かんばら宏一郎と前向きひろば
 

かんばら宏一郎
若い力で、新しい政治を実現します!


連 絡 先
前向きひろば
- Positive Square -
代表 : 神原 宏一郎

〒560-0021
豊中市本町3-1-20
エルビル2階
TEL/FAX : 06-6854-5664
E-mailは こちら ⇒ E-mail
日記
かんばらと前向きひろばの日常の一部をお伝えしていきます
  2010/2/28  多文化共生社会実現へ リニューアルオープン 

今朝は、豊中駅前のすてっぷホールに行き、『とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ・とよなか国際交流センターリニューアル・オープニング・セレモニー』に参加しました。

このたび、『とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ』の改修工事が完了し、『とよなか国際交流センター』がエトレ豊中ビル6階へ移転しました。今日は、そのオープニング・セレモニーが開催され、両財団の理事長の挨拶や豊中市婦人団体連絡協議会コーラス部の方々のコーラス、国際交流センター関係団体「ナスカ」の子どもたちによるペルーの踊りが披露されました。



その後、新しくなったとよなか国際交流センターの施設見学もさせて頂きました。エトレ豊中の6階に位置することもあり、日の光が射し込みとても明るく、見晴らしがとてもよい空間に様変わりしていました。さっそく、フリースペースや会議室を利用する方々の姿もありました。



廊下の壁には、施設を利用される子どもたちの作品が多数展示されていました。



さらに、エスカレーター前に防護扉が設けられるなど、施設を利用される小さな子どもの安全面への配慮も見受けられました。



これまでも行われてきましたが、同じ建物内に『とよなか男女共同参画推進センター』と『とよなか国際交流センター』が共存することになりましたので、今まで以上に多文化共生社会の推進・実現のための事業や催しを積極的に行っていただきたいと思いますし、より一層、多くの市民の方々に利用される施設になってもらいたいと願っています。


午後からは、千里文化センター「コラボ」に行き、『暮らしの安心・安全フェア』に参加しました。

コラボ内では、子どもメイキャップ(特殊メイク)・子どもネイルアート、シュートスピードチャレンジ、タロット占いなど様々なアトラクションがあり、コラボ前広場では、ダンス、アコースティックライブ、エイサー、よさこい演舞などのステージが行われていました。


明日の朝は豊中駅前で、インターン生とともにつながり通信3月号を配るとともに街頭演説も行う予定です。

  2010/2/27 いのちの山河〜日本の青空II〜 

今日は朝からアクア文化ホールに行き、映画『いのちの山河〜日本の青空II〜』を鑑賞しました。

戦後、長く無医村だった岩手県の山間の沢内村(現・西和賀町)の深沢晟雄氏は教育長時代に、新しい村づくりに向けて行脚と対話の姿勢で婦人会づくり、広報の創刊などに尽力されました。その後、村長になって、ブルドーザーを導入し豪雪を克服し、1961年の高齢者と乳児の医療費無料化で、全国の先駆け的存在となりました。

深沢氏の理念は、「生命尊重こそが政治の基本でなければならない。」、「住民の生命を守るためにいのちを賭けよう。」でした。彼は、『生命尊重』の理念を掲げ、憲法25条を盾に、当時は国保法違反であった老人と乳児の医療費無料化に踏み切ったことによって、全国でも最悪だった乳児死亡率を、全国初の死亡率ゼロへと導きました。

この生命行政を実現するに至る深沢氏と村民たちの奮闘を描いた非常に見ごたえのある映画でした。


午後からは、千里文化センター「コラボ」に行き、千里ニュータウンまちづくり市民フォーラムに参加しました。


さて、今日の某新聞社の報道で、先日、大阪国際空港の廃止を訴える橋下知事を招いて池田市で開かれたタウンミーティングを傍聴された方のうち471人から回収したアンケートの結果、「関西、日本にとって大阪国際空港が必要か」という問いに対し、356人(76%)が「必要」、108人(23%)が「不要」と回答したそうです。

さらに、大阪国際空港が「必要」と回答した356人のうち、大阪国際空港からの国際便が必要と答えたのは304人だったそうです。

一方、「伊丹不要」と回答した108人のうち、廃港時期は31人が「なにわ筋線開通時」、27人が「関空リニア開通時」と回答しました。

この結果を知事はどのように受け止められるのでしょうか・・・。

  2010/2/26 3月定例会開会 

今朝は、事務所で高校の先輩や知人の方と意見交換、情報交換をしたり、インターン生と話をしたり、事務作業をしたりしていました。

その後、議会控室に行き、3月定例会での一般質問で行う予定の内容について担当課の職員の方々と意見交換をしていました。


午後からは、3月定例会に参加し、市長の施政方針説明や、財務部長、総務部長による2010年度予算や条例案の説明を聞きました。

最後に、木村議員、坂本議員と私の3人で提出した議員提出議案『議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の設定について』を坂本議員が提案説明をしました。議案の内容としては、一定以上の役職者に期末・勤勉手当を上積みする制度『役職加算制度』が、議員にも適用されており、夏季・冬季ボーナスで各議員に役職加算分(ボーナスの20%:約55万円/年)が上乗せ支給されており、その役職加算を廃止する条例案です。

市民の方々に説明のできないこの役職加算の廃止に向けて、各会派に賛同を求めたり、議会改革検討委員会に廃止を検討して頂くよう求めてきましたが、結局、賛同を得るに至りませんでした。一方で、この問題に関して、市民の方々からは多数の賛同や支援の声を寄せて頂いており、市民の方々の代弁者としての義務を果たすべく、今回の議案を提出したのです。

今後、議会運営委員会(3月19日)、本会議(3月25日)で審議、採決がされる予定です。なんとか、他の議員の方々にもご賛同頂き、可決に至ればと思っています。

議会終了後は、3月定例会の一般質問で予定している内容について、職員の方々と意見交換をしたり、インターン生と話をしたり、市民相談に対応したりしていました。


さて、市立豊中病院で「事務所荒らし」が発生したとの報告を受けました。

事件は、豊中病院本館1階「医療課係事務所で、昨夜の23時15分頃(警備会社従業員の巡回後)から今朝8時頃までの間に発生したそうです。窓ガラスが割られ、事務所内金庫に保管してあった約1万円が被害にあったようです。幸いにもけが人等はなかったようです。ちなみに、時間外・休日時間帯は当該事務所では金品の保管はしていないそうです。

  2010/2/25 つながり通信3月号完成 

今日は午前中、事務所で市民の方と意見交換、情報交換をしたり、じむさぎょうをしたり、インターン生と話をしたりしていました。

つながり通信3月号もなんとか完成し、印刷も完了しました。来月もインターン生とともに駅頭で配布する予定です。

午後からは、議会に行き、市民の方々と話をしたり、明日開会される予定の3月定例会初日に向けて資料を読み込んだり、職員の方々と意見交換をしたりしていました。

  2010/2/24 自校調理方式の給食現場を見学 

今日は朝からインターン生とともに島田小学校に行き、自校調理方式(単独調理校)の給食の現状を見学させて頂きました。

豊中市では、全41小学校の児童に対し、給食を提供していますが、そのうち37校の児童に対しては、服部・原田の両給食センターで調理したものを提供しており、今日、見学させて頂いた島田小学校と、原田小学校、蛍池小学校、庄内南小学校の4校が学校内で調理し、提供する自校方式(単独調理校)となっています。

まず、調理現場の様子を見学したり、調理時間や仕組みについて、職員の方々に質問をしたり、説明を受けたりしました。ちなみに、調理開始時間は10時30分頃。





次に、調理されたものや食器類が教室まで運ばれる仕組みについて見学しました。

調理場から各教室のある階(フロア)までリフト(小型エレベーター)で、配送され、一旦、保管されます。この時の時間が、12時頃。




給食の時間になると、給食当番の児童が、保管場所まで料理や食器を取りに来て、各教室まで持ち帰ります。この時の時間が12時20分。



各教室で、13時10分まで食事をして、その後、給食当番の児童が、調理場まで、食器類を返却しに行きます。その際、児童たちは、調理員の方々に、「ごちそうさま〜」と元気よく声をかけていきます。



自校調理方式で調理された給食が提供されている小学校と、給食センターで調理された給食を提供されている小学校で、児童に何らかの違いが見られるのかを知るために見学しましたが、今日、見学した島田小学校では児童の食べ残しが想像以上に少なく驚きました。



もちろん、地域性、生活環境、家庭環境などにも関係しているのかもしれませんし、自校調理方式で給食を作っている小学校を1か所、しかも一日見学しただけですので、今後、他の小学校の見学も何度かさせて頂きながら、学校給食における食べ残しの問題解決に向けて、改善策を提案していきたいと思っています。


