今日は午前中、議会控え室で、明日告示予定の12月定例会の議案や補正予算案等の説明を財務部長などから受けました。
その後、資料収集のために市内を回ったり、事務所に戻り、つながり通信12月号の作成をしたりしていました。
午後からは、友人に事務所で散髪してもらったり、来春のインターンシップ受け入れに向けてNPO法人のスタッフと話をしたり、市民の方と意見交換をしたり、文書の作成をしたりしていました。
夜は、私の通信を読んで興味を持ってくれた高校生が話を聞きに来てくれて、色々と意見交換をさせてもらいました。高校生が政治や私の活動に関心を持ってくれたことを、とても嬉しく思っています。
さて、豊中市は今年4月に中核市に移行しました。現在、中核市は41市あります。豊中市の行財政再建対策室が他の中核市との比較で、豊中市の財政状況を指標化されましたので、記載しておきます。
まず、基本的データとして、中核市の平均人口は41万人。豊中市は、39万1000人で中核市41市の22位。
また、中核市の平均面積は467Ku。豊中市は36.6Kuで、中核市41市の中で最小です。
@歳入の状況
1.市税は、中核市平均617億円に対し、豊中市は639億円で、17位。市民一人当たりでみると11位。
2.地方交付税は、中核市平均201億円に対し、豊中市は58億円で、39位。
市税と地方税を合わせた場合、中核市平均818億円に対し、豊中市は696億円で、122億円も下回っています。
豊中市の市税が比較的豊かなことや、面積が小さいことが影響し地方交付税が少なくなってしまっているようです。
A歳出の状況
1.扶助費(生活保護費などの社会保障費)
中核市平均380億円に対し、豊中市は372億円。
2.人件費
中核市平均254億円に対し、豊中市は267億円。
平均より13億円も多く、市民一人当りでみると、平均より1割も多く、全体の8位になっています。
3.投資的経費
中核市平均185億円に対し、豊中市は80億円で、最少となっています。
B市債と基金の状況
1.市債残高は、中核市平均1596億円に対し、豊中市は933億円。
2.財政調整基金残高は、中核市平均85億円に対し、豊中市は10億円。
豊中市は、借金は比較的少ないが、貯金は極端に少ないのが現状です。
C財政指標の状況
1.実質公債費比率(財政規模に占める借金返済額の割合)は、中核市平均9.3%に対し、豊中市は10.8%。
2.経常収支比率(財政構造の柔軟性を見る指標)は、中核市平均90.3%に対し、豊中市は96.0%で、ワースト2位。
(まとめ)
・歳入に関しては、豊中市は地方交付税が極めて少ない
・歳出に関しては、人件費がかなり多く、投資的経費が極めて少ない
・借金は少なくいが、貯金も極めて少ない
・経常収支比率は、中核市比較で最大レベルであり、柔軟な財政運営が困難な状況
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2012/11/20 選挙に要する経費と権利の行使について
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今日は朝から事務所に行き、市民の方と話をしたり、つながり通信12月号の作成をしたりしていました。来月は衆議院総選挙が行われるため、駅頭での通信配布ができるか定かではありませんが、何とかして、議会報告をしたいと考えています。 午後からも、つながり通信12月号を作成したり、資料の整理をしたり、市民の方と話をしたりしていました。 さて、今回の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官の国民審査費、大阪8区(豊中の選挙区)では、合計1億377万6千円の経費が必要となるそうです。 豊中市の人口が約39万人で、日本の総人口は約1億2000万人なので、単純計算すると、日本全体では約300億円ほどの経費が必要になります。 この額をどう評価するかは納税者一人一人次第ですが、どうこう言う前にまずは、有権者の一人として、投票に行き、権利を行使する(義務を果たす)ことはしたいと思います。
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今日は午前中、議会控え室で、会派の議員とともに来年度の予算編成に関する要望書(予算要望書)の最終確認や、職員の方々との意見交換、市民の方からの相談対応をしていました。 午後からは、会派の議員全員で市長・副市長・教育長・市立豊中病院の事業管理者・財務部長・政策企画部長などが列席の中、会派として来年度の予算編成に関する要望書(予算要望書)をお渡しするとともに、ポイントを絞って意見を述べさせて頂いたり、ご意見を伺ったりしました。
