かんばら宏一郎と前向きひろば
 

かんばら宏一郎
若い力で、新しい政治を実現します!


連 絡 先
前向きひろば
- Positive Square -
代表 : 神原 宏一郎

〒560-0021
豊中市本町3-1-20
エルビル2階
TEL/FAX : 06-6854-5664
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日記
かんばらと前向きひろばの日常の一部をお伝えしていきます
  2012/2/29  もう2月が終わります・・・汗

今日も昨日までと同じような日記になってしまいますが、朝から議会控え室に行き、会派の議員とともに代表質問の準備をし続けました。

お昼休みを挟んで、引っ切り無しに来られる職員の方々との意見交換をして、その合間合間に文章作りをする繰り返しでした。気づけば、夜の8時になっていました。

その後、事務所に戻って、事務所の作業をしたり、明日からの駅頭活動の準備をしたりしていました。

もう、早くも2月が終わってしますと思うと、時間の経過の早さに焦ります。


明日の朝は庄内駅前でつながり通信3月号を配る予定です。

  2012/2/28  代表質問の項目が決定!!

今日も朝から議会控え室に行き、会派の議員とともに代表質問の項目や内容についての打ち合わせをして、議長に対して、会派としての代表質問項目を通告しました。あくまで、代表質問の項目が決定しただけで、本番で行う内容については、これからより具体的に練り上げていきます。

午後からは、各質問項目に対して、担当部局の職員の方々との意見交換や質問事項の文章作りをしていました。

夕方に事務所に戻ると元インターン生が来てくれていて、近況報告を受けたり、就職活動についての話を聞いたりしました。

夜には、市民グループの方々との意見交換をしたり、代表質問や文教常任委員会の予算審議の準備をしていました。

  2012/2/27  現地視察と代表質問に向けた準備

今日は午前中、3月定例会の予算案に関連する事業予定地の現地視察に参加しました。

まずは、新千里南町3丁目に建設予定の「(仮称)養護老人ホーム永寿園とよなか」の予定地を見に行きました。

高齢化率が高い北東部圏域に高齢者福祉の拠点として、養護老人ホームとともに地域交流スペースや地域密着型介護老人福祉施設、ショートステイ、老人デイサービスセンターを併設した複合施設を建設し、建設事業者である社会福祉法人大阪府社会福祉事業団から購入する予定となっています。

<(仮称)養護老人ホーム永寿園とよなか>

所在地:豊中市新千里南町3丁目2−122
敷地面積:2354.82u
延床面積:5389.16u(うち市所有部分3816.61u)
開設:2013年4月1日
構造:鉄筋コンクリート造 地下1階地上5階(屋上含む)
施設購入費:9億3660万円


次に、神崎刀根山線(旭ヶ丘橋)の道路橋梁新設改良事業予定地を見学しました。



現在の旭ヶ丘橋には歩道がなく、歩行者の安全性に問題があることから、北側に歩道橋を設置するとともに、南側に張り出し歩道を設置するという事業です。事業費は総額1億4400万円です。




写真のように、橋の手前までは歩道があるのですが、橋を渡る際は、歩行者が車道に出なければならず、非常に危険な状況です。


次に、道路橋長寿命化事業予定地を見学しました。この事業は、平成23年6月に策定した「豊中市道路橋の長寿命化修繕計画」に基づく橋梁の長寿命化を図るための修繕工事と併せて、緊急交通路に指定されている神崎刀根山線の震災時における交通機能を確保するため、耐震補強工事を実施するものです。



長寿命化修繕計画は、損傷が激しくなってから修繕を行う「事後保全」ではなく、定期的な点検を行い、損傷が軽微な段階で早期対策を行う「予防保全」を行うことで、橋梁の長寿命化、予算の平準化、道路網の安全性・信頼性を確保することを目的としています。


さらに、都市計画道路の穂積菰江線の街路事業予定地を見学しました。



穂積菰江線は、木造住宅密集地で豊中市南部の庄内地区に位置する幹線道路であり、阪神淡路大震災後の平成7年に、災害に強いまちづくりを進めるため、防災ラインに位置づけられました。ちなみに、事業予定地には、たった1件だけ立ち退きを拒否し続けている家屋があり、近々、行政代執行がなされる予定出そうです。


最後に、庄内地区住宅市街地総合整備事業として位置づけられている「(仮称)野田中央公園」を見学しました。



庄内地域で不足している災害時の避難機能を確保するため、近接する第10中学校等の公共施設と一体的に連携できる広域避難地としての整備が行われます。ちなみに、この土地(9492.42u)は、国から約14億5000万円のところを約2000万円という破格の値段で購入したもので、2億7400万円をかけて、公園整備がなされます。


現地視察から議会に帰ってきてからは、議会控え室で夜まで、代表質問の準備に没頭し、職員の方々との意見交換をしたり、文書の作成をしていました。

その後、事務所に戻り、つながり通信3月号の作成をしたり、資料を読んだりしました。

  2012/2/26  2月も残りわずか・・・

今日は朝から自宅で、3月定例会の代表質問の準備や文教常任委員会での予算審議の準備をしていました。集中して作業が出来たので、かなり進みましたが、それでも調査をしたり、資料を読みながらの質問作りのために、まだまだ時間がかかりそうです・・・汗

午後からは、気分転換につながり通信3月号の作成をしたり、本を読んだりした後、市民相談を受けました。

あっという間に土日が終わってしまいました・・・泣

  2012/2/25  素のままフェスタと国際教育フォーラム

今日は午前中からお昼にかけてアクア文化ホールと中央公民館で行われていた素のままフェスタ2012を見学しました。素のままフェスタは今回で12回目を迎えるのですが、毎年、市内を中心にした障がいのある人たちのパフォーマンス(和太鼓、ダンス、人形劇など)や、クッキー、フェルト、書道などのワークショップ、福祉施設の製品販売などが行われ、とても賑やかな催しとなっています。


午後からは、豊中駅前のすてっぷホールに行き、2011年度豊中市国際教育フォーラム「つどう・つながる・つちかう 未来への行動力〜ESDで育てたい生きる力 その実践に向けて〜」に参加しました。

豊中市では、これまでに研究を進めてきた帰国児童生徒、在日韓国朝鮮人児童生徒、渡日児童生徒教育の取組みと、「生きる力の育成」とを統合し、ESDを基軸にした国際教育の観点で捉えなおし、『豊中型国際教育』として発信されました。

今日のフォーラムでは、本年度研究の一環として着手されたESD実践ガイドの紹介があったり、豊中市内でユネスコ・スクール加盟校の上野小学校と第二中学校における実践報告があったりしました。

その後、その効果検証として園田学園女子大学の堀田博史教授による講演「つどう・つながる・つちかう 未来への行動力〜ESDで育てたい生きる力 その具現化に向けて〜」がありました。ESD実践ガイドの活用法と評価、今後の実践の蓄積への提言や課題、来年度以降の方向性について、とてもわかりやすく話されました。学校関係者や教育委員会の職員の方々も多数参加されていたと思いますし、今後、豊中型国際教育の全学年への広がり、全学校への広がりを作っていくために、先生方の共通理解や教育委員会の支援が期待されます。


さらに、前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎氏による記念講演「世界から見た日本の教育と子育て〜持続発展教育(ESD)の視点から〜」がありました。松浦さんは、1998年世界遺産委員会議長として、文化の多様性の保護、世界遺産選定に尽力されました。その後、1999年アジア初のユネスコ事務局長に就任され、2009年の退任まで、ユネスコの行財政改革や人類の持続可能な発展に向けての様々な提案と活動をしてこられました。



今日の講演では、これまでの経験や体験から、世界全体、日本が大きな岐路に立たされる中、人類は何をすべきか、教育の場においてどういうことが教えていくべきかを話されました。

様々な話をされましたが、特に、「教育は3つの場で提供されるものであり、それは、「家庭(親)」、「学校」、「職場」である」と言う話に非常に関心と共感を得ました。

  2012/2/24  3月定例会開会

今日も朝から議会行き、3月定例会の代表質問の準備をしたり、文教常任委員会の予算審議の準備をしたり、会派の議員と意見交換をしたりしていました。

午後からは、3月定例会が開会され、市長の施政方針演説や、財務部長、総務部長による2012年度予算や条例案の内容説明などがありました。



13時から始まった定例会は、休憩を挟んで約4時間半ぐらいでしたが、今日はひたすら話を聞くだけで終わりました。

議会が終わってからも、議会控え室や事務所で、代表質問の準備や文教常任委員会の予算審議の準備、つながり通信3月号の作成をしていました。

  2012/2/23  気づけば夜になっている日々・・・

今日も朝から議会に行き、3月定例会の代表質問に関する意見交換を職員の方とした後、来年度予算案のうち、私が所属する文教常任委員会に関連する部局からの説明を受けました。