その後、事務所に戻ると、元インターン生が数人来てくれていたので、あまり時間はありませんでしたが、話をしました。就職活動でとても忙しい時期に、事務所に足を運んでくれる元インターン生たちから、やる気と活力をもらえた気がしました。


午後からは、議会会議室で、ごみ問題学習会に参加しました。いくつかの自治体議員や学識経験者、市民、マスコミ関係者が集り、様々な情報交換、意見交換をさせて頂き、今後の調査課題も見つかりました。

夜は、ごみ問題学習会の豊中版として、学識経験者、議員、市民が集って、新ごみ処理施設について、リサイクルセンターについて、ごみの減量についてなどなど意見交換、情報交換をしました。

  2010/2/23 大阪府議会の傍聴・関西の空港を考える勉強会 

今日は朝からインターン生とともに大阪府庁に行きました。まずは、昨年一年間の事務所の収支報告書を大阪府選挙管理委員会に提出しました。テレビや新聞などのマスコミ報道で、しばしば取り上げられている政治家の政治活動費や事務所費の収支報告ですが、もちろん、額が全く違いますが、それでも毎年、しっかりときっちりと報告しています。

このホームページでも毎月の議員報酬の収支報告と、政務調査費の収支報告を公開していますので、それぞれご覧下さい。

その後、大阪府議会議員と意見交換、情報交換を行ったり、府庁・府議会の案内をインターン生たちにしたりしました。




午後からは、今日から開会された大阪府議会3月定例会の傍聴をしました。橋下知事の施政方針演説がありましたが、その中で、持論の大阪国際空港廃止のほか、大阪府と大阪市の解体(府市統合)について、市町村間での競争を推進し、自立化に向けて頑張る市町村に重点的に予算を配分していく姿勢についてなどを話しておられました。


夕方からは、泉佐野文化会館に行き、『関西の空港を考える勉強会』に参加しました。今日が第一回目の開催で、『関空の経緯 in 泉佐野』と題して、向江昇前泉佐野市長の話を伺いました。

関西国際空港問題と泉佐野の街づくりについて話をされましたが、その中で、「関空建設は大阪国際空港の廃止が前提」、「国の運輸行政は失敗で、近畿圏に3空港は不要」、「泉佐野市行財政に対する影響」といったことも述べられました。ちなみに、泉佐野市は早期健全化団体に指定されています。

1970年に泉佐野市議会では環境問題(大気汚染など)が要因で関西国際空港の建設反対決議を出したことや、1974年の国の航空対策審議会で「伊丹廃止」の答申が出されたこと、さらには、1981年に関西国際空港の建設反対決議を撤回し、1994年に関西国際空港の開港に至ったことなど、これまでの経緯についても詳しく伺うことができ、とても勉強になりました。ちなみに、1990年には「伊丹空港」存続協定が締結しています。

その後、参加した議員やインターン生との質疑応答・意見交換が行われましたが、今日は泉佐野市、泉大津市など大阪南部地域の議員や、豊中市、伊丹市など北部地域の議員、神戸の議員などが参加していたこともあって、とても白熱した、かつ内容の濃い議論ができたと思います。



  2010/2/22 2010年度の予算内示会と議案説明 

今日は朝から議会に行き、2010年度(来年度)の予算内示会に参加しました。市長や財務部長から、かなりざっくりとした説明でしたが、来年度の予算案についての話を聞きました。

その後、控え室で、職員の方と意見交換をしたり、来年度の予算案を読み込んだりしていました。


午後からは、箕面市のメープルホールに行き、『橋下知事と箕面市議会の「空港問題に関する」意見交換会』に参加しました。平日の昼の時間にもかかわらず、会場は満員でした。



箕面市議会議員は、各議員それぞれ持ち時間が与えられており、その中で質問を橋下知事にし、それに対して、知事が答弁するという形式でしたが、質問時間も答弁の時間も非常に短くお互いが消化不良と言う感じでした。

知事は相変わらず、大阪国際空港の廃港を訴え、これまでの政治家や行政の批判、霞ヶ関・永田町の批判、豊中市・豊中市議会の批判を繰り返しておられました。

「目の前の自分たちの利益を考えるのではなく、将来世代の利益、大阪全体の利益を考えるべき」と訴えておられましたが、大阪国際空港の存続が本当に自分たちだけの利益なのか、逆に大阪国際空港を廃港することが将来世代の利益なのか疑問が生じました。

さらに、知事は、箕面市の北大阪急行の延伸事業を進めるためには、箕面市議会に「伊丹空港廃港の決議」を挙げて欲しいと述べられましたが、北大阪急行延伸事業は、目の前の自分たちの利益そのもののような気がしました。


夕方に再び議会に戻ってきて、3月定例会に提案予定の予算案や条例案などについて職員の方から説明を受けたり、無所属議員同士で意見交換をしたりしていました。

  2010/2/21 母と子のフェスティバル・消防音楽隊合同演奏会 

今日は午後から、アクア文化ホールに行き、「母と子のフェスティバル〜豊中市母子・寡婦福祉のつどい〜」に参加しました。母と子のフェスティバルは今年で60周年を迎えました。

今日は、第1部で母子福祉功労者表彰式やゆたか保育所の子どもたちによる太鼓の演奏などが行われました。



さらに、母子家庭の方の体験発表(シングル子育て体験談)が紹介されました。これまでの苦労や「子どものため、自分のためにも輝いていくために、これからも頑張っていきたい」といった今後の意気込みなどが紹介されました。



第2部では、わかば保育所の園児による太鼓の演奏や、母子寡婦福祉会の職員の方々のフラダンス、豊中市内在住の中学1年生コンビ『マグナム』による漫才、大崎順敬さんによる腹話術などのアトラクションが披露されました。




第1部でも保育所の児童による太鼓演奏がありましたが、最近、保育所では簡単に扱いやすい太鼓演奏が流行っているそうです。

また、中学1年生の漫才コンビ『マグナム』の漫才は、とてもテンポも話の内容も良く、会場が笑いの渦でいっぱいでした。腹話術は、会場に来ていた子どもたちがみんな人形に引き込まれていく様子がとても可愛く、面白かったです。


その後、隣の市民会館に行き、『豊中市・吹田市・高槻市・茨木市の消防音楽隊合同演奏会』を鑑賞しました。知らない曲もありましたが、4市の消防音楽隊が合同での演奏と言うことで、とても迫力があり、聴き応えがありました。




夕方からは、けやきの会のけやきサロンが開かれました。今回は、「服部緑地の自然を育てる会」の代表世話人をしておられる蒲田拓二さんが「服部緑地の自然を回復する活動」というテーマでお話をされました。従来の学術的な話とは大きく異なり、市民活動の現場からの話でしたが、とても興味深いものだったと思います。

  2010/2/20  素のままフェスタ2010と東豊台コンサート 

今日は、アクア文化ホールに行き、素のままフェスタ2010を見学しました。

昨年に10周年を迎えた素のままフェスタですが、今年も福祉施設の方々の展示ブースや製品ブースがあったり、ステージでは、ハンドベル、ダンス、和太鼓、人形劇などが披露されていました。

今年のテーマは「ジョイント・ワン」ということで、会場に参加したみんなで一体となって全員参加型の企画もありました。

「ジョイント・ワン」とは、会場で出会えた人たち同士が「一つになって何かを創り上げる楽しさ」を体験して欲しい!という想いをこめた造語だそうです。


その後、東豊台小学校に行き、第3回東豊台コンサートを見学しました。この催しは、音楽を通して地域に愛着を持ち、地域活動の輪を広げていく目的で開かれており、『東豊台第九を歌う会』の100人を超える方(今日は106人の方)がベートーヴェン交響曲第9番『歓喜の歌』を歌われたり、大阪音楽大学の方々の合唱や、津軽三味線の合奏、ペルーの伝統的な音楽「フォルクローレ」の演奏、第15中の吹奏楽部の演奏など披露されました。





会場に来た人が演奏者と一緒になって歌ったり、最後は全員で合唱したりと、とても楽しませてもらいました。


さて、若者のはしか予防のため、全国の13歳(中1)と18歳(高3)全員を対象としたワクチン追加接種が行われています。

はしかの予防接種は2006年から、従来の「1歳時」に「小学校入学前」が加わり計2回となりました。2007年に、接種が1回だった若者を中心にはしかが流行したことを受け、2008年度から5年間の時限措置として追加接種が実施されているのです。しかしながら、接種率が低迷しています。

厚生労働省の発表によると、2009年度は12月末時点の全国平均で13歳が65.8%、18歳が56.6%と、2008年度に続き低迷しているとのこと。ちなみに、厚生労働省は、流行防止のために95%以上の接種率が必要との目標を掲げています。

  2010/2/19  化学物質過敏症で労災認定!! 

