今朝は柴原駅前で、つながり通信2月号を配りました。先週末からの暖かさが続いており、とても活動がしやすかったです。
その後、今日は会派視察で北九州市に行きました。
視察のテーマは、「学校給食の調理業務委託及び献立に対する保護者の関わり」についてでした。
北九州市では2002年から2小学校でモデル的に民間委託をスタートしました。
その後、給食の完成度、衛生管理、教育活動との連携、経費の削減などについて評価し、直営方式と同等の質の確保ができると判断され、順次民間委託を進め、現在では委託比率が68.8%になっています。今後は数年を目処に全面民間委託化を目指すとのことです。
直営方式と同等の質を確保するために、委託は調理業務と食器洗浄、施設の清掃に限定し、献立の作成や食材の確保は教育委員会が行っています。
民間委託実施により、一校あたり平均で約1200万円の削減ができ、2002年に民間委託をスタートしてからの累計で約60億円程度の削減を実現しています。
その他、直営校正規、パート調理士の教育委員会及び学校における労務管理が不必要になったり、退職不補充による市職員の200人以上もの削減が実現されました。委託契約により、長期休暇中など給食を実施しない日の人件費も当然、抑制されています。
さらに、民間委託後のアンケート調査で約80%の児童が「とてもおいしい」、「おいしい」と回答し、約83%の教職員が「味付けは児童に適切」と回答しています。
一方で、北九州市では教育委員会が作成する献立をより充実したものとすることを目的に、保護者、学校関係者、医師(小児科医・歯科医)、校長、栄養士、調理士などから構成される「学校給食献立委員会」を設置し、2か月に1回開催し、実施予定献立案の検討や実施済献立の反省をしています。
様々な立場から意見を出し合うことで残食率の抑制につなげたり、保護者に参加してもらうことで、家庭での食事の状況把握や保護者への学校給食に関する周知につなげています。
ちなみに、昨年度の残食率は、主食(米飯で3.0%、パンで3.3%)、副食2.0%と極めて低い値となっています。
豊中市でも、行政改革を目的とした給食調理業務の民間委託及び献立作成への保護者の関与を目的とした学校給食献立委員会の設置を検討し、早急に実施すべきです。
北九州市役所での視察後、個人的に関心の強かった北九州市立子育てふれあい交流プラザ(元気のもり)を視察しました。
この施設は子育ち支援、親育ち支援、地域子育て支援の3つの事業が一箇所で体験できることをコンセプトにされています。
実際に就学前の子どもたちが遊べるスペース、親子で一緒に食べたり、飲んだり、おしゃべりできるスペース、親子で絵本を読むスペース、乳幼児の子育てに関する相談ができるスペース、ファミリーサポート事業の窓口、食育講座や親子料理教室が行われるスペース、子ども一時預かりスペース、育児書や子育て体験記などの書籍が充実した図書館、子育て家庭での安全用具や自然素材の遊具を集めたショップが一つのフロア内に併設されています。
国の補助金を活用し、総工費9億2000万円をかけ、約1億円/年の指定管理委託料を支出して、正職員12名、嘱託職員29名体制で運営されています。
市内外から多数の来場者があり、毎年40万人以上にものぼり、開設から約8年経過し今年3月で延べ350万人になる予定とのことでした。
また、家庭内での事故を未然に防ぐ方法を親子で学ぶセーフキッズルームも小児救急医の監修により設置されていました。
聞けば、北九州市は24時間小児医療をスタートした自治体だそうです。
財政的な課題や物理的なスペースの問題は別にして、本当に子育て世代や、小さなお孫さんがおられる方には非常に魅力的な施設だと強く感じました。なんとか豊中市にも開設できないかと思います。
「子育てするなら豊中市、子育て世帯が羨む豊中市」を少しずつでも具現化し、「子育て環境No.1都市とよなか」の実現を目指したいものです。
余談にはなりますが、北九州市は松本零士さんの出身地だそうです。
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2014/2/2 高校生ダンスフェスタ
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今日は朝から、事務作業をしたり、資料の整理をしたりしていました。 午後からは妻の知人が自宅に来られたので、娘の面倒を見たり、自宅の片づけをしたりしていました。 また、今日は千里体育館で高校生ダンスフェスタが行われました。毎年、大盛況のこの催しは、市内だけでなく市外や遠方からも参加や見学に来られています。 明日の朝は柴原駅前で、つながり通信2月号を配る予定です。
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2014/2/1 家事はやれる時にまとめて
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今日は午前中、自宅で掃除や洗濯をしたり、片づけをしたり、1週間分の買い物をしたりしていました。 午後からは妻の親戚が来て下さり話をしたり、娘を紹介したりしていました。 夕方からは、地元の自治会の役員会があり出席し、1か月間の活動の確認や今後の活動計画についての意見交換をしました。
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