午前中は、こども未来部の職員の方々に説明を受けるとともに、意見交換をさせて頂きました。

少しの昼食休憩を挟んで、午後からは教育委員会の職員の方々に説明を受けるとともに、意見交換をさせて頂きました。

文教常任委員会には、今年で3年連続して所属していますので、継続事業や施策など、知っているものが少なからずあったのですが、それでも午前と午後合わせて約7時間半に渡るヒアリングとなりました。

その後、会派の議員と意見交換をしたり、インターン生と話をしたり、市民の方から頂いた質問や相談に対して返事をしたり、メールのチェックをしたり、つながり通信3月号の作成をしたりと、黙々と仕事をこなしていました。

今日も気づけば10時だったのですが、朝、家を出て、気がつけば夜になっている日々が続いています・・・汗

  2012/2/22  朝から晩まで予算関連の勉強会

今日は朝9時から、会派の議員と共に、来年度予算案を中心に、行財政再建対策室、資産活用部、財務部、お昼を挟んで、政策企画部、総務部、市民協働部の職員の方々から事業内容についての説明をして頂きました。一つ一つの事業を細かく議論したり、質問した訳ではないのですが、気づけば夜の7時半を回っていました。

説明を頂いたものは、一通り理解はしたつもりですが、全て納得のいく内容とは言えませんでしたし、疑問の残る部分も少なからずありました。これから行われる3月定例会での代表質問や委員会審議などで徹底的に議論をするとともに、議会最終日の採決の日まで、納得がいくまで職員の方々と議論を重ねていきたいと思います。

その後、事務所に戻って、つながり通信3月号の作成をしたり、市民の方から頂いた質問や相談に対応したり、文書を作成したりしていました。

  2012/2/21  関西若手議員の会で政策勉強会

今日は朝からインターン生たちと新大阪に行き、関西若手議員の会の政策勉強会に参加しました。



勉強会は財務省近畿財務局の新宮増弥総務部次長による「関西経済の現状及び見通しについて」と、大阪府統合本部プロジェクト長で、大阪府政策企画部大都市制度室長の山口信彦氏による「大阪府と大阪市の統合について」の二本立てで行われました。

一つ目のテーマでは、近畿財務局の紹介から始まり、関西経済の状況について、さらには、日本の財政の現状について話を伺いました。



関西経済の特徴として、域内総生産は全国の16%を占めていること、中小企業の占める割合が他の地域に比べて非常に高いこと、関西地区からの輸出地域、国としては、アジア・中国のシェアが非常に大きいこと、伝統産業や地場産業の占める割合が高いことなどを様々なデータを示しながらわかりやすく説明をして頂きました。

また、国の財政状況や社会保障費の増大具体を経年的なデータを示しながら説明されるとともに、消費税率の引き上げや行政改革、政治改革への取り組み状況などを伺いました。

ただ、消費税率の引き上げは必要不可欠と強調される一方で、国の行財政改革の取り組み内容や姿勢についてはとても曖昧な説明をされていた気がしました。


二つ目のテーマでは、大阪府市統合本部のミッションについて、府市統合本部の必要性について、広域行政の一元化について、大都市制度改革(いわゆる大阪都構想)の概要についての話を伺いました。



都市の集積と広がりにあわせて、一体的な広域行政が必要であることや、大阪府と大阪市といった二つの広域機能があることによって、政治的、政策的な戦略がバラバラで行われたり、投資が分散するなど非効率になったり、大阪全体における都市経営の責任の所在が不明確になるなど様々な弊害があることから、二元行政や二重行政の解消を目指した制度改革だと理解すると大阪都構想は、とても期待したい内容です。

一方で、新たな広域自治体を構築し、大阪府を大阪都に、大阪市をいくつかの新たな区に再編成した後に、大阪府内の他の市町村(基礎自治体)をどうしていこうと考えているのか、どのような役割を担わせようと考えているのかが全く説明も明確な回答も無かったことは残念でした。

一番、関心があり、肝心な部分が不明確な大阪都構想について、今後も大阪府市統合本部の動向、新たな大都市制度の構築に注目し続けたいと思います。

  2012/2/20  予算内示会って必要なのか?

今日は朝からインターン生と議会控え室に行き、週末も準備に時間を費やしていた3月定例会の代表質問でのテーマについて、担当部局の職員の方々と意見交換をさせて頂きました。

簡単に意見の一致を見たり、提案した内容を受け入れてもらえるものばかりではなく、どちらかと言うと、難色を示されたり、議論が平行線を辿ることの方が多いのですが、私も職員の方々も現状よりも良くなることを考えている点では一致していると思いますので、提示された課題や問題点について、あらためて自分なりに改善策を模索するなどして、再度の意見交換に臨む予定です。

10時からは『予算内示会』が開かれ、参加しました。予算内示会では、市長の来年度予算の編成にあたっての思いのほか、来年度(2012年度)の予算の概要や主要施策が財務部長から説明がありました。

正直言って、個々の事業に施策や事業についての詳しい説明は、各担当部局の職員の方々に別途、時間を設定して聞きますし、市長の来年度予算の編成にあたっての施政方針案も文書で頂いていますので、予算内示会の開催は、それほど必要性を感じません。

予算内示会で説明を受けた内容よりも、一つでも施策や事業の詳しい説明を担当部局の職員の方々から説明を受けた方が、よっぽどこれからの予算審議に活かすことが出来る内容だと思うのですが・・・。

予算内示会終了後も、3月定例会の代表質問の案件について、担当部局の職員の方々と意見交換をしたり、会派の議員と意見交換をしたりしていました。


午後からは、千里文化センターに行き、北摂地域の議員や市民が集まって各自治体や議会での動きについて情報交換を定期的に行っている北摂アクションネットの勉強会に参加しました。

それぞれの議会において、どのような議案が提出される予定なのかや、災害廃棄物の受け入れに関する各自治体の見解について、中学校給食に関する各自治体の見解や動向についてなどなど、とても重要な情報をたくさん得ることが出来ました。

  2012/2/19  エコについて考える

今日は朝から事務所に行き、つながり通信3月号の作成をしたり、3月定例会の代表質問の準備をしたり、議案書を読んだりしていました。


午後からは、インターン生と共に、すてっぷに行き、『地球温暖化防止講演会』と『第5回とよなかエコ市民賞2011表彰式・発表会』に参加しました。

地球温暖化防止講演会では、一般社団法人日本自動車工業会の大野栄嗣さんによる講演「自動車業界の地球温暖化対策への取組みについて」が行われました。

環境に優しい次世代自動車として、ハイブリット車、電気自動車などが各自動車メーカーから生産されています。それにより、運輸部門における二酸化炭素の削減が目覚ましい状況にあります。講演の中では、近年の自動車の燃費向上の取組みや次世代車の開発と普及の状況など、自動車業界での地球温暖化対策の動向を伺いました。

日本の二酸化炭素の排出量は約12億1600万トンで、そのうち運輸部門が約2億3575万トン(約20%)を占めています。さらに、その大半が自動車が占めており、乗用車の燃費向上、交通対策、物品の運送・配送方法の見直しなどにより、2001年以降、運輸部門でも二酸化炭素の排出量は減少傾向にあります。

さらに身近な地球温暖化対策であるエコドライブの進めについての話がありました。安全運転が第一で、さらに周囲の交通にも配慮が必要ではありますが、無理のない範囲でできる「エコドライブ10のすすめ」を伺いました。

加減速の少ない運転や不要な荷物の積載の抑制、アイドリングストップなど簡単にできることが多いのですが、残念ながら、私自身、ほとんど実行できていないことばかりでした。


続いて行われた『第5回とよなかエコ市民賞2011表彰式・発表会』では、市内の4団体が表彰されるとともに活動発表が行われました。


今回、とよなかエコ市民賞を受賞されたのは、以下の団体です。



・パナソニック溶接システム株式会社

・とよなか・おもちゃ病院

・天竺川ホタルの会

・大阪大学生活協同組合学生委員会 環境資源委員会

企業での省エネの取組み事例は、豊中市でも活かせる部分があるように感じましたし、市民団体の取組みは、環境教育や人と人とのつながり作り、シニア世代の地域での居場所や活動機会作りなどなど様々な効果があると感じました。また、大阪大学生活協同組合学生委員会の取組みは、豊中まつりなど、市内でのイベントにおけるごみの抑制やクリーンなイベント実施の実現に参考になる部分があると思いますし、実際に、豊中まつりで、学生の方々との連携を模索してもよいのではと感じました。




