今朝は庄内駅前でつながり通信2月号を配りました。昨日も、泣きごとを言っていましたが、正直言って、昨日とは比べものにならないほどの寒さ(冷たさ)でした。簡単に言うと、昨日は体が震えていましたが、今日は声が震えるほどでした。つまり体の芯から冷えたって感じでしょうか・・・。
こうなると、滑舌も悪くなりますし、配布する通信が上手く一枚一枚取れず、配布に手間取ってしまったり、さらには、自然と顔がこわばってしまい見てる方に余計に寒さを感じさせてしまったようです・・・汗
これだけ寒くなれば、通勤、通学の方々もポケットから手を出したくても出せなかったり、早く少しでも暖かい駅の中に入られたいのか歩く速度も速くなったりと、非常に通信配りをする環境、状況としては好ましくなく、当然のごとく、配布枚数はいつもと比べると少なかった気がします。でも、季節的には仕方のないことですし、多くの方々が色んな形で、この寒さに悩まされていると思うと、耐えて頑張るしかありません。
通信配りを終えると、議会に行き、防災対策調査特別委員会に出席しました。まずは、危機管理室の職員の方から、東日本大震災以降の豊中市の主な防災関連事業の実施報告、災害対応マニュアル作成の基本的な考え方の説明があり、さらに、「東日本大震災の現場から〜その経験と教訓を語り継ぐ〜」と題して先月行われた職員研修の報告がありました。
その職員研修では、被災地に派遣され数日から数か月もの間、給水活動、保健師として健康相談対応、戸籍事務、義援金受付事務など様々な部署で従事された職員さんの報告や、岩手県大槌町の平野公三総務部長の基調講演「すべてを飲みこんでいった大津波 その時自治体はどう動いたか」があったそうですが、それぞれ実体験からの感想や課題が話されたようで、非常に内容の濃いものだったように思います。
就業中ということで、参加職員は85名だったそうで、もっと多くの方が情報共有出来たらよかったと思います。さらに、残念だったことは、私自身は学ぶこと、感じることが多い内容だと思ったのですが、参加職員の約55%しか研修後のアンケートに回答しないなど、参加された職員の間でもかなり意識の差、感じ方に差があったのではないかと思われ、残念でなりません。
その後、豊中市地域防災計画に対する東日本大震災の教訓について、危機管理室がまとめた13項目の教訓を説明されました。啓発訓練の方法について、災害時における情報伝達手法について、災害時における適切な避難誘導と職員等の安全管理について、災害時の燃料の確保について、帰宅困難者対策についてなどなど、今回の東日本大震災でも大きな課題になり、豊中市でも同様の災害が発生した場合、起こりうる課題であると思いましたので、教訓をまとめるとともに、その課題解決に向けた対応策を講じることが急がれます。
最後に、委員同士で自由に意見交換を行い、防災対策調査特別委員会として、具体的な行動や成果をあげる取組みが必要との意見が多数出されました。せっかく、特別委員会を設置しているわけですので、手法や手段は様々あるとは思いますが、行政に対してでも、市民に対してでも、何らかの影響を与えられるようなアクションがとれたらと思っています。
インターン生たちは、別室でのモニター傍聴をしていました。臨場感に欠けますし、出来ることなら同室で傍聴して生の議論を見てもらえたらと思うのですが・・・。
さらに、映像がカラーではなく、白黒でしか放送されないという時代錯誤の状況は早急に改善が求められます。
午後からは、事務所に戻り、つながり通信のポスティング作業を小雪の舞う中、インターン生たちと行いました。朝の駅頭での通信配りの際も市民の方から言われましたが、「こんな寒い日に、よく頑張るね〜。」「風邪ひかないように」といった言葉を沢山かけられました。
さて、先月18日の日記でも指摘しましたが、1月17日に大災害時に緊急情報を流すため、豊中市内の市立小学校(41校)と大阪大学、服部緑地に設置している同報通信システムの防災用スピーカーから一斉放送が行われました。詳しくは、先月18日の日記をご覧頂ければと思いますが、防災の日に合わせて、市民に防災スピーカーについての理解を深めてもらうことや、防災意識の向上、さらには設備の動作確認を行うことで、いざという時に有効に機能するよう点検する目的で実施されたにもかかわらず、市内全域的に、防災用スピーカーの放送が聞こえていない実態が明らかになってきました。
今日開かれた防災対策調査特別委員会で提供された資料でも、市内のある二つの地区で、防災用スピーカーの聞き取り調査が行われ、自宅にいても、屋外にいても、その大半(約9割)の方が全く聞こえなかったか、聞き取りにくかったと回答しています。