今日は朝から議会に行き、今日、配布された3月議会の議案を読んだり、職員の方に内容の説明をして頂いたりしました。

今日の午前中は、事務所で事務作業をしたり、インターン生と今後の活動について話し合いをしたりしていました。

午後からは、議会控室に行き、市民の方と意見交換をしたり、議会運営委員会の傍聴をしたり、資料を読み込んだり、職員の方々と意見交換をしたりしていました。3月議会の議案が提出され、本会議や委員会の日程も決まりました。個人質問の準備とともに、議案の読み込み、委員会の準備を急ピッチで行う必要があります。


さて、化学物質過敏症の後遺症が初の労災認定を受けたとの報道がありました。

新聞報道によると、眼球運動障害で電気設備施工会社に勤め有機溶剤を吸った後、化学物質過敏症になった40歳の男性が、眼球運動の障害を後遺障害として、厚木労働基準監督署に労災認定されたそうです。

男性は2000年から取引先の会社で、半導体や液晶パネル部品を洗浄する設備の配線や加工作業に従事したところ、頭痛、めまい、吐き気が表れ、2002年には手足のけいれんが止まらなくなったり、運転時は他の車との距離感がつかめなくなったそうです。北里大学北里研究所病院の検査で、動く指標を目で滑らかに追えない中枢性眼球運動障害と判明し、また、化学物質に対するテストで、配線作業で使用した有機溶剤含有の接着剤に過敏に反応することが確認され、化学物質過敏状態などと診断されました。

男性の労災請求に対し、厚木労基署は2003年時点では治療費は支給できないとの判断を示していましたが、昨年10月、治療による改善が望めないと認め、両目に著しい障害が残る障害第11級と認定し一時金約350万円を支給しました。

化学物質過敏症の後遺症が労災認定されたのは初めてで、眼球運動障害は化学物質過敏症に顕著な症状とされ、専門家は「今後、同様の症状のある患者の救済につながる可能性や、他の化学物質過敏症の患者も同様の後遺障害を認められる可能性がある」と指摘しています。

  2010/2/18  やっぱりもったいない給食の食べ残し 

今日は朝からインターン生とともに『緑と食品のリサイクルプラザ』に行き、学校給食によって排出される生ごみ(調理くずや残飯)の堆肥化事業を見学しました。

豊中市には41の小学校があり、そのうち37校の児童に原田と服部の2か所の学校給食センターから合計して毎日約2万食の給食が調理・配送されています。

給食材料のうち半分が野菜で、豊中市では、野菜の産地や鮮度を確認するために皮付きのものを購入し、学校給食センターで洗い、皮をむいて切ります。この時に出る野菜の皮や種などの食べることが出来ない部分が、野菜くず(調理くず)としてでます。一方、学校給食センターの栄養士や調理員は、児童に安全で喜ばれる給食を心がけておられますが、それでも、毎日、かなりの量の食べ残しがあり、学校給食センターに戻ってきています。




豊中市では、それらの調理くずや食べ残しを街路樹などの剪定枝と混ぜて発酵させて、『土壌改良材(とよっぴ)』を作っています。






約1000kg/日の生ごみ(調理くず:約700kg、食べ残し:約300kg)と剪定枝約1250kg/日を混合し、発酵・熟成(約3か月)させて、とよっぴを作っており、年間約100トン〜110トンも作られています。

作られた『とよっぴ』は200円(10s)で販売されるとともに、市内の小中学校、幼稚園、保育所にも配布されるなどしており、需要に対して供給が追いついていないのが現状です。

しなしながら、給食によって出された生ごみを堆肥化する取り組みは評価しますが、給食の食べ残しが年間約45トンも出ていることを無視するわけにはいきません。まずは、子どもたちに、栄養士・調理員が必要と判断して調理している給食が、きちんと摂取してもらえていないことを改善することに、もっと力を入れるべきと考えています。どうして、子どもたちが給食を残すのかを検証し、しっかりと子どもたちに必要な栄養摂取が給食を通して実現されるように、豊中市・豊中市教育員会は努めるべきです。

生ごみ堆肥化施設の建設費は約5000万円かかり、毎年の維持管理や人件費に約2500万円かかり、一方で、とよっぴの売り上げは毎年100万円という現状があります。私は、生ごみを焼却処理するのではなく、とよっぴとして土に戻し、再資源化・再利用化することは大事なことだと思いますが、子どもたちがしっかりと給食をほとんど残さず食べ、給食の食べ残しを堆肥化するこの施設の規模が縮小されることが、理想の形だと思います。

今日は、豊中市環境部の方々とともにNPOとよなか市民環境会議のプロジェクト活動である『NPO花と緑のネットワーク』のスタッフの方からもいろいろとお話を伺いました。

ちなみに、先ほど述べた学校給食の食べ残しや残菜を焼却せずに土壌改良材「とよっぴ」を作り、幅広く頒布・販売したり、とよっぴを使って畑などで野菜を育て収穫する児童・生徒への環境教育に尽力されているのが『NPO花と緑のネットワーク』です。


午後からは、豊中市共同利用施設 利倉センターに行き、蛍ドーム竣工式に参加しました。

毎年、夏の風物詩として市民が親しんでいる「蛍の里」が施設の老朽化のために、ドーム修復工事が行われていました。その新ドームが完成し、お披露目を兼ねて、竣工式が開かれたのです。今日は実際に、完成したばかりの蛍ドーム内の見学もさせて頂きました。




現在は、蛍はさなぎの状態で土の中にいて、5月末か6月初旬頃に成虫の観察が出来るようになるそうです。




夜は、現役のインターン生と、OB・OGインターン生の交流会を行いました。

現役のインターン生たちにとって、OB・OGインターン生との話が、何らかの形で良い刺激になったり、意識づけになってくれたらと願っています。個人的には、OB・OGインターン生の近況などを聞くことができて、とても有意義な時間となりました。

  2010/2/17  冒険教育『プロジェクトアドベンチャー』 

今日は会派所属の議員から招待されて、インターン生とともに伊丹市立稲野小学校に行き、冒険教育『プロジェクトアドベンチャー』体験プログラムに参加しました。

冒険教育『プロジェクトアドベンチャー』は、心理学や体験学習の手法を取り入れた、参加者の自主性や協調性を養う野外活動を中心としたプログラムです。

昔の子どもたちは、山や川、原っぱで遊び、その中で協調性や信頼関係を学んできましが今、子ども達はその大切な遊びのための場所も時間も相手も不足しています。プロジェクトアドベンチャーは、限られた時間で効果的なプログラムを展開することで、その不足を補い学びの環境をつくることをねらいとしています。

プログラムの効果としては、以下のことが挙げられます。

(人格の成長)
人は自分を守るため無意識に「壁」をつくります。自分を守ろうとして作る「壁」が、実は自分の成長を拒んでいます。プロジェクトアドベンチャーでは信頼関係をしっかり築くことによりこの「壁」を下げ、外からの情報を取り込みやすくします。その結果、今まで知らなかった自分を発見することができます。

(チームワーク)
全体でのチームワークは今後の活動に大きく影響します。グループ内にしっかりした信頼関係が出来上がるとお互いにサポートし合う関係が作られることになります。その結果、いわゆる足の引っ張り合いなどの無駄が減り、全体の連携がうまく取れるようになり、責任のなすりつけあいなどもなくなります。

(課題解決)
プログラムの中で行われる課題解決では、問題をどのように整理して、問題点が何かを探し、どうすれば解決できるかグループで協議します。「何がよかったのか」「何が悪かったのか」その振り返りを通して、全体への適用を考えます。

(目標設定)
いろんな物事や活動を進める上でも常に行われている目標設定が、どのようにして設定したときに、活動の動機づけとして有効に働くかを体験を通して学ぶことができます。

(ストレスへの対処)
精神的なプレッシャーは、これを回避してばかりいては解決しません。逆にストレスとして蓄積されてしまいます。リスクに立ち向かうチャレンジ精神を、アドベンチャーから学ぶことができます。

今日の体験プログラムでは、兵庫県冒険教育チーフトレーナー丹後政俊さんのもと、他の市議会議員や豊中市教育委員会の職員の方々、インターン生たちとともに、冒険教育『プロジェクトアドベンチャー』の説明を簡単にしていただき、その後、実際に設置されている設備を使って、体験させていただきました。





参加したメンバーで、攻略法をいろいろと話し合ったり、協力しあったり、応援しあったりしながら、いくつかの課題克服に挑戦しました。個人的にはとても夢中になりましたし、達成感や信頼感などを非常に感じることができました。