夕方からは、再び、事務所にこもって、つながり通信3月号の作成や3月定例会の代表質問の準備をしていました。

  2012/2/18  稲スポーツセンターの廃止撤回について

今日は午前中、自宅の掃除や洗濯など家事をしました。

午後からは、来年度予算に向けた市長の施政方針案を読んだり、3月定例会の代表質問の準備をしたりしていました。


さて、各紙の報道でもありましたが、松井大阪府知事が、府議会で継続審査となっていた『府立稲スポーツセンター』の廃止議案を撤回すると発表されました。

稲スポーツセンターは1996年に開館以降、年間延べ約3万3千人の利用者があり、そのうちの約6割が障がい者という施設です。

現在の建物を改修し児童福祉施設に転用するとともに、同じ敷地内に障がい者向けの体育館も新設する方針で、23日開会の府議会に議案の取り下げと体育館の設計費を盛り込んだ補正予算案が提案されるようです。

橋下前知事が廃止を提案していたのですが、利用者の猛反発を受け、議会で反対意見が高まり、継続審査となり、今回の撤回に至ったのですが、何より、利用者(当事者)の方々の府議会や地元市議会、府や地元自治体への地道な働きかけやマスコミ等へのPR活動などなど、手間や労力を惜しまず、最後まで決して諦めない気持ちをもって、行動し続けたことが政治を動かしたんだと思います。

今回のことに限らず、どんなことでも、市民(当事者)の思いに沿った政治を実現するには、当事者の努力や行動力が必要不可欠だと思いますし、一方で、行政や議会は、そういった当事者の努力や行動力に最大限、目を向け、耳を傾けるなど注意を払い、その思いをきっちりと政治に反映させることが求められているのだと思います。

行政や議会だけが政治を動かす力を持っているのでは決してないと思います。

  2012/2/17  市内の浄水場、下水処理場を見学

今日は午前中、議会控え室で、インターン生と話をしたり、3月定例会の代表質問の準備をしたり、会派の議員と打ち合わせをしたりしていました。また、議会運営委員会を傍聴し、3月定例会の議事の流れを確認しました。

ちなみに、インターン生たちは、別室のモニターで委員会を傍聴していただのですが、議事内容が難しかったのかも知れませんが、そもそも議会運営委員会の必要性をあまり感じないといった感想を持ったようでした。確かに、議会運営委員会では、議会事務局長から内容の説明があり、議会運営委員会委員長が確認をし、他の委員が賛成するという流れがほとんどで、そんな確認をする必要があるのかと傍聴者からは感じるかも知れません。



しかし、議会運営委員会が開かなければ、議会の議事進行や議会運営についてが公開の場で議論されることがなくなってしまいます。そのため、私は議会運営委員会での議論は絶対に必要だと思いますが、一方で、議会運営委員会が開会される前に行われている非公開の幹事長会での議論で、ほとんどの議事内容や議事の進め方が決定されていることは大いに問題だと思っています。


午後からは、インターン生たちとともに、柴原浄水場、原田下水処理場、庄内下水処理場の施設見学をすると共に、施設内の説明や事業説明を受けました。

柴原浄水場では、豊中市の水道施設と配水系統についての説明を受けると共に、取水から浄水処理の流れについての詳しく話を聞きました。




ちなみに、豊中市では現在、約4600万トン/年の給水を行っており、それらの水は、大阪府広域水道企業団から約9割、猪名川から約1割を取水しています。柴原浄水場では、猪名川取水場から受水してきた水を浄水して、大阪広域水道企業団から受水した水と混ぜて、柴原配水場から市民に水を供給しています。



豊中市には、他にも5つの配水場(柿ノ木・野畑・緑丘・新田・寺内)があり、市民に水を供給しています。

豊中市内の浄水場や配水場、ポンプ場の制御、管理は全て柴原浄水場内にある管理室でコンピューター管理され、24時間365日、上下水道局の職員さんが2人体制で、交代で対応されています。



原田下水処理場や庄内下水処理場でも、資料を見せて頂いたり、様々な部屋を見せて頂きながら説明をして頂きました。



原田下水処理場は、全国でも珍しくお都道府県を跨いで事業が行われており、大阪府の3市1町(豊中市・池田市・箕面市・豊能町)と兵庫県3市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・猪名川町)で構成されています。

豊中市の北中部の方々、約27万人がお世話になっています。




一方、豊中市の中南部の方々、約13万人は、庄内下水処理場でお世話になっています。



浄水場と異なり、民間事業者の社員さんが行っておられましたが、どちらの下水処理場もコンピューターによる一元管理を行っていました。



めったに行く機会のない施設を実際に見ることで、事業に対する理解が深まり、とても貴重な時間になりました。

  2012/2/16  事務系だけでなく技術系の勉強も大事

今日は朝から事務所に原則65歳以上の方向けの公的介護保険を活用しない家事や介護などの生活サービスを提供されている事業所「ダスキンホームインステッド」の方が来られ、事業内容についての話を伺いました。

ちなみに、ホームインステッドの名前には、「住み慣れた『わが家(ホーム)』で、家族に『代わって(インステッド)』、暮らしのお手伝いをする」との願いが込められているそうです。

一般的には、生活における介護が必要な方は、介護保険を活用して、サービスを受けられると思いますが、制限が多かったり、柔軟性に欠ける部分があったりして、個々のニーズに対応できないケースもあります。そういったケースに少しでも対応するためのサービスを提供されています。費用的な面や、一般的な認知不足など課題も少なからずあるとは思いますが、どんな事業や業務も行政と民間企業が連携、協力し、市民ニーズに応えていくことは重要かつ必要なことだと思いますので、今後の動向を注視していきたいと考えています。


その後、インターン生と今後の活動について、事務所スタッフも交えて話し合いをしたり、つながり通信3月号の作成を開始したりしました。

午後からは、インターン生たちは、リサイクル交流センターで行われたごみ減量フォーラムに参加し、私は議会控室に行き、3月定例会の会派での代表質問の準備をしていました。


夜は、市民の方や学識経験者、技術者などと豊中市伊丹市クリーンランドで建設が予定されている新ごみ処理施設の課題や問題点について情報交換、意見交換を行いました。技術的な知識や情報が乏しい中で、とても勉強になりました。

  2012/2/15  クリーンランド議会で予算等の審議

今日は朝からインターン生たちと、豊中市伊丹市クリーンランドに行き、クリーンランド議会の来年度予算議案などに関する審査に参加しました。

具体的には、来年度(平成24年度)の豊中市伊丹市クリーンランド予算のほか、現在の組織、機構を改革する豊中市伊丹市クリーンランド事務局条例の一部を改正する条例の設定についてや、現在のごみ焼却施設の定期補修工事に関する工事請負契約の締結についてを審議しました。

私自身は、昨年の11月のクリーンランド議会での決算審議で問題提起したり、提案、意見、要望した内容についての、その後の対応状況についての確認や、新たに感じた課題や疑問点について、多岐に渡って質問、意見、要望をさせて頂きました。

具体的には、「クリーンランド議会の議会会議録の検索システムについて」、「ISO14001の認証登録の継続について」、「特定規模電気事業者を含めた電力調達入札について」、「余熱利用施設について」、「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理について」、「リサイクルの現状と課題について」、「平成24年度組織・機構改革について」を質問しました。

公式記録は、アップされるまでにかなり時間がかかりますが、豊中市伊丹市クリーンランドホームページにアップされる議会議事録でご確認下さい。

質問内容や答弁内容については、こちらをご覧下さい。尚、事前に職員の方々と意見交換、情報交換をする中で、質問をさせて頂き、文書で見解を示していただいたテーマについても3点ほど、非公式のものですが、その質問内容と答弁の概要を記載させていただいています。


午後からは、インターン生と共に議会に事務局の職員の方々や他の会派の議員や無所属議員への挨拶回りをしたり、インターン生たちに議場見学してもらい、議会や議場の説明をしたりしていました。



その後、私は会派の議員と共に予算懇談会に参加しました。市長、副市長をはじめ、各部局の部長が集まり、3月定例会に提案予定の来年度予算案や条例案などの説明をして頂きました。とは言え、大まかに説明を受けただけですし、配布されていた資料も回収されてしまいましたので、詳しい内容については、明後日の3月定例会の告示日以降に示されると思いますので、それから、詳しく調査、吟味していきたいと思っています。