防災用スピーカーは、音声到達範囲が限られているため、全ての家庭に届くわけではなく、そのために、サイレン(音声到達範囲が約1100m)が市内に21か所設置されるとともに、エリアメールの配信、ケーブルテレビ、自動応答電話、定時放送、FM千里等の各種広報媒体、さらには、広報車が市内を回りながら案内音声を流すことで対応することになっていますが、本当にそれらの設備で有事の際に、十分対応できるのか、さらには、しっかりと機能するのか調査、確認する必要があると思います。
今日の特別委員会でも要望、提案しましたが、自然災害への備えはいくらしていても万全ではないことが、東日本大震災から学んだわけで、その教訓を活かすためにも、事前訓練や防災機器の確認作業は、出来る限り、本番を想定した形で行うべきだと思います。
3月11日に再度、同報通信システムの防災用スピーカーからの一斉放送が予定されていますが、是非とも1月17日の試験放送の結果を踏まえ、正確な同報通信システムの有益性、効果性を図るためにも、市民に同報通信システムについての理解を深めてもらうことや、防災意識の向上を図るためにも、現在、配備している防災設備をフル活用した形での訓練の実施が必要ではないかと思います。
明日の朝はインターン生や元インターン生とともに、岡町駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をする予定です。
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2012/2/1 吐息は白く、手、耳赤し
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今朝は蛍池駅前でつながり通信2月号を配りました。あまりの寒さに震えながらの通信配りとなりました。2時間の活動中、吐く息は常に真っ白で、手の指先の感覚がなくなったかと思って手を見ると、真っ赤になっていました・・・泣 8時ごろからは雨まで降り出し、最悪のコンディションの中での通信配りでしたが、いつもと変わらず声をかけてくださる方、わざわざ手袋をはずして通信を受け取ってくださる方、イヤホンをはずして挨拶をして方の存在が、私のモチベーションを維持し、新たなやる気をみなぎらせて下さいます。 とは言え、明日は今日以上に寒く雪が降るかもなんて予報が流れています。でも、これまでも毎年、このような寒い冬を乗り越えてきたわけですので、体の震えが止まらなかったり、手の感覚が完全に無くなってしまい配る通信を持つことすら出来なくならない限りは、笑顔を絶やさず、通信配りを続けたいと思っています!! 今日から議員インターンシップの学生も事務所に来ており、早速、つながり通信のポスティング作業をしてもらいました。道に迷ったり、要領がつかめなかったりで、かなりの時間を費やしたようですが、それでも、「次回はもっと早く配り終えられるように頑張ります」と非常に前向きな姿勢を見せてくれていました。 午後からは、事務所で、市民の方と話をしたり、インターン生と事務作業をしたり、資料の作成をしたりしていました。 さて、大阪府によると、昨年12月の1か月間に1322件の府民からの意見が寄せられ、その半数以上の689件が東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)処理に対する意見だったそうです。しかも、そのほとんどが大阪府の受け入れに対して反対の意見だったとのことです。 もちろん、大阪府民約886万人全体からするととても少ない数の意見集約ですが、それでも、災害廃棄物の受け入れに対する危惧や疑念、不安から、抵抗感を抱いておられる大阪府民がかなりの割合に上ることが想定され、大阪府は独自基準を策定し、岩手県からの災害廃棄物を受け入れる方向で動いているようですが、災害廃棄物を安易に受け入れるのではなく、まずは、このような大阪府民の意見を十分に受け入れる(受け止める)べきと私は思います。 さらに、毎日新聞の独自アンケート調査結果によると、大阪府内の事務組合を含む25団体のうち24団体が回答し、「受け入れについてどちらともいえない」16団体、「受け入れに前向き」大阪市のみ。「受け入れを検討しない」は7団体で、吹田市、箕面市、守口市、枚方市、寝屋川市、岬町、そして、豊中市伊丹市クリーンランドとなっています。 これで一安心という訳にはいきませんが、豊中市伊丹市クリーンランドが明確に意思表示をされたということであれば、素晴らしいことだと思います。 とはいえ、豊中市伊丹市クリーンランドが災害廃棄物の受け入れをしなかったとしても、大阪市が受け入れたり、処理後に発生する焼却灰を「大阪湾広域臨海環境整備センター(通称:フェニックス)」などの最終処分地であるに運ばれてしまうと、何の意味もありません。大阪府や大阪市にはそのことを十分考慮した上で、慎重かつ責任ある対応をしてもらいたいものです。 明日の朝は庄内駅前でつながり通信2月号を配る予定です。
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