子どもたちにとっても達成感や仲間との協力・信頼、問題解決能力、コミュニケーション能力、向上心、リーダーシップ、チームワークなど、様々な面で良い効果をもたらす気がしました。まずは、この冒険教育『プロジェクトアドベンチャー』の指導員の育成から始めてみてはと思いました。


午後からは、リサイクル交流センターに行き、ごみ減量フォーラムに参加しました。

大阪産業大学人間環境学部講師の花嶋温子さんによる基調講演『都市が抱えるごみ問題』があり、ごみ処理の実態やコストなどを考えるとともに、ごみ減量と資源の有効活用の必要性について学びました。



また、大阪湾広域臨海環境整備センターの職員の方から『ごみ最終処分場(大阪湾フェニックス)の現状と将来展望』についての報告や豊中市環境部廃棄物対策室の職員の方から『豊中市のごみの現状と課題』についての報告があり、埋め立て処分場の現状と将来展望についてや、ごみ減量やリサイクル行動の推進に向けた、市民・行政・事業者の役割などについて学びました。


夕方からは事務所に戻り、市民の方々と話をしたり、事務作業をしたりしていました。

  2010/2/16  ストップ!地球温暖化デー 

今日は午前中、議会に行き、3月議会で無所属議員同士で提案予定の「役職加算廃止条例案」について、賛同して頂きたいと要望するために、いくつかの会派の幹事長と話し合いを持ちました。

その後、議会控え室で、資料を読み込んだり、職員の方々と意見交換をしたりしていました。


午後からは、インターン生と共に、ローズ文化ホールに行き、『ストップ!地球温暖化デーイベント」』に参加しました。

京都議定書発行の日から5年目を迎え、大阪府では2006年2月16日から毎月16日を「地球温暖化について考え、その防止のために一人ひとりがライフスタイルを見直し、環境にやさしい行動を実践する日」として「ストップ!地球温暖化デー」を設定しています。

今日のイベントでは、「第3回とよなかエコ市民賞2009表彰式・活動発表」と「ストップ!地球温暖化デー記念講演会」が行われました。

「とよなかエコ市民賞」とは、環境への負担の低減や自然との共生、快適環境の創造などに、自主的、積極的に取り組んでいる団体を、とよなか市民環境会議が顕彰するもので、今回は、「全日空整備株式会社」、「株式会社日刊オフセット」、「豊中天文協会」、「大阪府立桜塚高等学校 生徒保健委員会」の4団体が受賞され、それぞれの団体から活動内容の紹介がありました。



「ストップ!地球温暖化デー記念講演会」では、コンサルタントオフィスWATT代表の野網正幸さんの講演『エ〜コとあるで!地球にやさしいエコライフ〜家庭や事業所で行うエコライフ〜』があり、身近な省エネ活動から最新の省エネ情報などなど幅広くお話を伺いました。

野網さんは、関西電力株式会社に勤務されていた頃、主に工場・ビルの省エネ診断に従事され、退職後は、「エネルギー使用合理化専門員」として数多くの工場、ビル等の省エネルギー診断、指導を実施し、事業所の省エネ活動を支援されており、地域や家庭についても「省エネ普及指導員」、「兵庫県地球温暖化防止活動推進員」として消費者協会、婦人会、小中学生などに対し環境問題と身近な省エネ活動についての講演を行っているそうです。


夕方には事務所に戻り、元インターン生とつながり通信3月号の作成をしたり、事務作業をしたりしていました。


夜は、ホテルアイボリーに行き、アイボリーフォーラムに参加しました。日本大学経済学部教授の加藤一誠さんによる講演『これからの航空・空港政策の考え方』を伺いました。

講演内容としては、拠点化の意味、空港整備財源のあり方、地元のことは地元で、西の空の異変、利用者と空港の共存共栄などについてでした。

理念的な話や予測が難しい将来展望ではなく、現状認識や数値などを用いた理論はとても分かりやすく、納得のいくものでした。

特に、「空港が経済に発展をもたらすのは幻想で、経済発展が交通を増やし、空港の財政状況も改善される」という話は、まさにその通りだと思いました。大阪国際空港を廃港にしたとしても、関西空港の財政状況の改善につながるのか全く不透明ですし、関西空港が今後の大阪の経済を発展させるとも現状では考えにくいと思います。

  2010/2/15  どうなる、どうする大阪国際空港!! 

今日は午前中、事務所で事務作業をしたり、つながり通信3月号の作成をしたり、インターン生とインターン活動について話をしたりしていました。今月は、毎日のように予定が入っており、なかなかつながり通信を作る時間や調査・研究に充てる時間が作れませんので、わずかに事務所にいれる時間でも非常に貴重です。


午後からは、豊中市伊丹市クリーンランド議会で、来年度予算の説明が行われました。しかし、他の予定とバッティングしたため、詳しい内容については、後日、担当課の職員の方々に説明をしていただこうと思っています。


夕方からは、インターン生とともにホテルアイボリーに行き、夜回り先生こと水谷修さんの講演『「あした笑顔になれ」〜私たちにできることをしなければならない〜』を聴きに行きました。水谷さんの講演はこれまでにも何度か伺っていますが、何度聞いても実体験に基づく話は、説得力と言うか心に響くものがありました。




その後、大急ぎで、池田市民文化会館に行き、空港問題タウンミーティング『関西の発展のため、どうなる・どうする?大阪国際空港!』に参加しました。

関西3空港を考える中で、今、その存在が注目されている「大阪国際空港」ですが、今日は、「関西の現状と未来を考え、3空港がどうあるべきか」様々な声が聞かれる中、橋下徹大阪府知事、倉田哲郎箕面市長や大学教授、地元団体の方などがパネラーとなり、倉田薫池田市長がコーディネータで、討論会が行われました。



会場は、立ち見が出るほどの参加者で、非常に熱のこもった討論が展開されていました。

橋下知事は、しきりに「関空までのアクセス(北摂地域からのアクセス)の改善を前提に大阪国際空港の廃止。」を訴えられ、「石炭から石油への転換と同様に、大阪国際空港からの脱却が必要。」、「目先のことと、将来の大きな利益のどちらをとるか考えるべき。」などと仰ってましたが、本当に大阪国際空港の廃港が将来の大きな利益となるのか疑問ですし、数字(見込み)よりも理念を優先させようとする知事の言葉は、現実味に欠けるように感じられました。

また、現在、大阪国際空港によって生み出されている雇用約8500人のうち、約2200人が豊中市民であり、雇用の喪失の問題や大阪国際空港が担う災害時の支援拠点として役割の喪失の問題などについて、明確な見解が示されなかったこと、「大阪国際空港廃港後の土地利用については、地元住民が考えればよい」と言う大阪国際空港を廃港するまでのビジョンしかなく、その先についてのビジョンについて示されなかったことは非常に無責任に感じました。

  2010/2/14 (仮称)スーパー万代本町店建設問題の行方  

今朝は、午前中に予定がなかったこともあり、久しぶりに少しだけゆっくり睡眠をとることができ、さらに洗濯や部屋の掃除などをすることができ、非常に心身ともにリフレッシュできました。


午後は、TIFA(国際交流の会とよなか)のグローバルサロンとして、大阪大学文学部講師の鄭(ちょん) 聖汝 さんによる講演『私の歩んで来た道〜韓国と日本に住んで思うこと〜』が開かれました。鄭さんは韓国で生まれ育ち、現在は大阪大学で留学生の指導されており、最近の留学生事情や、韓国と日本の文化・習慣の違いなどについてお話をされました。


夜は、大池コミュニティープラザに行き、(仮称)スーパー万代本町店建設問題に関する近隣住民の会議に参加させて頂きました。

今日は、経過報告や今後の方向性などの情報共有をした後、参加者同士で、意見交換を行いました。

  2010/2/13  市内の催しごとをはしご 

今日は朝から、インターン生とともに豊中市すこやかプラザに行き、「第1回すこプラまつり」を見学しました。キッズダンスやストレッチ体操、防犯教室、認知症予防講座、AED講習、身長・体重の計測など、様々な企画が用意されていました。

実際にインターン生とともに、救急救命体験、点字体験、高齢者体験、脳年齢測定などなど、会場内で種々行われていたブースを回り、体験させてもらい、とても楽しませて頂くとともに勉強になりました。







午後からは、手塚治虫没21周年トーク&コンサートが南桜塚の延命湯で開かれました。漫画家・手塚治虫氏は昭和3年11月3日、豊中市で誕生され、2歳〜5歳まで、豊中市南桜塚で育ちました。今日のイベントは手塚治虫氏の命日(2月9日)を機に開催されました。「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「ふしぎなメルモ」「海のトリトン」などおなじみの手塚アニメソングのコンサートとトークショーが開かれました。