予算懇談会の後は、会派の控え室で、会派の議員同士で3月定例会の代表質問に向けた打ち合わせや議会改革検討委員会の内容に関する意見交換を行っていました。

私が、予算懇談会や会派での意見交換を行っている間、インターン生たちは、別室で、自分たち主催の勉強会に向けた意見交換をしていました。



夜は、市民相談に対応したり、3月定例会の代表質問の準備をしたりしていました。

  2012/2/14  発達支援センター『スマイル』を見学

今日は朝から、インターン生と共に、発達支援センター『スマイル』に行き、事業についての話を伺ったり、施設の見学をさせて頂きました。



この発達支援センター『スマイル』は、昨年7月にあゆみ学園(桜の町3丁目)の2階の部屋を使って個別療育を行う事業(児童デイサービス事業所)として、スタートしました。

日常生活における基本的動作の習得及び集団生活、地域社会に適応することができるように、保護者とともに通い、療育をとおして、子育ち・子育てを支援していくことを目的とされています。また、家庭や地域の中でより豊かに自尊心を持って自立した生活ができる基礎を保護者の方と協働のもとで築くことや、遊びを通して気持ちの通い合う人間関係の土台づくりを療育方針として掲げられています。

定員30名のところに今年度は、15名(全員男児)が利用され、療育時間は隔週1回)で毎回1時間、1日4名までで行われています。原則、療育期間は単年度です。来年度からは、隔週1日は変わりませんが、1日3名までで実施される予定だそうです。

対象者は、豊中市に在住し、自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などの診断を受けた就学前児童と保護者、保護者同伴で一年間継続して通園が可能な方、これまで大阪府発達障害児地域療育を受けたことがない方となっています。

職員体制は、サービス管理責任者(正職員)が1名の他、非常勤職員として保育士、作業療法士、臨床心理士が各1名の合計4名です。

療育支援を行っている部屋を見させていただきました。一つ一つの動作や行為、物について、出来る限り理解しやすい、判断しやすいように、大きなイラストを掲示したり、言葉で表すなどの工夫が至る所に施されていました。全て、職員さんによる手づくりだそうです。




非常に限られたスペース、限られた人員体制ではありますが、児童や保護者の意思、人格を尊重し、利用者の状況、育ちに応じて、一人ひとりに適した療育などの支援を行う貴重な事業だと感じました。

一方で、就学前の児童に対しては、このような個別対応がいくつかの場所や機関で実施されていると思いますが、就学後は、個別対応を行う場が非常に少ないことや、就学前の個別対応で把握したこと、知識や情報について、就学後の学校現場や教育委員会などへの情報の共有があまりなされていないこと、学校現場の職員の方々の発達障害児童に対する接し方についての研修機会が少なく、対応に困る現場の先生が多いことなどが課題として感じました。


午後からは、議会に行き、無所属議員との意見交換、情報交換をしたり、資料の読み込みをしたりしていました。

その後、会派の議員と意見交換をしたり、3月定例会の代表質問に向けた準備をしていました。

  2012/2/13  ちょっとオーバーワーク気味です・・・汗

今朝はインターン生とともに、桃山台駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説を行いました。先週に比べると、寒さは和らいでいたこともあり、とても活動がしやすかったです。

たくさんの方々に通信を受け取っていただくとともに、声をかけて頂いたりしたことで、気づけば、いつもよりも長い2時間半近く、朝の街頭活動をしていました。



一度、事務所に戻り、事務作業をした後、議会控え室に行き、クリーンランドの職員の方々と、明後日に迫ったクリーンランド議会の予算審議等に関する質疑についての意見交換をさせて頂きました。週末もメールでのやりとりをさせて頂いたこともあり、比較的スムーズに話が出来ました。

あとは、今日までの意見交換を踏まえて、私なりの意見や提案、要望をまとめていきたいと考えています。

その後、少し時間があったので、インターン生たちに、職員の方々と話し合った内容についての説明をしたり、会派の議員と意見交換をしたりしていました。


午後からは、議会控え室で、市民の方から頂いた質問内容についての調査をしたり、職員の方との意見交換をしたり、会派の議員と、3月定例会の代表質問に向けた打ち合わせや、会派としての活動報告(通信物)についての打ち合わせなどをしていました。

夜、再び、事務所に戻り、市民相談に対応したり、事務作業をしたりしていました。正直、ちょっとオーバーワーク気味です・・・汗

  2012/2/12  クリーンランド議会の予算審議に向けて

次の水曜日に行われる豊中市伊丹市クリーンランド議会の予算審議に向けて、週末に大まかに作り上げた質問内容をクリーンランドの職員にお知らせしたところ、クリーンランドとしての見解をまとめるために日曜日にも関わらず、今日の朝から出勤されていた職員さんが多数おられます。私だけでなく、他の議員の質問内容に対しても見解をまとめる作業をされていたと思いますので、本当に頭が下がります。

とは言え、そういった職員の方々の目に見えない対応に感謝はしつつ、問題提起や、改善提案など言うべきこと、求めるべきことは、きっちりと主張するつもりです。そのため、私も今日は資料を読んで知識を増やしながら、職員の方からの見解が返信されてくるのを待ち、返信があるとすぐに内容を確認して、改めて質問内容や自分なりの見解をまとめる作業をして一日が終わりました・・・汗


明日の朝はインターン生とともに、桃山台駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をする予定です。

  2012/2/11  雪景色の金剛山を登頂

昨日、夜中まで議会の質問作りをしていて、睡眠不足の中、今日は早朝から豊中駅前に行き、うえの歩こう会に参加し、雪景色の金剛山に登ってきました。

阪急電車、JR、南海電車を乗り継ぎ、河内長野駅まで行き、そこから南海バスで金剛登山口バス停まで行き、歩き始めました。とはいえ、今日は、金剛山の登山者が非常に多く、バスに乗るまで約50分ほど待つなど、大変でした。

非常に寒いことを予想して、上下共に着込んで行ったのですが、晴天で、気温も比較的高く、汗をかくほどでした。千早本道を通り、楠木塚を見て、国見台まで行き、昼食をとりました。さすがに山頂付近は、雪景色でしたが、それでも想像していたほどは寒く無かったです。



下り坂に入ると、雪道と言うよりも、氷の道(アイスバーン)が続いたので、アイゼンをつけての下山となりました。転法輪寺、伏見峠を経て、念仏坂を通って、ロープウェイ前バス停まで行き、バスに乗って河内長野駅まで戻り、その後は、電車を乗り継いで、豊中駅まで戻ってきました。

アイゼンをつけての登山は初めてでしたし、雪景色を見ることもなかなかない生活をしているので、とても、貴重な体験ができた一日でした。

  2012/2/10  医療費通知書って税金の無駄遣い!?

今朝はインターン生とともに、千里中央駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をしました。今日も寒かったのですが、駅前の通路が塗装工事のために、防護ネットや壁などで覆われていたために、風除けとなり、昨日ほど寒さを感じませんでした。

今日も演説をしていたせいか、いつも以上に関心度は高く、つながり通信の配布状況も好調だったと思います。

学生たちも、回数を重ねるうちに、演説も通信配りも上手になっているように思います。



午前中は、今日も市民の方から電話があり、質問内容や提案内容を伺うとともに、私なりの意見を述べさせて頂いたり、調査をしたりしていました。さらに、駅頭での街頭活動中に頂いたご意見やご質問についても調査をしました。

午後からは、議会控え室に行き、市民の方から頂いたご質問について、担当部局の職員の方々に説明をして頂いたり、他の自治体や行政機関に問い合わせをしたりしていました。

夕方からは、会派の議員と、3月定例会(予算審議)に向けた日程調整や準備についての話をしていました。


さて、私自身も前々からその必要性を疑問視しており、最近、市民の方からご質問を受けたのですが、「医療費通知書の作成や郵送って税金の無駄遣い!?」ではないのでしょうか。

「医療費通知書」は、国民健康保険、大阪府後期高齢者医療連合保険、全国健康保険、共催保険などなど、ほぼ全ての医療保険において、作成され、該当者に送付されています。そもそも、国が、医療機関などにかかったときの医療費の内容を国民に幅広く知らせることで、医療費総額、保険料による負担額などについて関心を高めるとともに、ひいては無駄な医療費の削減を目的として、送付を奨励しているそうです。

しかしながら、運営者によって、医療費通知書の送付頻度が異なったり、現在は医療機関などにかかった時に必ず、医療費総額、自己負担額、保険料による負担額などが詳細に記載された領収書が発行されることなど、医療費通知書の必要性を疑問に感じます。