昨年に引き続き、予算要望書を作成し、提出しましたが、既存項目に加えて、新規項目や拡充項目を合わせ、200項目ぐらいのボリュームとなっています。 私たちの会派の要望書には、新たな予算をつけて事業を展開して欲しいという項目はほとんどなく、既存の事業や業務体系、組織体質の中で見直しを図って欲しい項目が列挙されているとともに、現在の財政状況、社会状況から考えた際の行政が担うべき範囲を精査して欲しい思いが込められています。 平成25年度予算編成に関する要望書(予算要望書)はこちらをご覧ください。 市民の方々、行政の職員の方々など一人でも多くの方々にご覧頂きたいですし、ご意見やご提案などなどお寄せ頂ければ幸いです。 尚、来年度の予算編成で、今回の要望項目がどれくらい盛り込まれているか、厳しくチェックしていきたいと考えていますし、今後の進捗状況も公表していきたいと考えています。 夜は、(仮称)豊中市子ども健やか育み条例の懇話会を傍聴しました。条例素案に対するパブリックコメントがまとめられ事務局から説明があり、委員の方々が様々な視点で議論をされていました。特に第三者機関の設置についての議論が白熱していました。
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2012/11/18 今日もイベント目白押し
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今日も市内各地で、催しが多数行われました。各校区の文化祭があったり、庄内小学校では庄内互輪ピックが開催されたりしました。 また、すこやかプラザでは豊中ボランティアフェスティバルが開催されました。 週末もあまり自分の時間がとれずに、終わりましたが、地域の様々な催しを見ることが出来て良かったです。
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2012/11/17 雨の中でも各種イベント開催
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今日は一日雨模様となりましたが、産業フェアや各校区の文化祭など様々な催しが市内で行われました。 びしょびしょになりながら回ってきましたが、自宅に帰ると少し、寒気がします・・・汗 来週以降も予定がビッシリ詰まっており、体調を崩さないように気をつけたいと思います。
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2012/11/16 大阪府市議会議員研修会
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今日は午前中、議会で会派の議員と意見交換をしたり、来年度の予算要望書の作成をしたりしていました。 午後からは、ホテル阪急エキスポパークに行き、大阪府市議会議員研修会に参加した。今年は読売新聞東京本社編集委員の青山彰久氏による講演「地方分権の展開と地方議会改革」でした。 地域主権改革の現状、地方政治改革の必要性、地方分権の進展と首長・地方議会の関係性、二元代表制についてなどなど幅広く話をされました。 その後、議会控え室で、再び会派の議員と意見交換をしたり、資料作成をしたりしていました。
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2012/11/15 都市計画審議会と永寿園まつり
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今日は午前中、都市計画審議会に出席しました。生産緑地地区の変更(解除)や北緑丘1丁目地区(陸上自衛隊豊中分頓地跡地)及び緑丘地区の地区計画の決定及び変更についての審議・議決をしました。その後、都市計画道路の見直し、都市景観形成基本計画の見直し、防災街区整備地区計画についての報告がありました。 議員になって今年度初めて都市計画審議会の委員となり、今日が初めての会議でしたが、審議案件の数に対して、審議時間が非常に限られており、しっかりとした審議が出来なかったように感じます。審議会の開催日数を増やしたり、開催時間を延長するなど、十分な審議時間の確保に努めてもらいたいと思いました。 午後からは、豊中市箕面市養護老人ホーム「永寿園」に行き、永寿園まつりを見学させていただきました。模擬店では、お寿司やおでん、いか焼き、ぜんざいなどがふるまわれるとともに、演芸会場ではカラオケ大会が開かれ、クラブ作品展には、入居者の方々が日頃のクラブ活動で作られた作品が展示されていました。
来年度からは、豊中市、箕面市別々で新たな施設、新たな事業者によって養護老人ホーム事業が展開されますが、入居者の方々の生きがい作り、健康増進のためにもこういった行事やクラブ活動は、是非とも継続して実施してもらえたらと思いました。 また、今年度で、永寿園は閉館となるため、永寿園まつりも最後となるわけで、長年、永寿園で働いてこられた方が、「これまでを振り返り寂しい」と涙ぐまれる姿が印象的でした。
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2012/11/14 豊中かがやき大賞が創設!!