その後、、豊中人権まちづくりセンターに行き、『人権保育市民フォーラム〜共に生き 共に学び 共に育ちあう 子どもの人権について考えよう〜』に参加しました。

まずは、東豊中保育所の子どもたちによる太鼓演奏や公立保育所職員による表現発表が行われました。東と夜中保育所は私もお世話になった保育所なので、何となく親近感を抱きました。



その後、大阪市立大学教授の堀智晴さんとNPOちゃいるどネット大阪理事の棚田純子さんによる対談〜子どもが今、豊かに生きるために〜が行われました。子どもの権利条約が今年で20周年を迎えますが、今日の対談も「子どもの人権とは何か」について、多文化共生、地域支援、障がい児保育、同和保育、男女共同参画など幅広いテーマでとても分かりやすくお話をされていました。




夜は、くらしかんに行き、第1回「慰安婦」問題の早期解決を目指す豊中学習会『被害者「ハルモニ」に寄り添って』に参加しました。

今年1月13日に900回を迎えた「水曜デモ」。日本軍「慰安婦」とされた韓国の被害女性(ハルモニ)たちが、毎週水曜日にソウルの日本大使館前で、日本政府に対して「謝罪と賠償」を求めて訴え続けてこられ、18年の歳月が経ちました。高齢のハルモニたちの訃報が相次いで届いています。

今日は、韓国「ナヌムの家」でハルモニたちと共に生活されている村山一兵さんによる講演があり、「慰安婦」問題の真実、被害女性の思い、そして日本人として、この問題の解決に向けて考えておられることなどを伺いました。



ちなみに、「ナヌムの家」は韓国にある、日本軍性奴隷被害女性たちが共同して暮らす家で、「ナヌム」とは分かち合いと言う意味だそうです。


今日一日、豊中市内の催しごとにはしごして参加し、とても疲れました。

  2010/2/12  権限委譲と府市統合の行方 

今朝は、千里中央駅前で、インターン生とともにつながり通信2月号を配ったり、街頭演説をしました。

街頭演説をしていたこともあり、いつも以上に多くの方々に通信を受け取って頂きました。





その後、インターン生とともに、大阪府議会会館に行き、北摂アクションネットの拡大会議に参加しました。今日は大阪府議会議員や大阪府内の市町村議員が集って情報交換、情報共有を行いました。

議論した主な内容は、『水道事業について』、『特例市並みの権限委譲について』、『大阪府の新年度予算のあらましが提示されたことに伴う、市町村関連予算について』でした。

水道事業については、大阪府水道部の方を交えて、大阪府が料金を値下げしますが、それを受けて各市町村は水道料金にどのように反映させようとしているのかについてなど情報交換を行いました。

権限委譲については、大阪府の府市町村課の方から今後の流れや府の狙いなどについての説明を受けました。




  2010/2/11 みんなでうえの歩こう会  

今日は朝から、豊中駅前に行き、インターン生たちとともに、うえの歩こう会に参加しました。

まずは、阪急豊中駅から芦屋川駅まで行き、そこから歩き始めました。高座の滝から、ロックガーデン、風吹岩を経て、横池に行き、そこで昼食を食べました。




昼食後は、保久良神社に行き、岡本梅林を通って、阪急岡本駅まで歩きました。まだ、三分咲き程度でしてが、梅の花も見ることが出来ました。



少し肌寒かったですが、歩いているときは、それほど大雨にもならず、また、インターン生たちが参加していたこともあり、賑やかで楽しかったです。

さらに、草木の名前を教えていただいたり、落ちている糞を見て、動物の特定の方法を教えて頂くなど勉強になることもたくさんありましたし、野生のイノシシも見ることができました。




明日の朝は、千里中央駅前で、インターン生と一緒につながり通信2月号を配ったり、街頭演説をする予定です。

  2010/2/10  豊中市教育振興計画について 

今日は午前中、事務所で、他市の議員の元でインターン経験があり、現在は大学院生で将来、政治家志望の方と話をしました。様々なテーマの話について、私のインターン生たちも交えて話をしました。比較的、時間がとれたこともあり、じっくりを話をすることが出来ました。若い世代の方々が政治に関心を持ち、さらには政治家を志して頂くことは非常に嬉しいことですし、出来る範囲で応援したいと思っています。

午後からは、事務所で事務作業をしたり、市民相談に対応したり、化学物質過敏症の話について意見交換をしたりしていました。


夜は、中央公民館に行き、『豊中市教育振興計画(原案)』の説明会に参加しました。

豊中市教育振興計画は、豊中市の教育の中長期的な目標と基本的な方向性を示すもので、現在、豊中市では、豊中市教育振興計画(原案)に対する意見募集を行っています。

どのような説明会を行っているのかも興味がありましたし、豊中市教育振興計画の内容の理解を深め、豊中市の教育ビジョンを知りたいと思い、参加しました。教育長をはじめ教育委員会の職員の方々が多数参加しておられ、市民の方の参加は思ったより少なかった気がします。

今週一週間で計4回の説明会が開催されますが、現在行われている意見募集にどれくらいの方から、どのようなご意見が寄せられるのか、非常に関心があります。

豊中市教育振興計画(原案)への意見募集については、こちらをご参照ください

  2010/2/9  地方議会のあり方と議会の可能性について 

今朝は、桃山台駅前で、元インターン生とともにつながり通信2月号を配りました。今日はかなり暖かかったですし、多くの方々から声をかけて頂き、とても通信配りがやりやすかったです。


通信配りを終えると、急いで議会に行き、空港問題調査特別委員会に出席しました。今日の委員会では、先月、2度の懇談会を開会したことについて各委員から感想や意見を出し合いました。これで、今年度の空港問題調査特別委員会は特段のことがない限り、終了ということになります。


午後からは、インターン生とともに吹田市役所に行き、関西若手議員の会の研修会に参加しました。

まずは、吹田市「歴史文化まちづくりセンター」浜屋敷を見学しました。このセンターは、指定管理者NPO法人吹田歴史まちづくり協会により、イベントなどが運営されている施設で、月刊指定管理者制度2009年7月号に特集されました。古民家を利用して、指定管理者のNPOとボランティアの方々が運営しています。施設の中では、当時の屋敷の様子を見学させていただくと共に、大阪府内で2番目に古いだんじりも見せていただきました。




指定管理で行っているとはいえ、かなりの部分を市民ボランティアの方々の力で支えられていると言う印象を受けました。


その後、二つ目の研修として、関西若手議員の会と東京財団のコラボレーション企画『討論!地方議会の将来像 地方議会の改革の必要性とその手法』に参加しました。

ちなみに、関西若手議員の会とは、平成6年に設立されて今年で16年目を迎えた「全国若手市議会議員の会」の関西ブロック組織です。正会員は原則として、35歳までに初当選した市議会議員・町議会議員で、45歳を迎えると卒業になります。その他にも政治家を志す賛助会員も在籍しています。市議会議員から府県会議員や首長になった方も数多く存在しておられます。

一方、東京財団は、政策研究とその実現に取り組むとともに、志と能力を併せもつ人材を育てていくことを二つの柱とし、二つの柱による相乗効果で社会変革を目指す団体です。

政権交代後、変革の波が地方議会を巻き込み、役割の強化が求められています。今日は東京財団研究員の方々(福嶋浩彦前我孫子市長・中尾修前栗山町議会事務局長など)と、地方議会の改革について議論をしました。



主要な話の内容としては、

政権交代後の地方分権、地域主権の流れにより、地方自治体が条例で定める事務事業が増大することについて

意思決定機関である地方議会の責任が増大することについて

議会にも、市民参画と情報公開が求められることについて

議会が市民の意思を的確に把握する仕組み・制度を整えることが必要になることについて

近年制定されている 議会基本条例は80を超えるが、その内容はどのようなものがベストなのかについて

議会基本条例制定時に抑えるべき点について

これからの地方議会のあり方や議会の可能性などについて、とても参考になる話がたくさんありました。

夜は、研修会に集った議員や東京財団の方々、インターン生で、意見交換、情報交換を兼ねた交流会が行われました。

  2010/2/8  委員会傍聴。別室、モニター、設備不備!! 