正直言って、私自身も、国民健康保険の被保険者の一人として、医療機関などで診療を受ける都度、医療費通知書が豊中市から郵送されていましたが、ただ、廃棄処分をするだけでした。

だいたい、医療費の総額や自己負担額、保険料による負担額を医療費通知書と言う形で示したところで、医療機関への受診頻度、通院頻度の抑制や医療費の抑制につながるとは思えません。基本的には、そう医療費のうち、保険で7割(人によっては8割や9割)、自己負担が3割(人によっては2割や1割)なのに、保険による負担額が多いことを懸念して、医療機関への受診頻度を控えるなんてこと無いと思います。

もしそうであれば、治療や医療と称してマッサージを受けに来る患者で接骨院や整形外科が朝早い時間から連日、大盛況なんてことが起こるでしょうか。


豊中市にも大阪府後期高齢者医療広域連合事務局にもそのことを追求しましたが、最近は、医療費の総額、保険料による負担額を知ってもらうことよりも、実際に受けた診療や医療機関以外の医療機関による不正請求や、請求額の誤入力の有無を確認してもらったり、チェックしてもらう目的を重視して、医療費通知書を作成し郵送しているというのです。

しかしながら、それでも、ごくわずかの関心の高い方だけが、医療費通知書の細部にわたって確認しているだけですし、そもそも、不正請求や誤入力の有無などの確認を利用者に求めるのであれば、医療機関などでもらう領収書を全て保管する必要があり、領収書の保管を求めるなどの啓発活動がないことには、結局、多くの方々は、郵送されてきた医療通知書を廃棄処理するだけだと思います。

やはり、私自身は、現状では医療費通知書は必要ないものと思いますし、税金の無駄遣いと感じますが、もし、不正請求の抑制や取り締まり強化のために行っていると言うのであれば、前述のとおり、せめて、領収書を保険利用者の方々に保管して頂くことや、不正請求の取り締まりのために、医療費通知書を郵送している旨を、明記するなど、広報、周知方法の改善、努力が必要だと思います。

ちなみに、豊中市が管理している国民健康保険における医療費通知書の作成や郵送(年6回送付)に係る経費は、約1600万円/年で、経費の一部を国の補助金で賄い、残りは保険料で賄われているとのことです。

また、大阪府後期高齢者医療広域連合保険における医療費通知書の作成や郵送(年3回送付)などに係る経費は、約3100万円/年で、大半が大阪府内各自治体からの負担金で賄われているとのことです。

医療費通知書の郵送を求めている方はほとんどいないと思いますし、きっちりとチェックしている方もほとんどいないと思います。郵送するなら、きっちりとチェックをしてもらう努力をして、不正請求などの取り締まり、抑制を強化に努めるべきですし、そういった努力をしないのであれば、郵送を廃止すべきと思います。

  2012/2/9  ビッグイシューって知ってますか

今朝はインターン生とともに、豊中駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をしました。今日も一段と寒さが増す中での街頭活動となりましたが、学生たちと一緒に活動したことで、いつもより目立っていたからなのか、街頭演説も学生たちも含めて行っていたからなのか、手を振っていただく方や、声援をかけてくださる方がたくさんおられ、有り難かったです。

それにしても、声も体も震えるほどの寒さでした。でも、私たちの活動の傍らで、『ビッグイシュー』を販売されている方がおられたのですが、私たちの活動開始よりも早い6時から駅頭に立って、販売活動を続けておられました。街頭活動を終えたあと、一冊購入するとともに、少し話をさせて頂きました。

朝の時間帯は、ほとんど売れることは無く、通勤、通学の方にビッグイシューを販売していることを知ってもらうために、早朝から立っているとのことで、夕方に帰宅される際に、何人の方が購入されていくとのことなのです。そのためとは言え、毎日、本当に朝早くから寒い中、立ち続けておられることに、約2時間の街頭活動で弱音を吐いている場合じゃないと、学生たちと気合を入れ直しました。

ご存知の方も多いと思いますが、インターン生たちは知らなかったので、少しだけ記載しておきます。

ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年に創刊した、ホームレスの人の救済ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。定価300円の雑誌『ビッグイシュー日本版』をホームレスである販売者が路上で売り、160円が販売者の収入になります。最初の10冊が無料で提供され、その売り上げ(3000円)を元手に、以降は1冊140円で仕入れて、販売していくシステムです。


事務所に戻り、インターン生たちは、つながり通信のポスティングに行き、私は、市民の方からの相談を伺ったりしつつ、昨日、説明を受けた豊中市伊丹市クリーンランド議会における来年度の予算案やその他の議案についての質問事項をまとめていました。集中しすぎていたので、お昼ご飯を食べることもせず、夕方前まで、ひたすら質問作りに没頭していました。

それが終わると、再び、事務所に来られた市民の方と意見交換をさせて頂いたり、インターン生たちと今後の活動についての打ち合わせをしたりしていました。

連日の早朝の駅頭活動に加えて、食生活も乱れ始め、徐々に体が重く感じるなど、疲労感が漂ってきました・・・汗


とは言え、明日の朝もインターン生とともに、千里中央駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をする予定です。

  2012/2/8  一日が早く感じます

今朝は柴原駅前でつながり通信2月号を配りました。昨日までは少し暖かかったのですが、今日は一変して非常に寒く、時折、小雪が舞う中での通信配りとなりました。それでも、多くの方々に通信を受け取って頂きました。


その後、事務所に戻り、市民の方から頂いた質問について調査し答えたり、資料を読んだりしていました。

事務所に電話があり、市民の方が議会で会って話がしたいとのことでしたので、急遽、議会に行き、お話を伺いました。話が終わると、別の市民の方が外で待っておられ、立て続けに、お話を伺いました。本当に、最近は、今まで以上に多くの市民の方々から、色んなご意見、ご提案、ご質問を頂けて、大変勉強になるとともに、私自身の思いや意見も伝えることが出来て、とても有り難いです。


午後からは、来週行われる豊中市伊丹市クリーンランド議会での来年度予算などに関する説明を職員の方々からして頂きました。クリーンランド議員全体に対する説明をして頂いた後に、個人的に、職員の方々にお時間をとって頂き、詳細についての説明をして頂いたり、質問をさせて頂いたり、意見交換をさせて頂きました。

クリーンランド議会の開催日まであまり時間がありませんが、頂いた資料を読み込むとともに、説明していただいた内容を精査し、当日の質問を作っていきたいと考えています。


夕方からは、会派の議員同士で、議論をしました。3月定例会に提案予定のいくつかの請願についてや、議会改革検討委員会の内容について意見交換をしました。

事務所に戻ると、19時を回っており、早朝の駅頭での活動から、あっという間の出来事だったように、時間が過ぎ去ってしまっていました。一日が非常に早く感じるここ数日です。


明日の朝はインターン生とともに、豊中駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をする予定です。

  2012/2/7  見えない課題、届かない声に向けて

今朝も昨日同様に5時半に起床して、外を確認してみると予想以上に雨が降っていました。と同時に、朝の街頭活動に備えて早起きしてくれていたインターンの学生からも、今日の朝の街頭活動をどうするのかとのメールがありました。

受け取る方々も雨の中よりも受け取りやすいだろうとの思いと、せっかく、インターンの学生たちと通信配りやマイクを通しての演説を行うのであれば、天気の良い日の方が良いとの判断で、急遽、桃山台駅前でのつながり通信2月号の配布と街頭演説活動は来週に延期することにしました。


午前中は、市民の方からの相談、質問内容について、担当部局に問い合わせをしたり、他の自治体や公的機関に問い合わせをするなどして、対応策や改善策を考えたり、事務作業をしたりしていました。


午後からは議会に行き、市民の方から頂いたご要望やご質問について、直接、職員の方々と意見交換をして、提案や改善の要望をしました。


さて、ここ数日も、市民の方々からのご相談やご質問、ご要望が、電話、メール、手紙、FAXなどで頂いており、大変有難く、一方で、それらの質問や要望、提案に、少しでも早く、そしてご理解、ご納得の頂ける対応をしたいとの思いで、活動しています。

今日は、その中で、ある市民の方から頂いたご提案、ご要望内容とともに、添えられていた思いに、私自身の活動の意義、議員の使命、役割、重責を再認識させて頂いたので、ご紹介させて頂きます。

その方からは、数点のご意見、ご提案、ご要望などなど、とても貴重な情報提供を頂いたのですが、そのお手紙の最後に以下のような記載がありました。

「本当は、お会いして言いたかったのですが、その方の周りの方、関係者にご迷惑がかかる可能性があるので、今回は名前を言いません。」

しばしば、私たち議員も、市役所の職員の方々も、目に見える問題や課題、耳に届く声や意見には関心をもち、対応にあたる一方で、見えない問題や届けられない声や意見には、注意を払うこともせず、時には「政治に無関心な市民の方々が多い」という言い方で責任転嫁をすることがあるように思います。

