議会開会前に、各議員が五十音順に仮議席に着席し、市長から当選のお祝いの挨拶を受け、臨時議長が定められ、仮議席の指定があり、議会が開会されました。
選挙後初めてとなる本会議でしたが、会期の決定を行っただけで、わずか5分弱で延会となりました。
会期の決定については、個人質問を行わないわずか10日(5月17日から5月26日)の会期の提案に対して、会派の議員と相談して会派として反対しました。結果として、日本共産党議員団と未来とよなか(神原所属)、会派に属さない無所属議員の一部を除く議員の賛成多数によって、5月定例会の会期は、正式に個人質問が行われない10日間の会期で決定されました。可決されたことは残念ですが、私個人としては、会派に所属していなかったこれまでの4年間も5月定例会でも個人質問を行うべきとの主張、態度表明を一貫して行ってきましたので、今回の会派としての判断(態度表明)に満足しています。
議論の過程が全く公開されない各会派代表者会を経て、いきなり本会議場で採決をするのですから、せめて、賛成や反対する理由を述べる(討論する)機会を与えて欲しいものです。
私としては、選挙が行われ、議員の顔ぶれが変わり、議会運営にも変化が生まれるのではと期待していましたが、議会はなかなかすぐには変わらないことを改めて痛感しました。
最後に議長の選挙が宣告され、延会となりました。
議会が開かれてもわずか5分で延会、定例会で個人質問を行わないと言う会期案が賛成多数で可決される現状を、市民が望んでおられるとは思えません。
もっと、市民の方々に関心、期待、信頼を持って頂けるような議会運営、議員活動に各議員がより一層、真剣に取り組む必要があるのではないかと私は感じています。