今朝は、少路駅前で、つながり通信2月号を配りました。

今日は少し暖かかったですし、とても久しぶりの友人に出会うなどしたので、時間が経つのが早く感じられました。

午前中は、事務所で事務作業をしたり、市民の方と意見交換、情報交換をしたりしていました。


午後からは、議会に行き、行財政改革・地方分権調査特別委員会の傍聴をしました。今日のテーマは、『地域自治システムの調査検討の進捗状況と今後のスケジュール』、『中核市移行と大阪版権限移譲について』、『新・豊中市行財政改革プランについて』、『2010年度予算の概要について』でした。

地域自治システムについては、地域でどんなことが必要かを、受けとめ課題解決に向けて活動する組織『地域自治組織』の設立に向けての話がなされました。地域自治組織とは、市民・事業者が自主的に形成し、市が認定するもので、地域の主な活動団体や事業者、市民で構成され、概ね小学校区の区域に一団体を想定されているようです。2010年度に地域自治システムの調査検討を行い、2011年度に地域自治システムの本格実施に向けた準備、2012年度に本格実施するスケジュールだそうですが、詳しいことはこれからといった感じでした。

中核市移行と大阪版権限移譲については、基本的な考え方として、豊中市が2012年4月を目途に中核市移行を進め、大阪府が提示している移譲事務についても2012年度に移譲する予定です。大阪府の移譲事務についても中核市移行についても、事務や権限だけが委譲されて、財源が移譲されないリスクについて、まだまだ曖昧な部分があり、今後もより慎重な対応が必要だと思います。

インターン生たちも委員会の様子を別室でモニター傍聴してもらいました。しかしながら、同室傍聴ができないために、別室でのモニター傍聴となっているにもかかわらず、モニターが映らず、音声も聞き取れなかったとのこと。結局、職員の方々が傍聴されるモニターで傍聴していたそうですが、そこでも音声がほとんど聞き取れなかったとのことでした。一般市民の方々も同様の形でモニター傍聴されるわけですし、このような不具合はあってはならないことだと思います。




委員会終了後は、職員の方々と意見交換をしたり、インターン生たちと話をしたり、無所属議員同士で話し合いをしたり、他会派の議員と『役職加算廃止に向けた議案』を3月議会で提出することに関しての意見交換を行いました。

夕方、事務所に戻ってからは、資料を読み込んだり、文書を作成したりしていました。


さて、昨日の日記で記載した『東豊中2丁目第1公園』について、担当課の公園みどり推進課に問い合わせました。

担当課の話によると、「当該公園は、もともと豊中市が造った公園ではなく、宅地開発の際に民間業者が造成を目指していた公園だったが、業者が開発途中で倒産した結果、近隣住民が予定通り公園を造成したいとの思いで、お金を出し合って造った公園だそうで、1981年に公園として公告されました。さらに、今回、要望書で述べられている、空き巣被害や迷惑行為については、数十年前の話であり、現在の話ではない。ただし、植え込みや雑草の管理については市として適正な対応を今後も行っていく。」とのことでした。

また、「公園のお隣の家の方が、公園の土地を購入してもよいとの見解を示され、豊中市も処分できるものなら売却処分したいと考えているが、都市公園法によって簡単には売却処理をすることができない」とのことでした。

今回の要望書が提出されるまでは、この公園の存在も知りませんでしたし、担当課に話を伺うまでは過去の経緯を知りませんでした。小さなことかもしれませんが、ちょっと行動し、話を聞くだけで、色々と勉強になるものです。


さて、新型インフルエンザに関する学級休業等の情報提供がありました。本日の豊中市内での新型インフルエンザによる学級休業等の情報です。

詳しくは、豊中市のホームページ上にある「インフルエンザによる学級休業について」をご参照下さい。


明日の朝は、桃山台駅前で、インターン生と一緒につながり通信2月号を配る予定です。

  2010/2/7  デンマークを知ろう!! 

今日は午前中、事務所で事務作業をしたり、市民の方の相談に乗ったりしていました。

その後、市民会館に行き、第5回高校生ダンスフェスタを見学しました。このイベントは、豊中市内を問わず、近隣周辺の高校生たちが、企画から行い、もちろん、日頃からダンスの練習を重ねて、創り上げており、非常に見ごたえのある催しです。

私は、全くといっていいほど、ダンスや音楽関係には疎いのですが、それでも、高校生たちのパワーに圧倒されるとともに感動を頂きました。


その後、インターン生たちとともに、箕面市民活動センターに行き、『デンマークを知ろう!〜世界一幸せな国?私たちが見たデンマーク〜』に参加しました。

高福祉の国として有名なデンマークは、いくつかの国際調査の幸福度ランキングで世界1位となり、注目を浴びています。

今日は大阪大学外国語学部デンマーク語専攻の学生たちを中心に、実際に現地を訪れ、実習、調査をされた成果を発表されました。そもそも、デンマークがどういう国なのか、面積(約4.3万ku≒九州)や人口(約553万人≒兵庫県)、気候、通貨などの基礎データを学ぶとともに、税金のシステム(消費税25%、エネルギー税(ガソリン89.74円/ )、所得税(最高税率59%・平均税率44%)などについても伺いました。

税金に関するデンマーク国民の考え方としては、「負担は楽ではないが、自分の払った税金の使い道が明確なので、高い税金でも受け入れている。納税額が下がることで従来の様々なサービスの水準が下がるよりは、高い税金でもよいと思っている」とのことでした。デンマーク国民の政府に対する信頼度がかなり高いことが伺えました。

その後、学生や大学院生からデンマークの保育環境、高齢者施設、精神障害者支援などについて、写真やデータなどを使って、とても分かりやすく興味深い話を聞かせて頂きました。


さて、東豊中自治会や東豊会・緑と環境を守る会の方々から、市議会議長宛に『東豊中2丁目第1公園』について、防犯及び管理について要望書が提出されました。

具体的な内容としては、
(空き巣被害)
公園に隣接しているお宅に空き巣被害が数回発生している。

(迷惑行為)
若者数人が公園にソファーなど持ち込み宴会などをし、タバコ、花火など、近隣に迷惑をかけることが発生し警察に通報することも起きている。

(日照・植え込み・雑草・害虫被害)
植え込み雑草など、発育が早く日照や、落ち葉、害虫についても不都合が生じている。

以上のことから、当該公園は地域に役立つこともなく、隣接する住民に大きな迷惑をかけているので、豊中市で徹底した管理をして欲しいとのことです。

今日は実際に現場を見に行きました。とは言っても、公園に通じる階段の入り口は閉鎖されていて、公園内部の様子が分かりませんでした。しかし、植え込みは生い茂っているように見えました。




あらためて、担当課に問い合わせて、状況確認をしたいと思います。


明日の朝は少路駅前で、つながり通信2月号を配る予定です。

  2010/2/6  市内行事が盛り沢山 

今日は朝から、猪名川利倉橋付近に行き、『猪名川クリーン作戦』に参加しました。

この猪名川クリーン作戦は、猪名川流域の48団体が実行委員団体として連携するとともに、民間企業、国、府、市町村の協力や後援のもとで、行われており、複数の自治体にまたがって、今年は猪名川流域の24か所で同時に行われました。

そのうちの一個所で、唯一の豊中市内の場所である猪名川利倉橋左岸付近でのごみ拾いに参加したのです。

朝方は雪が降っていて、どれくらい寒いのかと心配しましたが、ごみ拾いを開始すると徐々に体が温かくなってきて、汗もかくほどでした。空き缶、ペットボトルは次から次へと見つかりましたし、廃タイヤや傘、バケツ、靴なども拾いました。

わずか10数人で、1時間半ほどの活動でしたが、非常にたくさんのごみが集まりました。達成感とともに、「なんでこんなにごみを捨てるんや」という怒りもこみあげました。毎月、クリーン作戦を行っておられるNPO団体の方々や市民の方々には頭が下がります。

写真は、今日、一緒にクリーン作戦を行った方々と、今日みんなで拾ったごみです。




午後からは、インターン生とともに大池小学校に行き、『インクルーシブ教育を考えるシンポジウム』に参加しました。

豊中では、「障害」のある子も、ない子も地域の学校で同じクラスでともに生活し、ともに学ぶことを大切にした教育を40年近くにわたって進めてきました。

8回目を迎える今回は、弁護士の大谷恭子さんによる講演『国連「障害者権利条約」がめざすもの〜「ともに生き、ともに学ぶ」教育のこれから〜』を伺うとともに、大谷さんをはじめ、小学校、中学校の各教員や保護者の方によるパネルディスカッションが行われました。



大谷先生からは、現状として、子ども一人あたりの学校教育費が、2005年度で、中学校103万円、小学校89万円、特別支援学校(盲・ろう・養護学校)870万円と、学ぶ場によって、明らかな差があることを学びました。さらに、特別支援学校への就学奨励に関する法律の問題点や、特別支援教育支援員制度の問題点、就学時検診の問題点、高校進学率や就労率の低さなど、様々な問題提起をして頂き、とても勉強になりました。