確かに、見えない問題や課題、届かない声や意見に対応するなんてことは、雲をつかむような話なのかもしれませんが、それでも、そのような問題や課題、声や意見が、もっと発見出来やすくする、届きやすくなる環境づくりやシステムをつくることは出来ると思いますし、自らが、視野を広げたり、フットワークをより軽くすることは、心がけひとつで出来るはずです。

そういう意識を常に持ち続け、日々の活動で実行していくことで、上述したように、なかなか思いや意見、要望が言えなかったり、ためらっている市民の方々の声を汲み取ることが可能になっていくと思うのです。

そういう意味で、今回紹介させて頂いた市民の方のご意見は、私自身、議員として何を求められ、何をすべきなのかの原点を再認識するとともに、同様の思いで、声をあげられず悩んでおられる市民の方が他にもまだまだおられるのではないかと考える貴重な機会を与えて頂いたと思います。

と同時に、このお手紙を下さった市民の方のお名前も連絡先も分かりませんが、この日記をもしご覧頂けたら、私の思い(感謝の気持ち)が少しは届けられるのではないかと一方的ではありますが願っています。


明日の朝は柴原駅前でつながり通信2月号を配る予定です。

  2012/2/6  市民相談、調査、意見交換、傍聴

今朝、起きて外に出ると、雨が降っていたので、朝早く起きて、街頭活動に備えてくれていたインターン生には申し訳なかったのですが、急遽予定を変更して、少路駅前でつながり通信2月号を配りました。

予定を変更してまで、実施した通信配りでしたが、寒さのせいか、雨のせいか、残念ながら、いつもと比べると受け取りの状況はあまり良くなかったです。私にとっては、自宅の最寄り駅でもありますし、もう少し関心度が高くても良いのではと思うんですが・・・。

午前中は、事務所で市民の方から頂いた相談や質問の対応をしたり、資料の整理をしたりしていました。

午後からは、議会に行き、会派の議員と話をしたり、インターン生と一緒に生活保護費に関する話を担当課の職員の方に説明してもらったり、議会に来られた市民の方からの話を伺ったりしました。

夕方には、東日本大震災によって、福島第一原子力発電所が重大かつ深刻な事故を起こし、放射性物質が撒き散らされましたが、そのことに危機感や不安感を覚える市民グループの方々と話をさせて頂くとともに、3月定例会において、『給食食材に関する請願』、『東日本大震災災害廃棄物の広域処理に関する請願』、『「原子力発電からの脱却をめざし、全ての原子力発電所の再稼動中止を求める意見書」提出に関する請願』を提出される予定とのお話を伺い、意見交換をさせて頂きました。

それぞれの請願は、文言の修正などが必要かと思われる箇所もありましたが、内容に関しては、市民の方々にとっては、不安に思われて当然の状況ですし、事態が悪化しないようにしていきたいとの切実な思いが伝わるもので、何とか3月定例会で、市民の方々の思いが議会で少しでも反映されたらと思います。


夜は、市役所第2庁舎で行われた「第5回(仮称)豊中市子ども健やか育み条例に関する懇話会」を傍聴しました。市民ヒアリングの中間報告がこども未来部の職員や、子どもヒアリングのワークショップでファシリテーターをされた大学生たちからあったり、条例骨子(案)についての説明や今後のスケジュールの説明があったり、それぞれの説明に対して、委員の方々がそれぞれの立場、視点からの様々な意見を出しておられました。

特に議論がされていたのが、子どもたちの相談体制、相談対応についてで、子どもたちに寄り添い、子どもの気持ちに配慮しながら行うことの重要性とともに、子どもたちにとって話を気軽に出来る場(機会・担い手)の必要性についてで、一つの方法として、川西市の子どもの人権オンブズパーソンのような公的第三者機関の設置が提案されていました。


明日の朝はインターン生とともに、桃山台駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をする予定です。

  2012/2/5  放置自転車の問題を考える

今日は午前中、溜まっていた家事(洗濯・掃除など)をまとめてしました。平日は、早朝から夜まで活動していますし、土日も予定が入ることが多く、どうしても家のことは後回しになってしまいます。でも、やっぱり、掃除や洗濯をすると、気分はスッキリするものです。

午後からは、こちらも溜まっていた資料や本をまとめて読んだり、市民の方から頂いたご相談やご質問に対して、調査をしたり、返答したりしていました。


さて、先日、庄内駅前で通信配りをしていた際に、市民の方から「この辺の放置自転車なんとかならへんか」、「昼間は、放置自転車が膨れ上がって車の通行の妨げにもなっている」と言った声を頂きましたので、現場に行って、状況調査をしてきました。

確かに、仮の自転車整理場として位置づけられた場所を大きくはみ出した形で、膨大な数の自転車が放置されていました。しかも、放置された自転車のすぐそばに、「自転車・ミニバイク放置禁止区域」と書かれた印字がされています。



放置自転車の問題は、庄内駅周辺に限った話ではなく、市内の色んな駅周辺で起きていますし、この問題については、市民の方々も様々な意見をお持ちだと思いますし、その対策方法、手段についても色んな見解をお持ちだと思います。

そこで、ある市民の方から頂いたご質問に対して、私が答えた内容を引用しながら、私の意見を述べたいと思います。

私が放置自転車対策業務について、最も問題視しているのは、この業務に毎年1億5千万円もの市民の血税が投入されていることです。

市民の方々から「税金の無駄遣いを厳しくチェックして、無くして欲しい」と、よく言われますし、そう思っておられる方がほとんどだと思います。そういう意味では、この放置自転車対策にこれほどの税金が支出されていることは、税金の無駄遣いと私は考えますので、少しでもこの税金の支出を抑えるべきと思うのです。

正直言って、出来ることなら、放置自転車対策業務など、行政は一切行わず、このような無駄な税金の支出は一切なくして欲しいとも思うくらいです。

しかしながら、市道における安全で快適な歩行空間の確保は行政に課せられた責務と言う位置づけから、市としては、放置自転車の撤去を含めた対応を取らざるを得ないと言うのが現状のようです。

全く市役所が駅前を中心に発生しています放置自転車への対応を行わなくなり、放置自転車が膨れ上がり、車椅子やバギーカーなどを使った障がい者、目の不自由な方、高齢者、ベビーカーを活用されている子育て世代の方などなどの通行を著しく阻害したり、さらには、そのことが原因で事故を誘発することは、行政としては当然、未然に防止策を講じ、避ける必要があると思います。

その観点からは、安全で快適な歩道空間、駅前環境を阻害する放置自転車に対しては、市として、撤去を含めた対応を取ることは致し方ないと考えます。そうでなければ、歩道や駅前環境の健全化はなし得ないと考えるからです。

だからと言って、現状の放置自転車業務がベストな方法、手段とは思っていません。社会状況、経済状況が厳しく、豊中市の財政状況も厳しく、当然のことながら、市民の方々の生活状況も厳しい中、一方で、市民の方々の家族構成、生活様式は多様化し、市民の方々の要望やニーズも多様化、複雑化している中、そのニーズに出来る限り応えていくために必要となるお金は増え続けています。

そんな中、私は、1億5千万円ものお金を放置自転車対策に費やしていることを致し方ないとは思いたくありませんし、かといって、何の対策もとらないと、放置自転車が減少することは考えにくく、強いては、本当の交通弱者の通行の阻害要因になり続けると思います。

そのため、出来る限りの効率化や合理化をはかるとともに、事業効果を高めたり、問題の解決に努めることは必要不可欠なことだと考えています。

本当は、これまでもつながり通信やこのホームページの日記でも記載し続けてきましたが、多額の市民の血税が、「自分ひとりぐらいなら大丈夫」とか「みんなやってるから良い」といった一部の市民のモラル欠如によって、支出されていることを市民の方々にも知って頂くとともに、考えて頂き、市民の方々の意識が変わることで、歩道や駅前の環境健全化が実現できることが最も望ましい姿だと思っています。