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今朝は少路駅前で、つながり通信11月号を配りました。昨日の雨の影響があってか、非常に寒い朝となりました。そろそろ、コートを着ての街頭活動になるかもしれません。 午前中は、市民の方と意見交換をしたり、資料の整理をしたりしていました。 午後からは、議会控え室で豊中市箕面市老人ホーム組合議会の昨年度決算について担当職員の方々に説明を受けたり、会派の議員と意見交換をしたりしていました。 夕方からは事務所で、来春の議員インターンシップの受け入れに関しての打ち合わせをしていました。 さて、これまで、豊中市では、市長が行う市民表彰は、「憲法記念日市長表彰」、「市制施行記念市長表彰」のほか、スポーツや文化などにおいて顕著な成績をおさめた方などに対して、「市長賞状」を授与してきました。 この度、新たな顕彰を創設し、世界や日本で活躍し、広く市民に夢と明るい希望と感動を与え、市のイメージアップに貢献した方に対して、市長が顕彰することで栄誉をたたえることを目的として、『豊中かがやき大賞』を創設しました。 表彰の対象としては、市民または市にゆかりのある個人や団体で、日本や世界規模の大会や競技、催しなどで優秀な成績をおさめた方、顕著な活躍をした方、その他市長がこの顕彰に値すると認めた方に対して行われます。 そして、この栄えある『豊中かがやき大賞』第1号は、全国吹奏楽コンクールに3年連続で出場し、今年見事念願の金賞を受賞された豊中市立第11中学校吹奏楽部です。 このような顕彰制度の創設や表彰は、活動されている方や関係者にとっても励みになると思いますし、喜ばしいことだと思います。
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2012/11/13 何のために節約するのか!?
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今朝は柴原駅前で、つながり通信11月号を配りました。 高速道路沿いというせいもあってか、かなり寒さを感じる朝でした。これからどんどん寒さが厳しくなり、手足の感覚がなくなる季節もすぐそばまできているのかもしれません・・・汗 午前中は、毎年行われている豊中市私立幼稚園連合会の幼稚園見学及び懇談会に参加し、今年は、庄内幼稚園を伺いました。
庄内幼稚園と庄内たちばな保育園は、共に学校法人庄内神社学園が経営し、2010年から市内で2番目の認定子ども園となりました。0歳〜2歳児までは保育園のみですが、3歳児からは、保育園枠で入園した子どもと幼稚園枠で入園した子どもが同じ施設内で一体的な保育を受けています。 子どもたちにとっても、保護者にとっても保育園は厚生労働省の管轄、幼稚園は文部科学省の管轄という制度や仕組みは全く関係なく、一緒に生活が出来るスタイルはとても魅力的に感じました。 一方で、認定子ども園になるための手続き事務が煩雑であることや、認定子ども園になっても、保育園と幼稚園はそれぞれ別々に事務処理をしなければならないことなど、制度的に解消すべき課題や財政的支援の重要性を感じました。 施設見学と懇談会の後、豊中市私立幼稚園連合会からの要望を受けました。要望項目は以下の3つです。 @公私幼保間の保護者負担格差を是正し、私立幼稚園に子どもを通わせる保護者の負担の軽減をして欲しい。 A私立幼稚園の預かり保育を利用している保護者に対する市独自の補助制度を構築して欲しい。 B2歳児保育などを利用している保護者に対する未収園児保護者補助制度を構築して欲しい。 子育て支援を充実する観点からは、何らかの形で応えていけないものか今後、調査、研究をし、新たな提案が出来ればと考えています。 午後からは、アクア文化ホールに行き、人権教育をすすめる市民の集いに参加しました。人権教育推進委員の方々からの意見発表を聞いた後、中部大学の武田邦彦教授の講演「環境と人権」を伺いました。