2006年、国連は「障害者権利条約」を採択し、「障害のある子どもは自分の住む地域社会で、地域社会の一員として小・中・高校に入学できること」を原則としました。そのような流れの中で、2007年実施となった「特別支援教育」を絡めながら、インクルーシブ教育をどのように考え、深めていくかについて学びました。

ちなみに、インクルーシブ教育とは、「障害」のあるなしで学ぶ場を分けるのではなく、すべての子どもが普通学級で学び、その子の必要に応じた支援を行う教育のことを言います。


さらに今日は、他にも『すこやかネット〜地域子ども教室全体交流会〜』など様々な催しが市内各地で行われていました。


さて、ある新聞記事で、国土交通省の成長戦略会議が「関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港の3空港の問題」について、それぞれに独立採算を求めていく方向で検討に入ったと報道されました。3空港を一体運営する一元管理では、各空港の経営の透明性や結果責任が曖昧になるというのが理由だそうです。

また、大阪国際空港は、都市近接型空港としての役割を明確化し、フル活用する方向で検討されており、国際線の復活も検討されているようです。

一方、関西国際空港会社の1兆円を超える債務は国が保有する成田国際空港会社など既存空港株の上場・売却などの利益で埋めることを検討しているそうです。

この報道内容が事実なら、個人的には、成長戦略会議の考え方は、とても理解が出来るもので、検討することは当然の案だと思います。

一方、他の新聞記事では、「国土交通省の成長戦略会議が、将来の大阪国際空港廃止を選択肢の一つとして検討している。大阪国際空港について、韓国・ソウル便など近距離国際線を復活させる一方、国内線機能は縮小し、新幹線と競合しない路線を中心に小型機を飛ばすことを提言。そのうえで、中期的な廃港も検討されているとのこと」が記載されています。

また、他の新聞記事では、「成長戦略会議は大阪国際空港のあり方をめぐり、今あるものを活用する観点でまず考える。その上で、騒音対策などで地元の協力が得られなければ「中期的に廃港も視野に入れる」とする内容を盛り込んだ。」と記載されています。

つまりは、地元の協力が得られるのであれば、大阪国際空港を廃港する必要はなく、今後も最大限活用していくべきだということではないのかと思います。

  2010/2/5  学校給食センターの見学 

今朝は、岡町駅前で、インターンシップの学生たちとともにつながり通信2月号を配ったり、街頭演説をしたりしました。

学生も早朝から、またかなり寒い中、必死に2時間頑張ってくれたと思います。その甲斐もあってか、いつも以上に声をかけてくださる方、通信を受け取って下さる方が多かったです。

学生たちも初めて街頭演説をした月曜日と比べると、少しかもしれませんが慣れてきたように感じました。


その後は、インターン生たちとともに、原田学校給食センターに施設見学に行きました。

小学生の時に見学に行った以来のことで、全く覚えていなかったので、興味深く調理業務を見学させて頂きました。ちなみに豊中市では、原田と服部の2箇所の学校給食センターと4小学校での自校方式での給食調理が行われており、原田学校給食センターでは約1万3500食分を、服部学校給食センター8000食分を調理されています。



さらに、研修室で映像を交えて、説明をして頂きました。現在の給食では、週約2回の米飯給食となっていることや、私が小学生だったころと変わらず瓶の牛乳、アルミの食器類が採用されていることがわかりました。




さらに、パン食と米飯食では、パンのほうが米よりもコストが高い半面、栄養価面ではパンの方が高いといったことも伺うことが出来ました。パン食の場合、バターやジャム、調理方法によって栄養価が高められるというメリットがあるそうです。

一方、残念なことに残飯率(食べ残し率)が微増している状況にあることも伺いました。


午後からは、服部学校給食センターに行き、小学校から戻ってきた食器の洗浄工程や食べ残されたおかずやご飯の処理工程を見学したり、話を伺ったりしました。下の写真は、食べ残されたおかずを脱水処理する機械と脱水処理された後のものです。





豊中市では、学校給食で食べ残されたものは、一旦、各給食センターに集められた後、服部学校給食センターに集められ、脱水処理をし、その後、『豊中市緑と食品のリサイクルプラザ(堆肥化施設)』に輸送され、食べ残しと、街路樹などの剪定枝を混ぜて発酵させて土壌改良材(通称:とよっぴ)を作っています。

食べ残された給食を焼却処理するのではなく、堆肥化することは良いことだと思いますが、そもそも、栄養士さんが児童の必要栄養摂取量を計算し、調理された給食が食べ残されていると言うことは、児童の中には適度の栄養を摂取できていない子もいると言うことです。

ちなみに、2008年度の食べ残しの量は、おかず分で約48トン、米飯分で、約27.5トンととんでもない量です。一日あたりで考えると、約258.5Kgのおかずと、約366Kgの米(約300Kgのパン)が食べ残されていることになっています。

「食育、食育」と言うのであれば、このような現状をどのようにして改善していくのかをより一層深刻に考え、改善策を早急に講じるべきだと痛感しました。

後日、あらためて、自校方式で給食を作っている小学校や『豊中市緑と食品のリサイクルプラザ(堆肥化施設)』へも見学に行く予定です。


さて、神戸市が管理する神戸空港の運営収支が、2010年度予算で2年連続の赤字になるそうです。市債(借金)の返済額も2009年度の約11億3千万円から2010年度は約14億円、3年後には約20億円にまで膨れ上がると予測されています。

2010年度は数億円の収入不足になる見込みで、これまでに積み立てた財政調整基金(貯金)を取り崩してやりくりするようです。しかし、2009年度予算でも約7億9千万円の基金のうち、約3億2千万円を取り崩すことにしているそうで、近々、基金も枯渇してしまうことが容易に予想できます。

このような状況の神戸空港とそれ以上の赤字を抱える関西空港と、大阪国際空港の3空港が一元管理されると、現在、収支が黒字を続けている大阪国際空港までもが、二つの赤字空港とともに経営難に陥ってしまう(沈んでしまう)だけのような気がしてなりません。

  2010/2/4  環境教育について学ぶ 

今朝は、庄内駅前で、つながり通信2月号を配りました。

あまりの寒さに、1時間も経たないうちに、手の指先の感覚がなくなってしまい、受け取って下さる方に通信をお渡しすること自体に苦労しました。


午前中は、議会控え室で同室の無所属議員とともに、NPOとよなか市民環境会議アジェンダ21の方に、環境に関する様々な問題提起、情報提供をしていただきました。

「現在、豊中市が市民に意見募集をしている『豊中市教育振興計画(原案)』に環境教育についての項目や施策がどの程度盛り込まれているか」、「豊中市内の小学校で行われている緑のカーテン事業の効果の検証は行われているのか」、「小中学校から出されているごみの量はどれくらいか」、「特に紙ごみはどれくらいあり、どのような処理をしたいるのか」、「小学校から出される給食の残飯の量はどれくらいか」、「フィフティー・フィフティー制度(学校での環境保全活動を促進するため、学校が取り組んだ電気量の削減額の一部を、学校に還元させる光熱水費還元システム)の成果の検証は行われているのか」などなど、非常に興味深い問題提起でした。

私自身の不勉強を反省しつつ、コツコツと一つ一つの課題について、調査、勉強、研究をしていきたいと考えています。


午後からは、いくつかの部署の職員に質問をしたり、資料の請求をしたり、『豊中市教育振興計画(原案)』を読んだりしました。


さて、1月29日に、橋下大阪府知事の特別秘書から豊中市議会に対して、大阪国際空港問題の存廃について市議会との懇談会を持ちたいとの申入れがありました。

豊中市議会は、昨日、各会派の幹事長会を開き、2月19日召集告示、26日に初日とする3月定例会をまじかに控えていることなど日程調整がつかなかったため、断ることにしました。

各派幹事長会では、「話をしたいという人の話は、聞いてもいいのではないか」、「存廃の決定権のない知事と話す必要があるのか」など、様々な意見が出されたようです。

一方、橋下知事は「豊中市も市議会も本当にくだらない。市も市議会も豊中のことを一切考えていないことを市民にどんどん訴えていく」と不快感を示したとのことです。

しかし、池田市議会も「時期尚早」ということで開催を断っており、箕面市議会も「知事から正式な依頼がない」と判断を保留しているとのことで、豊中市議会の今回の判断が、知事が述べられるほどおかしいとは思えません。

今日、橋下知事は豊能町議会との意見交換会に臨み、大阪国際空港の廃港を訴えるとともに、大阪国際空港存続論を批判されたようですが、正直言って、意見交換会、懇談会と言う感じにはなっていない気がします。


明日の朝は、岡町駅前で、インターン生と一緒につながり通信2月号を配るとともに街頭演説も行う予定です。

  2010/2/3  コンビニで住民票の写しがゲットできる!! 