私の知識不足、勉強不足、創造力不足なのかも知れませんが、放置自転車の問題を解決する何か良いアイデアをお持ちの方は、是非とも、教えて頂ければ幸いです。


明日の朝はインターン生とともに、豊中駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をする予定です。

  2012/2/4  国際教育やインクルーシブ教育を学ぶ

今日は午前中、上野小学校に行き、『うえのワールドミュージアム』を見学しました。私の母校でもある上野小学校では毎年、多目的教室に世界中の国々の楽器やおもちゃ、文房具や日常品、本、通貨、衣装などなどが展示されるとともに、各国で生活をしてきた方々が子どもたちに話をする「うえのワールドミュージアム」を開催しています。この催しは、約20年前から行われています。



ちなみに、上野小学校は1967年に帰国した子どもの教育研究協力校に指定されて以来、数多くの帰国児童を受け入れてきました。1978年生まれの私が小学生の頃も、当然のようにイギリスやドイツ、カナダ、韓国などなど様々な国からの帰国児童が同級生にいました。

また、国際交流も多く、海外の学校と、手紙やインターネットを通じたやり取りも頻繁に行っています。

今日は一般公開が行われていたので見学させて頂いたのですが、子どもたちや保護者の方々も数多く参加していました。私は、インターン生とともに数多くの展示物を見て回るとともに、学年別に決められたテーマで児童が研究した発表の数々を読ませていただきました。




さらに、今日は特別に豊中市のアフリカ音楽グループ「Mafolo」の演奏会が行われ、参加者みんなで歌ったり、踊ったりしました。




世界の国々のことを知り、人のこと、文化のことを学び、多様な価値観があることを認識することは、グローバル化する今日においてとても重要なことだと私は思います。また、価値観の違いを認めることは、国の違いに留まらず、あらゆる個性を尊重する意識が備わっていくのではないかと思います。国籍が異なっても、障害があってもなくても、世代が違っても、性別が違っても、異なるものは存在して当然であり、その違いが一人ひとりの魅力と子どもたちが感じるようになっていくきっかけになるのではないかとも思います。

単なる国際競争力をつけていくとか、グローバルな人間を養うといったことではなく、人間形成過程の中で、内面を大きく成長させるものとして、国際教育は非常に重要な分野だと思いますし、こういった教育に税金を使うことは未来を担う世代への必要な投資だと思います。


午後からは、インターン生とともに大池小学校に行き、第10回インクルーシブ教育を考えるシンポジウム「ともに生き、ともに学び、ともに育つ〜教育のさらなる深化を」に参加しました。

第一部では、障がい者インターナショナル日本会議の尾上浩二事務局長による講演「どうなる?どうする!インクルーシブ教育〜分ける教育から、ともに学ぶ教育へ〜」がありました。ご自身の体験談から始まり、インクルーシブ教育の必要性や、障がい者の権利条約の意義、昨年改正された障害者基本法のポイントについて、さらには、学校教育法施行令第5条に規定している課題などなど多岐に渡って話されました。

法律の話なども非常に分かりやすく説明されましたし、今の社会における障がいをもった児童、生徒を取り巻く教育環境の課題や問題とその解決策についても明示され、とても興味深く聞かせてもらいました。

第2部では、第5中学校で支援学級の担任をしておられる先生、大学教授、障がい者の保護者であり、NPO法人を設立し障がいをもった児童の支援をされている方などによるパネルディスカッションが行われました。それぞれの実体験や取り組みを紹介されるとともに、障がいをもった子どもたちと社会や教育をどのような形でつなげていけばよいか、それぞれの立場からの話を聞くことができ、大変勉強になりました。

正直、私自身は、豊中市の小・中学校を卒業しましたので、障がいを持っている児童、持っていない児童を分け隔てなく一緒に学校で授業を受け、生活を共にするのが当たり前という環境で育ってきたこともあり、インクルーシブ教育の考え方が至極当然のように感じられてしまうことから、インクルーシブ教育という概念が、全国的にはまだまだ浸透していない(受け入れられていない)ことに驚きと疑問を感じてしまいました。

今朝は岡町駅前で、インターン生や元インターン生とともにつながり通信2月号を配ったり、街頭演説をしたりしました。駅に行くまでに凍結した道があったり、近くの池が凍っているなど、駅での活動を始める前から、予想は出来ましたが、昨日と同様、本当に寒かったです。

しかし、今日は学生が一緒に活動をしていましたし、初めての通信配りや街頭演説にもかかわらず、必死に頑張る姿に、自分も頑張らなければと奮い立たされ、演説も通信配りも震えながらではありましたが、苦しい顔を見せることなく2時間の活動を出来たと思います。

その奮闘ぶりが伝わったのか、「寒い中、ご苦労様」、「頑張れ〜」、「いつもありがとう」などの有難い声をかけて下さる方や、温かいお茶の差し入れを下さる方がおられ、とても嬉しかったです。


午前中は、事務所でインターン生たちと昨日の活動の復習をしたり、市民の方からの相談を受けたり、資料を読み込んだりしていました。


お昼には、庄内駅近くの「銀座食堂」に行き、インターン生たちとランチをしました。



この銀座食堂は、豊中市が大阪府の「ふるさと雇用再生基金事業」を活用した取り組みで、女性の中でも一人親家庭の母親など就労に困難を抱える女性の雇用創出のため、事業提案を民間企業に公募し、再就職支援事業などを行う「情報の輪サービス(大阪市中央区)」に事業委託し、昨年10月に庄内銀座商店街内に開店されました。

従業員の就労支援の一環として、食堂の2階に一時保育のスペースが確保されていたり、短時間での勤務も可能にするなど、シフト面での配慮もされています。

豊南市場が近くにある利点を生かし、市場で仕入れた新鮮な素材を使った「きまぐれランチ」や「銀座ランチ」など3種類のメニューが用意されています。

ちなみに、下の写真は、銀座ランチ(880円)とそれを食べているインターン生たちです。



その後、会派の議員やインターン生とともに『豊中市パーソナルサポートセンター』に行き、事業の内容や活動状況、これまでに対応した実際のケースなどについて職員の方々に説明を伺いました。



パーソナル・サポート事業は、内閣府と厚生労働省が全国19の地域で実施している事業で、豊中市はモデル事業地域の1つとして、国からの補助金約8000万円を活用して今年度から開始されています。この事業は単年度の補助金事業の予定でしたが、来年度も継続して実施されることが決まったようです。

経済的な問題、社会的な関係をめぐる問題、家族関係をめぐる問題、精神保健をめぐる問題などなど様々な要因が複雑に絡んで、問題を複雑化、深刻化させる悪循環を引き起こし、生活上の困難に直面する人が増加していること。当事者自身が自分が抱える問題を正確に認識できないケースも少なくなく、自分の力のみでは必要な支援にたどり着くことが困難な方が少なくないこと。さらに、高齢者や障がい者、女性、若者、子どもなどの対象別に、あるいは介護や福祉、医療、就労支援などの制度別に構築した支援体制では、複雑に絡み合った問題の全体的な構造を把握し、受け止めることが難しくなっていることなどから、パーソナルサポートと言う新しい社会サービスが必要性を増してきました。

豊中市は、これまでも就職困難者等を対象に自立・就労支援を行ってきましたが、その経験を生かして、さまざまな支援機関や団体と連携・協力した「豊中版パーソナル・サポート」を目指して、事業を開始しているのです。

地域就労支援をベースにしたモデル事業のほかに、社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワークの取組み、引きこもり等の若者支援、障がい者の支援などを組み合わせ、サポートを必要とする当事者に寄り添った、個別的・包括的(制度横断的)・継続的な支援を模索し、展開しておられます。

ハローワークのような単なる職業紹介でもなく、これまでの単なる就労支援だけでもなく、求職活動をする環境にまで至っていない方の生活の基盤を安定させたり、地域や社会とのつながりを構築させたりした上で、徐々に就労に結びつけ、自立した生活へとつなげていく時間も根気も、お金も必要となる事業ですし、なかなか光や注目、スポットを浴びることが少ない事業だと思います。

しかしながら、このような事業、サポート体制がなければ、単なる生活保護受給者が増えると言うことだけでなく、社会から孤立した人を見放し、さらに増加させていく恐れがあることから、この事業の維持、継続とともに、持続可能な運営方法を今のうちに考えていく必要があると思います。

  2012/2/2  東日本大震災の教訓をどう活かすか

今朝は庄内駅前でつながり通信2月号を配りました。昨日も、泣きごとを言っていましたが、正直言って、昨日とは比べものにならないほどの寒さ(冷たさ)でした。簡単に言うと、昨日は体が震えていましたが、今日は声が震えるほどでした。つまり体の芯から冷えたって感じでしょうか・・・。

こうなると、滑舌も悪くなりますし、配布する通信が上手く一枚一枚取れず、配布に手間取ってしまったり、さらには、自然と顔がこわばってしまい見てる方に余計に寒さを感じさせてしまったようです・・・汗