福島原発の事故により、広島に投下された原子力爆弾186発分の放射性物質が放出されたことや、政府が示した20ミリシーベルトという値が、レントゲン写真を1年間に400回撮影されるのと同じ量といった話や、現在、使用済み核燃料が130万本存在し、全く処理方法が確立されないまま、先送りにされ、20年後には200万本になるだろうといった話は、マスコミなどがほとんど報じない話で、非常に勉強になりました。 これだけ、危険なものだからこそ、原発は、都市部ではなく地方に建設されており、「原発事業こそ正に差別構造そのものだ」と強調されていました。つまり、電力を使いたいがために、金持ちが貧困者に危険なものを押し付け、都会の人間が田舎の人間を差別している構図になっているのです。 また、「国が二酸化炭素の削減を目的に石油の使用を抑制し、エネルギーの使用量が減ると、国際競争力が低下し、将来的には、国が没落する」、言いかえると「エネルギーの使用量の抑制は、子どもたちのためには全く良くない」との話も非常に興味深かったです。「財政対策なら贅沢品に課税をするべきで、電気などエネルギーの使用に課税をして活動を抑制するようなことは絶対にすべきではない」との話も全く同感でした。 私も以前から思っていましたが、経費の節減のための節約や節電は意味がありますが、環境のため節約や節電は意味がないのです。今日の講演を聞いて、そもそも何のために節約が必要なのか、何故、二酸化炭素の排出量を削減しなければならないのかをあらためて考え、議会でも議論が必要な気がします。 夜は、岡町図書館に行き、図書館協議会を傍聴しました。傍聴をしていて、疑問に感じる意見が少なからずあり、私自身もっと調査、研究、勉強をするとともに、今後の議会等で議論したいと思います。 明日の朝は少路駅前で、つながり通信11月号を配る予定です。
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2012/11/12 街頭活動時間の延長は厳しい・・・汗
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今朝は千里中央駅前で、つながり通信11月号を配りました。開始直後に、「いつもあと5分早く配布してくれたら、毎月、受け取れるのに」と仰る方がいて、これからは、あと5分早く開始しようかと思います。 ちなみに、6時半から8時半まで行っている通信配りですが、厳密に言うと最近では、6時半少し前から、8時40分頃まで行うようになっています。これも、市民の方からの要望などからなのですが、さすがにこれ以上は大幅に時間の延長をすることは難しいのが現状ですので、ご理解、ご了承ください。 午前中は、議会控え室に行き、都市計画室の職員の方々から、今週行われる都市計画審議会の議事についてや議案内容、報告内容について説明を受けました。 その後は、夕方まで会派の議員と予算要望書の作成をしていました。 夜は、会派の議員とともに、豊中に公的子どもオンブズパーソンをつくる会のメンバーの方々と意見交換をしました。 明日の朝は柴原駅前で、つながり通信11月号を配る予定です。
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2012/11/11 プロジェクト99%勉強会
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今日は午前中、自宅の掃除や洗濯など、溜まっていた家事を一気にやりました。 午後からは、東豊会館でのプロジェクト99%勉強会に参加し、安部芳裕さんの講演を聴きました。 消費税増税について、TPPの問題について、原発の問題についてなどなど、幅広い分野の話が聞けてとても面白かったです。 明日の朝は千里中央駅前で、つながり通信11月号を配る予定です。
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2012/11/10 久しぶりの講演に緊張
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今日は午前中、アクア文化ホールに行き、第10回豊中市文化芸術祭を見学しました。新舞踊・古典舞踊、民踊、日本舞踊などが披露されていました。個人的には、あまり分からない分野のものですが、とてもたくさんの方が会場には見えられていました。 また、ロビーでは、生け花や美術品の展示も行われていました。 午後からは、蛍池公民館に行き、公民館まつりに出演していた知人の演奏を鑑賞しました。 その後、高校の大先輩の方々から地方分権や地域自治に関して講演をして欲しいとの依頼があり、僭越ながら話をさせて頂きました。 大変、緊張しましたが、私自身、貴重な経験が出来ましたし、参加者の方々から貴重なご意見やご提言も頂けてとても勉強になりました。 夜は、地元自治会の役員会に出席しました。
