのかは分かりませんが、まずは試しに自分自身が受けてみようかと思っています。

  2009/5/4 国民健康保険加入者へのお得なサービス

今日は朝から、自宅で布団を干し、掃除をし、洗濯をし、秋から冬にかけて着ていた服をクリーニングに出しに行くなどしていました。溜まりにたまっていた、というより、溜めていた家事を一気にやりきって、すっきりしました。

午後からは、運動不足解消のために、ランニングに行ったり、何年ぶりか分かりませんが、市内の温水プールに泳ぎに行きました。

さて、みなさんは、豊中市が『体育施設の利用補助券』なるものを発行していることをご存知でしょうか?豊中市では、国民健康保険加入者の自発的・積極的な体力づくり、健康の保持・増進を図ることを目的に、市内の体育館やプールなどのスポーツ施設の利用補助券「はつらつチケット(12枚綴)」を発行することしています。対象は、小学生以上の国民健康保険加入者で、この補助券を使用すると、市内の体育館やプールなどのスポーツ施設を半額で利用できるのです。

例えば、体育館(1人1回・3時間以内)の場合、大人は通常300円が150円となります。プール(1人1回・2時間以内)の場合、大人は通常600円が300円となります。是非、国民健康保険に加入されておられる方は、保険給付課(市役所第二庁舎2F)、庄内出張所、新千里出張所で直接申込むか、市のホームページの電子申込みで申請されたらいかがでしょうか。

  2009/5/3 市民パレード in とよなか

今日は朝から、『第4回市民パレード in とよなか〜憲法記念日にみんなで歩こう!』に参加しました。毎年参加していますが、今年も市役所から国道176号線に沿って豊中駅前までパレードしました。風船を持ったり、シャボン玉を飛ばしたり、コスプレをしたりととても賑やかでした。


午後からは今回で13回目となる私たちの憲法キャラバンに参加しました。まずは、千里中央駅で箕面や吹田の議員や市民と合流し、それぞれがマイクでアピールしたり、歌を歌ったりしました。その後、吹田市に移動して同様のアピールを行い、最後は、北摂地域からだけでなく、堺、寝屋川、交野などなど大阪の各地から国会・府議会・市議会議員をはじめ多くの活動団体や市民が、各地でのアピール活動を行った後、大阪駅前に集合して、参加者ひとりひとりがリレートークという形で思いをつなげました。



この憲法キャラバンは、日本国憲法制定50周年を記念して、1997年に無所属の女性議員の呼びかけで始まりました。今年が13回目となります。最近では、女性議員だけでなく、男性議員や市民の方々も多数参加するようになりました。私個人としては、このキャラバンに憲法記念日の5月3日に、憲法について少しでいいから考えたり、周りの方と話してみて欲しいとの思いで参加しています。

学生の頃まで、私も憲法についてほとんど学んだことはもちろん、関心事項にもなっていませんでした。しかし、ある大学の先生から、「憲法は国民を統制するためのルールではなく、権力者の権力の乱用を防ぐためのもの」と教えられてから、少し憲法について学ぶようになりました。

ここで、一つ私の疑問を紹介しておきます。もし、憲法の目的が「権力者の権力の乱用を防ぐため」であるならば、今の国会議員の中で、憲法を改正するべきだと主張されている方は、国民にもっと厳しく国会議員(権力者)の権力の乱用を防ぐべきだと考えておられると理解してよいのでしょうか?私には到底、そうとは思えません。国会議員の中で、憲法を改正するべきと主張している方々の中には、もっと自分たちにとって扱いやすい憲法にしたいと考えておられる方がたくさんいるように思います。国民の権利を少しでも減らし、一方で、自分たちの権力を行使しやすいようにするために憲法を改正したいと考えている気がしています。

『憲法改正に必要な手続きである国民投票に関して規定された法律(国民投票法)』が2007年に公布されました。2010年には、国民投票の実施が可能となり、早ければ来年には、私たち国民一人ひとりが憲法をどうするべきかを問われることになるかも知れません。そんな時に、私たち国民一人ひとりが、「権力者の権力の乱用を防ぐため」の憲法がどうあるべきなのかについて、しっかりと意思表示出来なければならないのです。だからこそ、せめて1年に1度、憲法記念日(憲法の誕生日)に、少しだけでも憲法について考える時間、関心を寄せる時間を持って頂けたらと思うのです。

  2009/5/2 ゴールデンウィークをどう過ごす!?

今日から、世間一般的には、ゴールデンウィークとか大型連休などと呼ばれます。このゴールデンウィークを皆さんはどのようにして過ごされるでしょうか?