これだけ寒くなれば、通勤、通学の方々もポケットから手を出したくても出せなかったり、早く少しでも暖かい駅の中に入られたいのか歩く速度も速くなったりと、非常に通信配りをする環境、状況としては好ましくなく、当然のごとく、配布枚数はいつもと比べると少なかった気がします。でも、季節的には仕方のないことですし、多くの方々が色んな形で、この寒さに悩まされていると思うと、耐えて頑張るしかありません。


通信配りを終えると、議会に行き、防災対策調査特別委員会に出席しました。まずは、危機管理室の職員の方から、東日本大震災以降の豊中市の主な防災関連事業の実施報告、災害対応マニュアル作成の基本的な考え方の説明があり、さらに、「東日本大震災の現場から〜その経験と教訓を語り継ぐ〜」と題して先月行われた職員研修の報告がありました。

その職員研修では、被災地に派遣され数日から数か月もの間、給水活動、保健師として健康相談対応、戸籍事務、義援金受付事務など様々な部署で従事された職員さんの報告や、岩手県大槌町の平野公三総務部長の基調講演「すべてを飲みこんでいった大津波 その時自治体はどう動いたか」があったそうですが、それぞれ実体験からの感想や課題が話されたようで、非常に内容の濃いものだったように思います。

就業中ということで、参加職員は85名だったそうで、もっと多くの方が情報共有出来たらよかったと思います。さらに、残念だったことは、私自身は学ぶこと、感じることが多い内容だと思ったのですが、参加職員の約55%しか研修後のアンケートに回答しないなど、参加された職員の間でもかなり意識の差、感じ方に差があったのではないかと思われ、残念でなりません。

その後、豊中市地域防災計画に対する東日本大震災の教訓について、危機管理室がまとめた13項目の教訓を説明されました。啓発訓練の方法について、災害時における情報伝達手法について、災害時における適切な避難誘導と職員等の安全管理について、災害時の燃料の確保について、帰宅困難者対策についてなどなど、今回の東日本大震災でも大きな課題になり、豊中市でも同様の災害が発生した場合、起こりうる課題であると思いましたので、教訓をまとめるとともに、その課題解決に向けた対応策を講じることが急がれます。

最後に、委員同士で自由に意見交換を行い、防災対策調査特別委員会として、具体的な行動や成果をあげる取組みが必要との意見が多数出されました。せっかく、特別委員会を設置しているわけですので、手法や手段は様々あるとは思いますが、行政に対してでも、市民に対してでも、何らかの影響を与えられるようなアクションがとれたらと思っています。

インターン生たちは、別室でのモニター傍聴をしていました。臨場感に欠けますし、出来ることなら同室で傍聴して生の議論を見てもらえたらと思うのですが・・・。



さらに、映像がカラーではなく、白黒でしか放送されないという時代錯誤の状況は早急に改善が求められます。




午後からは、事務所に戻り、つながり通信のポスティング作業を小雪の舞う中、インターン生たちと行いました。朝の駅頭での通信配りの際も市民の方から言われましたが、「こんな寒い日に、よく頑張るね〜。」「風邪ひかないように」といった言葉を沢山かけられました。


さて、先月18日の日記でも指摘しましたが、1月17日に大災害時に緊急情報を流すため、豊中市内の市立小学校(41校)と大阪大学、服部緑地に設置している同報通信システムの防災用スピーカーから一斉放送が行われました。詳しくは、先月18日の日記をご覧頂ければと思いますが、防災の日に合わせて、市民に防災スピーカーについての理解を深めてもらうことや、防災意識の向上、さらには設備の動作確認を行うことで、いざという時に有効に機能するよう点検する目的で実施されたにもかかわらず、市内全域的に、防災用スピーカーの放送が聞こえていない実態が明らかになってきました。

今日開かれた防災対策調査特別委員会で提供された資料でも、市内のある二つの地区で、防災用スピーカーの聞き取り調査が行われ、自宅にいても、屋外にいても、その大半(約9割)の方が全く聞こえなかったか、聞き取りにくかったと回答しています。

防災用スピーカーは、音声到達範囲が限られているため、全ての家庭に届くわけではなく、そのために、サイレン(音声到達範囲が約1100m)が市内に21か所設置されるとともに、エリアメールの配信、ケーブルテレビ、自動応答電話、定時放送、FM千里等の各種広報媒体、さらには、広報車が市内を回りながら案内音声を流すことで対応することになっていますが、本当にそれらの設備で有事の際に、十分対応できるのか、さらには、しっかりと機能するのか調査、確認する必要があると思います。

今日の特別委員会でも要望、提案しましたが、自然災害への備えはいくらしていても万全ではないことが、東日本大震災から学んだわけで、その教訓を活かすためにも、事前訓練や防災機器の確認作業は、出来る限り、本番を想定した形で行うべきだと思います。

3月11日に再度、同報通信システムの防災用スピーカーからの一斉放送が予定されていますが、是非とも1月17日の試験放送の結果を踏まえ、正確な同報通信システムの有益性、効果性を図るためにも、市民に同報通信システムについての理解を深めてもらうことや、防災意識の向上を図るためにも、現在、配備している防災設備をフル活用した形での訓練の実施が必要ではないかと思います。


明日の朝はインターン生や元インターン生とともに、岡町駅前でつながり通信2月号を配るとともに街頭演説をする予定です。

  2012/2/1  吐息は白く、手、耳赤し

今朝は蛍池駅前でつながり通信2月号を配りました。あまりの寒さに震えながらの通信配りとなりました。2時間の活動中、吐く息は常に真っ白で、手の指先の感覚がなくなったかと思って手を見ると、真っ赤になっていました・・・泣

8時ごろからは雨まで降り出し、最悪のコンディションの中での通信配りでしたが、いつもと変わらず声をかけてくださる方、わざわざ手袋をはずして通信を受け取ってくださる方、イヤホンをはずして挨拶をして方の存在が、私のモチベーションを維持し、新たなやる気をみなぎらせて下さいます。

とは言え、明日は今日以上に寒く雪が降るかもなんて予報が流れています。でも、これまでも毎年、このような寒い冬を乗り越えてきたわけですので、体の震えが止まらなかったり、手の感覚が完全に無くなってしまい配る通信を持つことすら出来なくならない限りは、笑顔を絶やさず、通信配りを続けたいと思っています!!


今日から議員インターンシップの学生も事務所に来ており、早速、つながり通信のポスティング作業をしてもらいました。道に迷ったり、要領がつかめなかったりで、かなりの時間を費やしたようですが、それでも、「次回はもっと早く配り終えられるように頑張ります」と非常に前向きな姿勢を見せてくれていました。

午後からは、事務所で、市民の方と話をしたり、インターン生と事務作業をしたり、資料の作成をしたりしていました。


さて、大阪府によると、昨年12月の1か月間に1322件の府民からの意見が寄せられ、その半数以上の689件が東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)処理に対する意見だったそうです。しかも、そのほとんどが大阪府の受け入れに対して反対の意見だったとのことです。

もちろん、大阪府民約886万人全体からするととても少ない数の意見集約ですが、それでも、災害廃棄物の受け入れに対する危惧や疑念、不安から、抵抗感を抱いておられる大阪府民がかなりの割合に上ることが想定され、大阪府は独自基準を策定し、岩手県からの災害廃棄物を受け入れる方向で動いているようですが、災害廃棄物を安易に受け入れるのではなく、まずは、このような大阪府民の意見を十分に受け入れる(受け止める)べきと私は思います。

さらに、毎日新聞の独自アンケート調査結果によると、大阪府内の事務組合を含む25団体のうち24団体が回答し、「受け入れについてどちらともいえない」16団体、「受け入れに前向き」大阪市のみ。「受け入れを検討しない」は7団体で、吹田市、箕面市、守口市、枚方市、寝屋川市、岬町、そして、豊中市伊丹市クリーンランドとなっています。

これで一安心という訳にはいきませんが、豊中市伊丹市クリーンランドが明確に意思表示をされたということであれば、素晴らしいことだと思います。

とはいえ、豊中市伊丹市クリーンランドが災害廃棄物の受け入れをしなかったとしても、大阪市が受け入れたり、処理後に発生する焼却灰を「大阪湾広域臨海環境整備センター(通称:フェニックス)」などの最終処分地であるに運ばれてしまうと、何の意味もありません。大阪府や大阪市にはそのことを十分考慮した上で、慎重かつ責任ある対応をしてもらいたいものです。


明日の朝は庄内駅前でつながり通信2月号を配る予定です。

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