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2012/11/9 予算要望書の作成に没頭
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今朝は、元インターン生とともに岡町駅前で、つながり通信11月号を配りました。 自転車で駅まで行くと、手が悴むくらい朝方は気温が低くなってきましたが、元インターン生が授業前に手伝いに来てくれたこともあり、あっという間に感じられる2時間の活動となりました。 その後、議会控え室に行き、会派の議員とともに来年度の予算要望書の作成をしていました。昨日に引き続き、一つ一つの項目をチェックするとともに、文言修正や、項目の削除、追加を繰り返しました。 午後からは、途中、ホテル阪急エキスポパークで行われていたビジネスマッチングフェア 2012 With 大阪大学を見学しに行きました。ずっと、室内で頭を使う作業を続けていたこともあり、とても良いリフレッシュ、気分転換になりました。 再び、会派の控え室に戻り、夜まで、予算要望書の作成に没頭していました。
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2012/11/8 タニタ食堂を市有施設に誘致しては?
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今朝は蛍池駅前で、つながり通信11月号を配りました。 いつも蛍池駅前では水曜日に行うことが多いので、心配してくださった方や、昨日出会えずに今日出会えて喜んでくださった方がおられ、大変有り難かったです。 午前中は事務所で市民の方と意見交換をしたり、昨日までの視察の復習をしたりした後、議会控え室に行き、資料の整理や文書の作成などをしていました。 午後からは、会派の議員と来年度の予算要望書の作成作業をしていました。今年度の予算要望書をベースに削除したり、追加したり、文言修正したりしながら、一つ一つの項目を見直していきました。明日も同様の作業を行う予定です。 さて、昨日、視察の合間に、丸の内にある「タニタ食堂」に行きました。
ご存知の方も多いと思いますが、タニタ食堂では、栄養バランスの取れた定食の提供と共に、店内で健康チェックや健康相談を実施しています。 私は、市立病院や市役所の食堂にタニタ食堂を誘致することで、患者満足度の向上、市民の健康意識の向上、健康増進、設置場所周辺地域の活性化が出来ないかと思うのです。 実際、店内は満員で待っている方もたくさんおられました。
また、料理は、とてもヘルシーな割に、ボリュームがあり、美味しいものでした。
一方、健康チェック、健康相談では、機械で体脂肪率、筋肉量、骨量、基礎代謝量、内臓脂肪レベルなどを測定されるとともに、管理栄養士の方から、食生活に対するアドバイスを受けました。
簡易的なものではありましたが、健康意識は少なからず高まるように思いました。 タニタ食堂でなくとも、こういった形態の食堂が市役所や市立病院に導入することを市として真剣に検討してもらえないかと、あらためて思いました。 また、豊中市の場合、健康福祉施設であり、閑散としているとよく言われる「すこやかプラザ」や、現在、本格設計に入っている(仮称)文化芸術センターに設置すると言ったことも同時に検討しても良いのではないかと思いました。 明日の朝は、元インターン生とともに岡町駅前で、つながり通信11月号を配る予定です。
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2012/11/7 在宅介護の支援事業を学ぶ
