少子化が問題だとよく聞きますが、共働きで仕事に追われ、将来に不安があって、子どもを産もう・育てようと思えますか?
政治とくらしの距離がありすぎます。
実際に「職場が協力的でない」、「子どもを預ける保育所が簡単に見つからない」、
「病児保育がほとんどない」、「放課後保育には制限がある」など様々な要因で、
多くの方が子どもを産み育てる事に不安を抱いています。
子育てサポートの充実を進め、新しい命の誕生を歓迎します。
子育て中のお母さん方に話を伺うと、その多くの方々が、24時間子どもと二人でいる息苦しさや、子育てに関する悩みを解消、相談できる場を求めておられます。実際に、子どもの数は減ってきているのに、保育所に子どもを預けたいと考える親は増えています。
そういった方々の解消の場として、地域での子育てサロンがその一役を担っていると私自身、子育てボランティアとして参加していて実感しています。現在、豊中市内の各小学校区で子育てサロンが開かれていますが、そのサロンを担っているのはそれぞれの地域のボランティアの方々です。
その中で、子育てサロンを担うボランティアの方々から出ている悩みとして、新しくボランティアとして入ってきてくれる方がほとんどおらず、どんどんボランティアが高齢化している。ボランティア人員が少なくなってきているので、運営だけで精一杯となり、なかなかその地域で子育てをしている方々に情報をお知らせすることが出来ず、子育てサロンの存在すら地域の方々に伝わっていないことが多いです。
子育て中のお母さん方は、そういった子育てサロンのような息抜き空間を求めているのに、情報がなかなか手に入らない。その一方で、運営する側(地域ボランティア)も高齢化と人数の減少で、ニーズの高い子育てサロンの拡張が困難な状況です。やはり、支える側の地域ボランティアの存在なくして、お母さん方の子育てに関する情報ネットワーク、お母さん同士のヒューマンネットワークは築けないと考えています。
地域ボランティアによる地域子育てネットワークを拡げていきます。