今年は、自宅で過ごすという方が比較的多いそうですが、私も大阪から出る予定は今のところありません。今日も朝から事務所で本を読んだり、資料作成をしたり、事務所に来られた市民の方と話をしたりと、いつもと変わらぬ一日を過ごしました。昨年も大したことをしませんでしたが、今年も私にとっては、ノーマルウィークになりそうです。

さてさて、この「ゴールデンウィーク」って言葉はどこから来たのでしょうか。調べてみると、某映画会社がこの5月初旬の期間の興行成績が正月映画やお盆映画と同じくらい良かったことから、名付けられたようです。「ゴールデンウィーク」という言葉が映画業界用語だったことから、NHKや一部の民放、一部の新聞などは、あえてゴールデンウィークと言う言葉を使わず、単なる「大型連休」という言い方をしているそうです。ちょっとした雑学で〜す。

ゴールデンウィークがあるってことは「シルバーウィーク」もあるのでしょうか・・・。もしあるとすると、高齢者の方々にまつわる期間になっているのかもしれませんね。これは、あくまで私の推論ですが・・・。

何はともあれ、お仕事をされている方もおられると思いますが、くれぐれも5月病にだけはご注意下さい。

  2009/5/1 DV被害者と定額給付金

今朝は岡町駅前でつながり通信5月号を配りました。元インターンの大学生たちが手伝ってくれたので、多くの方々に受け取って頂きました。大学の授業が休みだったり、なかった学生もいましたが、授業の前に参加してくれた学生もいて大変ありがたかったです。

午前中は、事務所で市民の方と意見交換、情報交換をしたり、元インターンの学生と話をしたりしていました。

午後からは議会控え室に行き、いくつかの質問を担当課の職員に聞いて回りました。

事務所に戻ると、来訪者があり話を伺ったり、元インターン生と話をしたりしていました。

さて、夫などからの配偶者間暴力、いわゆるドメスティックバイオレンス(DV)を恐れて住民票と違う場所に暮らす人に対し、箕面市が今月24日に定額給付金と同額を独自に支給すると発表しました。同様の対策は、神戸市や鹿児島市、福岡県久留米市など、いくつかの自治体で行われています。

定額給付金は、景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援を行うことや、住民に広く給付することで地域の経済対策が目的です。この不況の中、母子世帯の経済状況は悪化の一途をたどり、不安も増大しています。母子世帯だけではないかも知れませんが、母子世帯にとって定額給付金は大きな生活支援金と言えます。

しかし、配偶者からの暴力等で住民票を移動できないまま、父親と別居している母子世帯の場合、母子の定額給付金は、現行では、世帯主である夫に支給されます。暴力を振るう夫から逃げて身を隠しながら、子どもを育てている母子には一切支給されないのです。離婚前の母子には母子家庭への支援制度がほとんど利用できません。しかし、離婚手続きをしたくても夫が同意しなかったり、夫の暴力を恐れて手続きができなかったりしているため、経済的にも精神的にも追いつめられています。こういった家庭にこそ定額給付金が必要であるにもかかわらず、そこに支給されない事態が生じているのです。

定額給付金がこういった母子のもとにも支給されるよう、早急に制度の運用を見直す必要があると思います。本来は国が定めた制度の不備なので、国が対策を講じるべきだとは思いますが、国が動かないようであれば、豊中市としても独自の施策として、定額給付金を受け取ることが出来ない母子世帯に給付金の支給を行うべきではないかと思います。豊中市ではこれまでに、この件に関して数件の相談が寄せられており、「離婚調停中なので給付金を分けて支給して欲しい」との依頼は20〜30件寄せられているそうです。

さらに、定額給付金とは別に支給されることになった『子育て応援特別手当』についても同様の対策が必要と考えます。妻や子に暴力を振るってきた父親には、世帯主であるというだけで子育て応援特別手当が支給され、暴力を恐れて身を隠しながら必死に子育てしている母親に手当てが支給されないとすると、何のための手当かわかりません。子育て応援特別手当の名にふさわしく、目的にかなった支給がされるよう、早急に制度の運用を見直す必要があると思います。

豊中市では今月早々にもこの件についての対応策について協議、検討がされるそうですが、ぜひとも、本当に生活支援金としての定額給付金や子育て応援特別手当を必要としている母子世帯の方々に支給されるような対策、施策を講じて頂きたいと強く願っていますし、あまり行政サイドが対策を講じようとしないのであれば、何らかの対策を講じるように強く求めていきたいと考えています。

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