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視察二日目の今日は世田谷区で「24時間介護サービス事業」についてを学びました。 世田谷区では、高齢者が住み慣れた地域で、安心して暮らし続けられる地域社会の実現を目指し、平成16年度からナイトケアパトロール事業(現在の夜間対応型訪問介護)、平成21年度から昼間の随時訪問サービス利用料の9割を区で独自に補助する事業、平成22年には、世田谷区24時間地域巡回型訪問サービス事業、平成24年度からは定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業など、積極的に在宅介護者の支援策を講じてきました。 これらの事業は、基本的には訪問介護サービス事業者が実施されるものですので、自治体が関わること、できる事は限られていますが、それぞれの事業のサービス内容の周知や普及を最大限図りながら、高齢者の在宅生活への願いを少しでも叶えていくことは重要なことだと思います。 サービス内容を細かく、手厚くすればするほど、当然、介護保険料に跳ね返ってくるわけですが、特別養護老人ホームなどをどんどん建設して、施設入居者を増やすことをすると、もっともっと介護給付費は膨れ上がり、介護保険料の高騰に拍車がかかることが懸念されることから、私はより一層、在宅介護支援に力を入れるべきと感じました。 ここからは、私見ですが、そもそも、子どもの保育と同様に、親の介護も、第一義的には家族(身内)が行うもので、行政や地域、民間事業者は、その補完的立場でなければならないと私は思います。 肉親の面倒を、他人に完全に任せることを助長したり、容認する制度や施策には甚だ疑問を感じています。 確かに、私自身、もしも親に介護が必要になったら在宅介護が可能か正直、不安です。ただ、何でもかんでも、行政が見なければならないものなのか、必要なサービスを行うための財源を税金や保険料で賄い、保険料の高騰に国民が耐えられるのか、介護保険事業が維持できるのか、疑問と不安があるのです。 社会状況、経済状況から仕方がないで片付けてしまって良いのか、本当に難しく、悩ましい問題だと思います。 さて、世田谷区議会の本会議場を見学しましたが、区長をはじめ理事者の席には、ワイヤレスマイクが置いてあり、自席での答弁や発言の際にはワイヤレスマイクを使用しているそうです。
豊中市議会では9月定例会から一般質問における一問一答方式が試行的に導入されましたが、理事者席にマイクが設置されていないため、演壇の後ろに待機席を設置し、実施していますが、ワイヤレスマイクなら経費的にもそれほど高くないはずですし、理事者にとってはわざわざ答弁する度に登壇したり、待機席で待機する必要が無くなり、現状と比べると円滑かつ見栄えの良い一般質問になるように感じました。 明日の朝は蛍池駅前で、つながり通信11月号を配る予定です。
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2012/11/6 ごみ減量を進めるための新たな手段
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今朝は桃山台駅前で、つながり通信11月号を配りました。朝、起きた時には雨が降っていましたが、止んでくれてよかったです。 通信配りを終えると、そのまま新大阪駅に行き、環境福祉常任委員会の視察に参加しました。 一日目の今日は、八王子市で「ごみ減量・分別収集に向けた行政と市民との協働」について学びました。
八王子市は、平成19年にごみ処理基本計画を策定し、様々な取り組みを推進されてきました。その結果、平成18年度と比較して約16,000tのごみの削減、最終処分量(埋め立て量)も約4,000tの削減を達成されています。 色んな話を伺いましたが、特に、私が関心を持ったことは、以下の三点です。 @排出者責任の追求 八王子市では、平成16年から可燃ごみと不燃ごみの有料化を実施しています。その方法は、市の指定ごみ袋の単価に、ごみ処理経費の一部を転嫁し、販売しています。 ちなみに、八王子市の指定ごみ袋は、40 袋一枚がなんと75円!! このことにより、ごみの減量化が大幅に進みました。市民からの反発も今ではなく、ごみの減量化を取り組む度合いによって、個々人の自己負担が異なるという公平性の確保や、市民の環境意識の向上など、様々な効果が出ているようです。 ごみ処理にも当然のことながら経費がかかっているわけで、家庭系ごみについても排出者責任や受益者負担の考えを取り入れることはありだと感じました。 A戸別収集の思わぬメリット 豊中市では、出来るだけ収集効率の向上や経費の削減に力点をおき、ステーション回収、集団回収を推進してきました。 一方、八王子市はあらゆるごみを戸別収集しています。そのメリットとしては、集団回収と異なり、世帯ごとにごみの分別状況が明確になり、また、カラス対策なども各世帯で行うなど、ごみの排出者としての責任意識、モラルが大幅に向上します。 