今朝は、蛍池駅前で、つながり通信2月号を配りました。

今日は非常に寒く、手足の指先の感覚がなくなってしまうぐらいでした。

午前中は、事務所で事務作業をしたり、市民相談に対応したりしていました。

午後からは、職員の方々と意見交換をしたり、インターン生や元インターン生と話をしたり、市民の方と意見交換をしたりしていました。


さて、首都圏の一部の自治体で、コンビニで住民票の写しや印鑑登録証明書が受けとれるサービスが開始されました。

東京都渋谷区、三鷹市、千葉県市川市の住民を対象に、セブン-イレブンの7店舗で、住民基本台帳カードを使い、住民票の写しや印鑑登録証明書を受け取れます。

サービスは、土日や早朝、夜間(午前6時半〜午後11時)に利用可能で、住基カードがあれば、居住地以外の店舗でも証明書などを受け取れるそうで、発行手数料は、渋谷区と市川市の住民が250円、三鷹市が200円と自治体によって異なります。

セブン-イレブンは今後、全国の約1万2600店に対応端末を設置し、参加する自治体を募っていく予定だそうです。

住基カードの普及率はわずか3%にとどまっていますが、このような取り組みによって普及率向上につながるかもしれません。


さて、朝日新聞社の世論調査で、橋下大阪府知事の『大阪国際空港の廃止と跡地の整備、関西空港のアクセス改善』論に対して、賛成が44%、反対が41%との結果が報道されました。とりわけ、大阪国際空港のある北摂地域を含む大阪北部では反対53%、賛成31%という結果となっています。

みなさんは、この問題をどのようにお考えになられているでしょうか?ご意見・ご提案等をお聞かせいただければ幸いです。


明日の朝は庄内駅前で、つながり通信2月号を配る予定です。

  2010/2/2  中核市になることのメリットは・・・ 

今朝は、柴原駅前で、つながり通信2月号を配りました。

昨晩は降雪もあったようで、どれくらい寒いのかと心配していましたが、比較的暖かかったですし、「頑張ってるな〜」、「ありがとう」などの声をかけてくださる方がおられ、とてもやりやすかったです。


その後、大急ぎで議会に行き、行財政改革・地方分権調査特別委員会懇談会に参加しました。

今日は『自治を大きくすることと小さくすることPARTU〜中核市と地域コミュニティ〜』というテーマで四日市大学総合政策学部の岩崎恭典教授の講演を伺いました。2007年1月にPARTTが開催されていたそうです。

今日の講演では地域コミュニティーの今後のあり方や中核市に移行するメリット・デメリットなどについて分かりやすくお話をして頂きました。

1947年には4.5だった合計特殊出生率が、1975年には2.0を切り、現在では、約1.3まで落ち込んでいます。さらに、労働力人口(15歳〜64歳の人口)は1995年に過去最高になって以降、減少の一途をたどっています。働く人から、得られる税収が減少する一方で、次の世代が年金や医療費などの扶助費を負担する額が増加する一方です。そのような状況の中で、今後の自治体のあり方、地域のあり方が大きく変わる必要があります。

ただし、権限と言うよりも業務だけが委譲されて、財源補償が不明確な点や、中核市になったからといって、今、市が抱えている問題や課題が解決されると言うわけではない点、行財政改革のもと職員数は削減し、民間委託も進めている中で、国や府が抱えきれなくなった事務・事業を市が肩代わりすることの矛盾などを考えると、個人的には、中核市に移行するメリットがあまり感じられないのですが・・・。


懇談会終了後は、インターン生たちと、各会派所属の議員の方々に挨拶をして回ったり、意見交換をしたりしました。


午後からは、空港問題調査特別委員会の委員同士で意見交換を行いました。なかなか委員全員の意見が一致することは難しいのですが、これまで行ってきた特別委員会として活動を何らかの形でまとめ上げる必要はあると思います。


その後、職員の方々と意見交換をしたり、無所属議員と話をしたりした後、事務所に戻り、インターン生とともに事務作業をしたり、事務所に来てくれた友人と話をしたりしていました。


さて、2009年3月に閉校した大阪府立少路高校(豊中市少路2丁目)の建物と敷地(約3万3千u)が、一般競争入札によって大阪市の民間不動産会社に約50億円で落札されたそうです。ちなみに、府有地の一般競争入札では、過去最高額だったそうです。

跡地には鉄筋4階建ての校舎棟(延べ床面積約1万800u)と、鉄筋3階建ての体育館(延べ床面積約3千u)が現存しており、落札された業者の建物を含めた敷地の活用は、今後、要チェックです。


さて、またまた、大阪府から感染性胃腸炎の集団発生についての報告がありました。検出されたウイルスは、ノロウイルスで、これまでにも豊中市内での保育所で数件の集団発生が確認されていますが、1月26日にも豊中市内の保育所で発生したそうです。

主な症状としては、おう吐や下痢だそうで、これまでに同様の症状を呈した児童は、おおむね快方に向かっているそうです。

あらためて、記載しておきますが、ノロウイルスの予防方法としては、以下の三つが挙げられています。

@食事の前やトイレの後などには、石けんを使って流水で手を洗う。

A加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べる。調理器具などは使用後に洗浄、殺菌する。

B感染症胃腸炎の患者に接する方は、患者の便、おう吐物を適切に処理し、感染を広げない。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生しますが、特に冬季に流行するそうで、健康な方は軽症で回復しますが、乳幼児や高齢者などでは重症化することもあるそうです。新型インフルエンザだけでなく、ノロウイルスにも十分注意してください。


明日の朝は蛍池駅前で、つながり通信2月号を配る予定です。

  2010/2/1  高齢者(独居・認知症)の見守り事業 

今朝は、豊中駅前で、インターンシップの学生たちとともにつながり通信2月号を配ったり、街頭演説をしたりしました。

学生たちは、初めての街頭演説や通信配りで、緊張や戸惑いもあったと思いますが、それぞれの個性を発揮しながら、頑張って取り組んでくれていました。

学生たちは、不特定多数の方々に、自分の思い、主張を伝える難しさを痛感していたようです。それでも、何事も慣れることが重要だと思いますので、駅頭で街頭演説でお見かけ下さった際には、暖かく見守って頂ければ幸いです。


その後、インターン生たちとともに議会に行き、議会事務局の職員の方々や他の会派の議員の方々に挨拶をしたり、インターン生たちに議会や市役所内を案内したりしました。



これからの2か月間、出来る限りのことをインターン生に経験、体験してもらう機会の提供をするとともに、ともに刺激しあえる関係で、活動をともにしていけたらと思っています。

午後からは、事務所で市民の方や元インターン生が来てくださり、話をしたり、事務作業をしたりしていました。


さて、認知症の高齢者が徘徊などで行方不明となり、亡くなられたり、重症で発見されるという非常につらく悲しい事件が、しばしば発生しています。

そういった独居高齢者や認知症の方が、行方不明にならないように、万が一、行方不明になられてもすぐに発見できるような対策として、豊中市では、今年から市と市社会福祉協議会によって高齢者(独居・認知症)の方々の見守り事業「安心生活創造事業」を始めます。

豊中市が育成した「安心協力員」が、派遣を希望する一人暮らしの高齢者宅を定期訪問して「顔なじみ」の関係をつくり、地域の福祉活動や行政サービスなどの情報を提供します。急病時などには買い物や入院の手伝いもします。

見守りの対象者は、75歳以上でひとり暮らし、かつ介護保険の要介護認定を申請していない高齢者。現在、豊中市内には約7450人おられるそうです。高齢者の登録は年間2000円、派遣は1回800円の実費負担だそうです。

現在、135人の市民が安心協力員の研修を受けているそうで、また、地域住民と接する機会が多い事業所(郵便・電気・宅配業者、新聞販売所など)などを「ひとり暮らし応援事業者」と位置づけ、仕事中に高齢者を見守るように依頼もしています。

ちなみに、この取り組みは、地域に根ざした福祉を進める自治体を対象にした厚生労働省のモデル事業の一つで、大阪府内では豊中市が唯一選ばれ、今年から3年間行う予定だそうです。

こういった地域の連携、協力を活用した事業が、どれくらいの効果があげられるのかは、分かりませんが、独居・認知症の高齢者の方々に対する支援策は今後、ますます重要視されると思われます。


さて、新型インフルエンザに関する学級休業等の情報提供がありました。本日の豊中市内での新型インフルエンザによる学級休業等の情報です。

詳しくは、豊中市のホームページ上にある「インフルエンザによる学級休業について」をご参照下さい。


明日の朝は柴原駅前で、つながり通信2月号を配る予定です。

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