また、高齢者世帯や障がい者世帯などへも極め細やかな対応が可能になります。 確かに、収集効率が下がるため、経費は上がりますが、それ以上のメリットや効果を得られる可能性があると感じました。 B脱単純労務職 八王子市では、公務員でなければならない仕事、公務員でしかできない業務以外は、委託など民間活力をできる限り活用するとの考えのもと、不燃ごみの収集は全面委託しており、今後、可燃ごみについても一部委託から全部委託へ変えていく計画になっています。 豊中市でも、この「脱単純労務職」の考え方をもっと強くもってもらいたいものです。 ごみの減量策や、市民意識やモラルの向上策、さらには経費節減策など大変、興味深い話がたくさん聞けました。
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2012/11/5 寒さが厳しくなってきました
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今朝は豊中駅前で、つながり通信11月号を配りました。 寒さがましたこともあり、通勤者の服装が冬モードになるとともに、ポケットから手が出にくくなってきました。 そんな中、わざわざ両手で通信を受け取ってくださる方や「朝早くからご苦労さま」といった労いの声をかけてくださる方、笑顔で「行ってきます」と元気よく挨拶をしていかれる方もおられ、とても有り難いものです。 通信配りを終えると市民の方からの相談を受けるためご自宅を伺ったり、事務所に戻り、先週の視察の資料整理をしたりしていました。 午後からは、事務所で週末に依頼されている講演の資料作りをしたり、市民の方と話をしたり、明日からの環境福祉常任委員会の視察の予習をしたりしていました。 明日の朝は桃山台駅前で、つながり通信11月号を配る予定です。
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2012/11/4 久しぶりの講演依頼
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今日は午前中、市民の方から連絡があり、ご相談に対応したり、資料の整理をしたりしていました。 午後からは他市に出かけたり、明日からの街頭活動の準備や今週末に依頼されている講演の準備をしたりしていました。 明日の朝は豊中駅前で、つながり通信11月号を配る予定です。
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2012/11/3 久しぶりのお休み
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今日はうえの歩こう会の定例会や、市役所では教育表彰式と青少年指導者表彰式が開催されましたが、プライベートの時間に費やさせて頂きました。 最近、平日も含めてほとんど休みをとることが出来ていないかったこともあり、思い切って、休みをとりました。
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2012/11/2 議会基本条例に対する個人的見解
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議会運営委員会の視察二日目は、大牟田市議会にて、「議会基本条例」についてと、「政務調査費」のインターネット上での使途公表について学びました。
大牟田市議会では、監視機能や政策形成能力を高めるなど議会機能の向上を図ることで、市民の多様な声をより多く市政に反映し、結果として豊かなまちづくりにつなげることを目的として、平成23年2月1日に「議会基本条例」が施行されました。 個人的には議会基本条例の必要性を感じつつ、単なる理念条例や議会のパフォーマンスであれば、全く意味がないと常々感じていたことから、非常に興味深く話を聞かせて頂きました。 その上で、議会基本条例の制定を機に、少なくとも以下の4点が規定され、実施されるようになるのであれば、豊中市議会でも是非とも制定に向けて取り組みたいと思いました。 まず、一つ目が、定期的な議会報告会の開催。 市民の声を反映させるため、また、市民ニーズを把握するため、更には議会や議員を知って頂く機会として、私は以前から議会報告会の開催を求めてきました。 二つ目が、市議会報の質の向上。 例えば、豊中市議報では記載されていない議会での採決における各議員の態度表明(賛成、反対、棄権)についてや、代表質問、一般質問における質問内容や答弁内容を質問者や会派名を顔写真付きで掲載すると言った議会を身近に感じてもらう、議会報を手にとって読んでもらう、読みやすく親しみやすい紙面と言う観点での議会報づくりについて、私はこれまでも一貫して、その必要性、改善を求めてきましたが、大牟田市議会報は、そういった意識、認識のもと、非常に読み易く、分かりやすいものとなっていました。 現在の広報とよなかの中に併載されている市議会報は、ほとんどの市民にとって分かりやすい、読みやすいものとは言えず、結果的に読みたいとは思えないものになっていると思います。 三つ目が、市長や理事者に対して反問権の付与。 議会での審議においては、議員が質問し、行政職員が答弁するのが基本となっていますが、議員の質問が曖昧だったり、論理矛盾を起こしていたり、稚拙だったり、知識不足(不勉強)だったりした場合、市長はじめ行政職員が逆に質問を投げかけたり、議員の意見に対して、反論することができるようにした方が、議論の活性化や更なる緊張感が期待できると私は考えています。 これまで以上に議員も調査や勉強が必要となり、議員の質、能力が自ずと求められるようになると思います。 最後に四つ目として、委員間討議の実施。 これまで、議会での審議においては、先ほども述べたように議員は行政職員に対して質問をし、行政職員が答えると言う形しかありませんでした。しかし、議会として、より深い議論、突き詰めた議論をするためには、議員同士が意見をぶつけ合う必要もあると思います。 このことによって、論点が明確になるとともに、各議員の考えが明確になると思います。 これら四つの項目は、大牟田市議会基本条例には全て盛り込まれており、豊中市議会でもこういった具体的なルールや制度が実現されるための「議会基本条例」制定に向けて、積極的に働きかけていきたいと思います。
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2012/11/1 立法機関たる議会としてのあるべき姿
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今朝は庄内駅前で、つながり通信11月号を配りました。 その後、大急ぎで、新大阪に行き議会運営員会の視察に参加しました。 議会運営委員会の視察一日目は、福岡市議会にて『議員提案条例』について学びました。
議員提案条例は、地方分権一括法が施行された平成12年度頃から徐々に増加してきました。とはいえ、議員提案条例とは、議員提案条例と言う条例があるのではなく、市長が議会へ提出した条例に対し、議員が政策を提案するために議会へ提出した条例、いわゆる政策条例のことです。 福岡市議会では、議員や会派の条例研究会の立ち上げや、議会事務局に調査法制課法制係を設置するなどこ議会事務局の法制能力の向上による立法機...能の強化に取り組まれ、平成10年以降、13件の議員提案による政策条例が成立しています。 また、立案には至らないことが多いものの、毎回、定例会が開会される度に、1、2件の立案相談が議員や会派から寄せられるなど、議会の意識の高さが伺えました。 政策条例のメリットとしては、以下の二点を感じました。 一つ目が、行政では、所管部局がまたがる際になかなか制定されにくい条例が、制定し易いこと。いわゆる縦割りの弊害を回避できる点。 二つ目が、緊急に対応しなければならない案件に対して、議会提案の方が成立し易い、いわゆる迅速性の点。 ただ、豊中市議会の場合、いくつかの課題や問題が容易に想像できました。 例えば、議会から市長の提出した条例に対して修正案を出したり、政策条例を提出しようと言う発想や風土があまり感じられない点。 加えて、議会事務局の職員に法制能力や人員体制が乏しく、福岡市議会事務局ほどの条例立案に至るまでの法制上のフォローや法令審査が出来ないのではないかと思う点。 いずれにしても、豊中市議会も真の立法機関たる議会となるよう、課題や問題の解決とともに、意欲的に条例提案を考えていかなければならないと痛感しました。
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